現地時間8/20(土)に米サラトガ競馬場にて行われた、3歳牝馬G1-アラバマS(d10f)、米デルマー競馬場にて行われた、3歳牝馬芝G1-デルマーオークス(t9f)、豪ランドウィック競馬場にて行われた、G1-ウインクスS(t1400m)の結果と動画をお届けする。

Alabama Stakes(G1・ダ10f・3歳牝馬・サラトガ競馬場)

・1番人気のNestが番手追走から3角過ぎに上昇開始。4角手前で早くも先頭に立つと直線独走。最後は早々に鞍上の手が止まり、持ったままでゴール。2着はSecret Oath。

1着:Nest

牝3、父・Curlin、母・Marion Ravenwood、母父・A.P. Indy
調教師:Todd Pletcher、騎手:Irad Ortiz Jr

・今回の勝利で通算9戦6勝、G1・3勝目、重賞4勝目。4/8のG1-アッシュランド(d8.5f)で1着5/6のG1-ケンタッキーオークス(d9f)で2着6/11のG1-ベルモントS(d12f)で2着7/23のG1-CCAオークス(d9f)で1着とし、ここへ出走していた馬。前走のCCAオークスは2着のSecret Oathに12馬身1/4差をつけての勝利だったが、今回は同じく2着のSecret Oathとの着差は4馬身1/4差。

・父のCurlinは2004年米国産のSmart Strike産駒。現役時は16戦11勝、BCクラシック、ドバイワールドC、プリークネスS、ジョッキークラブゴールドカップ(2勝)、スティーヴンフォスターH、ウッドワードSの7つのG1を含む重賞9勝、エクリプス賞年度代表馬に2度輝いた名馬。主な産駒にVino Rosso(BCクラシック等)、Palace Malice(ベルモントS等)、Exaggerator(プリークネスS等)。今年の種付料は2020年以降、同額の17万5000米ドル。ブラッドホースによる最新の北米サイアーランキングは4位。

母のMarion Ravenwoodは2008年米国産、10戦4勝、ブラックタイプのCapades Stakesに勝利。繁殖牝馬として優秀で、Nestの全兄・Idolは昨年のG1-サンタアニタHの勝ち馬。祖母のAndujarはG2-ミレイディHの勝ち馬。Andujarの従兄にケンタッキーダービー、プリークネスSの米2冠を含む5つのG1を制したReal Quietがいる。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/445/saratoga/2022-08-20/819910

Del Mar Oaks(G1・芝9f・3歳牝馬・デルマー競馬場)

・道中3番手追走の1番人気、Spendarellaが直線早め先頭から後続を突き離し、2着のBellabelに4馬身半差をつけて完勝。

1着:Spendarella

牝3、父・Karakontie、母・Spanish Bunny、母父・Unusual Heat
調教師:H Graham Motion、騎手:Tyler Gaffalione

・今回の勝利で通算5戦4勝、G1初制覇、重賞3勝目。今年2/2にデビュー(t8.5f)し1着→3/5のG3-ヒアカムズザブライドS(t8f)1着→4/9のG2-アパラチアンS(t8f)1着とデビュー3連勝。その後はロイヤルアスコットへの遠征を敢行し、6/17のG1-コロネーションS(t7f213yds)に出走。ここで勝ったInspiralから4馬身3/4差の2着と健闘。今回はそれ以来のレースだった馬。2020年のキーランド9月1歳セールにて22万米ドルにて取引された馬。

・父のKarakontieは2011年日本産のBernstein産駒。曽祖母がMiesqueというニアルコスファミリーの名門牝系出身。祖母のMoon is Upが引退後、すぐにサンデーサイレンスと交配するために日本に送られ、産まれたのがKarakontieの母・Sun Is Up。Sun Is Upがバゴ(ニアルコスファミリー所有)と交配するために白老ファームに移動して日本で産んだのがKarakontieになる。現役時は12戦5勝、BCマイル、プールデッセデプーラン、ジャンリュックラガルデール賞の3つのG1を含む重賞4勝。現2歳まで4世代が稼働中でSpendarellaは初の産駒G1馬。他に4頭の重賞勝ち馬を輩出中。

・母のSpanish Bunnyは2006年米国産、20戦1勝。Spendarellaの半姉・スパニッシュクイーンはG1-アメリカンオークス、G2-ハニームーンSの勝ち馬で現在は追分ファームにて繋養中。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/444/del-mar/2022-08-21/820038

Winx Stakes(G1・芝1400m・3歳以上・ランドウィック競馬場)

・道中4番手のインを追走していたゴドルフィンのStreet Boss産駒・Anamoe(牡4)が直線きっちり抜け出して1着。緑の帽子のディープインパクト産駒・Profondo(牡4)は外から伸びて3着。前2走は道中抑えが利かず、脚が溜まらないチグハグなレースになっていたが、距離短縮で新味を見せた印象。

・勝ったAnamoeはこれで通算17戦8勝、G1・4勝目(ウインクスS、ローズヒルギニー、コーフィールドギニー、イングリスサイアーズ)、重賞8勝目。今後は昨年2着だったコックスプレートが大目標となりそうだが、ウィリアムヒルでは現在、本馬が単勝6倍で1番人気。2番人気に昨年の覇者・State of RestとG1・3勝のZaakiが単勝7倍で続いている。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/471/randwick/2022-08-20/819863