現地時間8/17(水)に英ヨーク競馬場にて行われた、G1-インターナショナルS(t1m2f56y)の結果と動画をお届けする。Baaeedが初の10fへ挑戦となる大注目の一戦。

Juddmonte International Stakes(G1・芝1m2f56y・3歳以上) (British Champions Series)

・High Definitionが逃げ、番手にMishriff、Baaeedは後ろから2頭目を追走する展開。直線に入り、Mishriffがまず先頭に立つと、後方からBaaeedが持ったままで接近。仕掛けられると一気にBaaeedが突き抜け、後続を離して圧勝。2着にMishriff、3着にSir Busker、Native Trailは直線伸びず5着。

1着:Baaeed

牡4、父・Sea The Stars、母・Aghareed、母父・Kingmambo
調教師:William Haggas、騎手:Jim Crowley

今回の勝利で通算10戦10勝、G1・6勝目、重賞7勝目。前走のサセックスSを制しマイルG1を5勝。今回は満を持して初の10fへの挑戦となったが、2着のMishriffに6馬身半差をつける圧勝。注目は今後どこへ向かうか、の一点になるが、William Haggas師は「アーク(凱旋門賞)で走りたいと思ったことは一度もありませんでした。彼はチャンピオンSに行くでしょう」「彼は両方を行うことは出来ません。近すぎます。チャンピオンSでフィナーレを迎えたかった。それは常に計画でした」とコメント。10/15にアスコット競馬場で行われる、英チャンピオンSが引退レースとなりそうである

・Baaeedの血統表を以下に示す。Mr. Prospectorの3×4×5のクロスを持ち、Northern Dancerのクロスは5×5。「父・Sea The Stars、母父・Kingmambo」の配合はBaaeedと全兄のHukumの他にCloth Of Stars(ガネー賞)がいる。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001350466/pedigree/

・レース後、Frankelの名前が頻繁に出る状況。以下は2012年にFrankelが勝ったインターナショナルSの動画。Baaeedの今回のレースと改めて見比べてみるのも一興だろう。

 ※以下の部分は前走サセックスS勝利時の記事の再掲になります

母のAghareedは2009年米国産、5戦2勝、ロンシャンのL-リアンクール賞(芝2000m)の勝ち馬祖母のLahudoodはG1-BCフィリー&メアターフ、G1-フラワーボウル招待Sの勝ち馬で、Aghareedは初仔。全兄のHukumは今年のG1-コロネーションCの勝ち馬で重賞6勝の現役馬。

5代母がHeight of Fashion、6代母がHighclere(ディープインパクトの曽祖母)。Height of Fashionを故ハムダン殿下がエリザベス女王から購買したところから、この牝系が始まっており、Height of FashionはNashwan(英ダービー、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSなどG1・4勝)、Nayef(インターナショナルS、英チャンピオンSなどG1・4勝)の母となり、時代を経てBaaeedがこの牝系から出現している。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/107/york/2022-08-17/813941