現地時間10/8(土)に米キーランド競馬場、米アケダクト競馬場、米サンタアニタ競馬場、加ウッドバイン競馬場にて行われた、7つのG1レースの結果と動画をまとめてお届けする。

Joe Hirsch Turf Classic Stakes(G1・芝12f・3歳以上・アケダクト競馬場)

・ジョーハーシュターフクラシックSは、3番手追走のWar Like Goddessが直線抜け出して1着。

1着:War Like Goddess

牝5、父・English Channel、母・Misty North、母父・North Light
調教師:William Mott、騎手:Jose Lezcano

・今回の勝利で通算12戦9勝、G1・2勝目、重賞7勝目。昨年9/4のG1-フラワーボウルS(t11f)の勝ち馬で、次走11/6のG1-BCフィリー&メアターフ(t11f)はラヴズオンリーユーの3着。今年は重賞2勝、2着1回とし、ここへ出走していた馬。

・父のEnglish Channelは2002年米国産のSmart Strike産駒。現役時は23戦13勝、BCターフ(芝12f)、ターフクラシック招待S(芝12f・2勝)、ユナイテッドネーションズS(芝11f・2勝)、ターフクラシックS(芝9f)の6つのG1を含む重賞7勝。昨年11月に死去。主な産駒にChannel Maker(2020年エクリプス賞最優秀芝牡馬)。

・母のMisty Northは2010年米国産、11戦1勝。4代母のLaughing Bridgeは米2歳G2-アディロンダックS、米2歳G2-スカイラヴィルSの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/1699/belmont-at-the-big-a/2022-10-08/823448

First Lady Stakes presented by UK HealthCare(G1・芝8f・3歳以上牝馬・キーランド競馬場)

・ファーストレディSは、ハナを切ったIn Italianの逃げ切り勝ち。同厩、同馬主の1番人気・Regal Gloryが2着。

1着:In Italian

牝4、父・Dubawi、母・Florentina、母父・Redoute’s Choice
調教師:Chad C Brown、騎手:Joel Rosario

・今回の勝利で通算8戦5勝、G1・2勝目、重賞3勝目。前走7/16のG1-ダイアナS(t9f)に続き、G1連勝。

・Dubawi産駒は今年7頭の産駒がG1勝ち。重賞勝ち馬25頭、ブラックタイプ勝ち馬39頭、G1入着馬16頭は欧州繋養の種牡馬の中でトップ。

 Coroebus(英2000ギニー、セントジェームズパレスS)
 Modern Games(プールデッセデプーラン、ウッドバインマイル)
 Eldar Eldarov(英セントレジャー)
 Lord North(ドバイターフ)
 Naval Crown(プラチナジュビリーS)
 In Italian(ダイアナS、ファーストレディS)
 Rebel’s Romance(ベルリン大賞、オイロパ賞)

母のFlorentinaは2008年豪州産、8戦2勝、G3-ゴールドコーストギニーの勝ち馬デインヒル2×3、Dancing Showの牝馬クロス3×3を持つ特徴的な血統構成の馬。おじ(せん馬)のGatheringはG1-レイルウェイSの勝ち馬。祖母の従兄にG1・4勝、豪チャンピオンサイアーのRedoute’s Choiceがおり、牝馬クロスがかかっているDancing ShowはRedoute’s Choice、Florentinaの曽祖母になる。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/301/keeneland/2022-10-08/823454

Coolmore Turf Mile Stakes(G1・芝8f・3歳以上・キーンランド競馬場)

・クールモアターフマイルSは、好位追走のAnnapolisが直線抜け出して1着。2着に一昨年の覇者、アグネスゴールド産駒のIvar。3着にバリードイルのOrder Of Australia。

1着:Annapolis

せん3、父・War Front、母・My Miss Sophie、母父・Unbridleds Song
調教師:Todd Pletcher、騎手:Irad Ortiz Jr

・今回の勝利で通算7戦5勝、G1初制覇、重賞3勝目。8/6のG1-サラトガダービー招待S(t9.5f)で2着→9/3のG3-サラナクS(t8.5f)で2着に5馬身半差をつけて1着とし、ここへ出走していた馬。Danzigの2×4のクロスを持つ

・父のWar Frontは2002年米国産のDanzig産駒。現役時は13戦4勝、米G2-AGヴァンダービルトBCH(ダ6f)が唯一の重賞勝ち。Annapolisは24頭目の産駒G1馬となる。デクラレーションオブウォー、ザファクター、Roly Poly、U S Navy Flag、Omaha Beach、War of Willなど多くの活躍馬を輩出。評価が最高潮に達し、種付料が自身最高の25万米ドルになった時の世代が現4~1歳世代。近年は15万米ドル(2021年)→10万米ドル(2022年)と種付料は下降中でキャリアの晩年を向かえている状況。自身、Danzigの晩年の傑作とされるが、同じように晩年の産駒から更なる大物を輩出出来るか。

母のMy Miss Sophieは2011年米国産、13戦3勝、G2-ガゼルSの勝ち馬で、ケンタッキーオークス2着。叔父のMaterialityはG1-フロリダダービーの勝ち馬。母の従兄・Afleet ExpressはG1-トラヴァーズS、G3-ペガサスSの勝ち馬。母の従妹・Embellish the LaceはG1-アラバマSの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/301/keeneland/2022-10-08/823450

Claiborne Breeders’ Futurity(G1・ダ8.5f・2歳・キーンランド競馬場)

・ブリーダーズフューチュリティは、中団追走のForteが3角手前から上昇開始。4角手前では先頭に並びかけ、直線で競り合いを制して1着。クビ差の2着に1番人気のLoggins。

1着:Forte

牡2、父・Violence、母・Queen Caroline、母父・Blame
調教師:Todd Pletcher、騎手:Irad Ortiz Jr

・今回の勝利で通算4戦3勝、G1・2勝目。前走9/5のG1-ホープフルS(d7f)に続きG1連勝。

・父のViolenceは2010年米国産のMedaglia d’Oro産駒。現役時は4戦3勝、2歳G1-キャッシュコールフューチュリティ(d8.5f)、2歳G2-ナシュアS(d8f)の勝ち馬で、G2-ファウンテンオブユースS2着。代表産駒はDr. Schivel(ビングクロスビーS、デルマーフューチュリティ)。

母のQueen Carolineは2013年米国産、20戦6勝、L-インディアナグランドSの勝ち馬で他にBlack Typeのレースを3勝。4代母のJeanoは米重賞2勝。このJeanoを牝祖とする活躍馬にコントレイル、Essential Qualityがいる。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/301/keeneland/2022-10-08/823455

Rodeo Drive Stakes(G1・芝10f・3歳以上牝馬・サンタアニタ競馬場)

・ロデオドライブSは、ハナに立ったGoing To Vegasの逃げ切り勝ち。1番人気のFluffy Socksは4着。

1着:Going To Vegas

牝5、父・Goldencents、母・Hard To Resist、母父・ヨハネスブルグ
調教師:Philip D’Amato、騎手:Umberto Rispoli

・今回の勝利で通算28戦8勝、G1・2勝目、重賞4勝目。昨年のこのレースの勝ち馬で連覇達成。昨年のBCフィリー&メアターフはラヴズオンリーユーの11着。今年は2着(G2)→2着(G3)→2着(G1)→3着(G2)とし、ここへ出走していた馬。

・父のGoldencentsは2010年米国産のInto Mischief産駒。現役時は18戦7勝、BCダートマイル連覇、サンタアニタダービーの3つのG1を含む重賞6勝。他にG1での2着が6回。本馬が唯一の産駒G1馬で他に5頭の重賞勝ち馬を輩出中。

・母のHard To Resistは2008年米国産、27戦5勝。母の姪・Most Beautifulは愛G3-グランジコンスタッドSの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/257/santa-anita/2022-10-08/823458

American Pharoah Stakes(G1・ダ8.5f・2歳・サンタアニタ競馬場)

・アメリカンファラオSは、ハナを奪った1番人気のCave Rockが4角手前で早くも勝負を決める態勢に持ち込み、直線もしっかりとまとめ切り圧勝。2着は同厩のNational Treasure。

1着:Cave Rock

牡2、父・Arrogate、母・Georgie’s Angel、母父・Bellamy Road
調教師:Bob Baffert、騎手:Juan J Hernandez

・今回の勝利で通算3戦3勝、G1・2勝目。8/13のデビュー戦(d6.5f)1着→9/11のG1-デルマーフューチュリティ(d7f)1着とし、ここへ出走していた馬。前走が2着に5馬身1/4差での勝利で、今回も同じ5馬身1/4差の勝利。来る大一番、BCジュヴェナイルに向けて順風満帆な印象。ただ、気が早い話になるが、来年のケンタッキーダービーにおいてはBob Baffert師の管理馬は出走不可となっており、出走の為には転厩する必要がある。

・父のArrogateは2013年米国産のUnbridled’s Song産駒。現役時は11戦7勝、BCクラシック(年度代表馬・California Chromeを降す)、ドバイワールドC(最後方追走からまくっての勝利)、ペガサスワールドC(レコード勝ち)、トラヴァーズS(レコード勝ち)のG1・4勝。2016年のエクリプス賞最優秀3歳牡馬。僅か3世代のみを残し、2020年6月に安楽死措置が取られている。1stクロップのSecret Oath(ケンタッキーオークス)、2ndクロップの本馬And Tell Me Nolies(デルマーデビュータントS)の3頭のG1馬を輩出中。

母のGeorgie’s Angelは2009年米国産、10戦2勝、2歳G3-スカイラヴィルS(d6f)の勝ち馬。Georgie’s Angelの半妹・Lawn RangerはG3-バーボンSの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/257/santa-anita/2022-10-09/823469

E P Taylor Stakes(G1・芝10f・3歳以上牝馬・ウッドバイン競馬場)

・E P テイラーSは、Territories産駒・Rougir(牝4)が直線外から良く伸び、ゴール前で抜け出して差し切り勝ち。ジョッキーは昨年のカナダのリーディングジョッキー・木村和士(23歳)。今回の勝利で通算19戦6勝、G1・2勝目、重賞4勝目。昨年のG1-オペラ賞の勝ち馬で、BCフィリー&メアターフはラヴズオンリーユーの7着。今年は1着(G3)→5着(G1)→4着(G1)→5着(G1)とし、ここへ出走していた馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/265/woodbine/2022-10-08/823445