現地時間8/19(金)に英ヨーク競馬場にて行われた、G1-ナンソープS(t5f)の結果と動画をお届けする。2歳牝馬・The Platinum QueenがHollie Doyleを鞍上に向かえ、軽量114ポンド(51.7kg)の斤量で他馬と10kg以上の斤量差で挑んだ注目の一戦。

Coolmore Wootton Bassett Nunthorpe Stakes(G1・芝5f・2歳以上)(British Champions Series)

・The Platinum Queenがハナに立ち、その直後にHighfield Princessが付ける展開。残り2fを切り、The Platinum Queenが左にヨレた辺りでHighfield Princessの追撃が加速。力強く抜け出し、最後は2馬身半差をつけて快勝。2着は逃げ残ったThe Platinum Queen。1番人気のRoyal Aclaimは6着。

1着:Highfield Princess

牝5、父・Night Of Thunder、母・Pure Illusion、母父・デインヒル
調教師:John Quinn、騎手:Jason Hart

・今回の勝利で通算29戦11勝、G1・2勝目、重賞3勝目。前走8/7のG1-モーリスドゲスト賞(t1300m)を制したばかりの馬で、中12日でここへ出走していた馬。距離短縮が懸念され、単勝6倍とやや人気を落としていたが、今季の充実ぶりは目を見張るものがある。今後はアベイドロンシャン賞かフォレ賞を使って、BCターフスプリントかダートのBCフィリー&メアスプリントに向かう模様。

・父のNight Of Thunderは2011年愛国産のDubawi産駒。現役時は11戦4勝。G1-英2000ギニー(11番人気での勝利でKingman、Australiaらを降す)、G1-ロッキンジSの勝ち馬。他にセントジェームズパレスS2着、クイーンエリザベス2世S2着、ムーランドロンシャン賞3着。現2歳まで4世代が稼働中で、これまでに本馬(1stクロップ)、Thundering Nights(1stクロップ・プリティポリーS)、Kukeracha(1stクロップ・クイーンズランドダービー)の3頭のG1馬を出している。

・母のPure Illusionは2003年愛国産、5戦2勝。半兄のCardsharpはG2-ジュライSの勝ち馬。従姉のChrysanthemumはG3-パークエキスプレスS、G3-C.L.ウェルドパークSの勝ち馬。いとこ(せん馬)のCary StreetはG2-ラスベガスマラソンS、G3-グリーンウッドカップSの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/107/york/2022-08-19/813943

Weatherbys Hamilton Lonsdale Cup Stakes(G2・芝2m56yds・3歳以上)(British Champions Series)

・StradivariusとTrueshanが激突すると思われていた、G2-ロンズデールカップは両馬とも当日に出走取消。Stradivariusは当日朝に「脚に熱があることがわかった」とのことで出走回避。Trueshanはレースのわずか30分前に陣営がコースを歩き、「速すぎる」と判断。同じく回避となっている。

・今後、Stradivariusは脚に問題がなければ9/9のドンカスターカップに向かう模様で、Trueshanはソフトな馬場であることが条件になるが、カドラン賞→ブリティッシュチャンピオンズロングディスタンスカップのローテーションとなる模様。

・レースはNathaniel産駒のQuickthorn(せん5)がハナを切り、そのまま2着に14馬身差をつけて逃げ圧勝。これで5/26のG3-ヘンリー2世S(t2m50yds)→7/14のG2-モーリスドニュイユ賞(t2800m)に続き重賞3連勝。Sadler’s Wellsの3×4のクロスを持つ馬。