現地時間10/22(土)に豪ムーニーヴァレー競馬場にて行われた、G1-コックスプレート(t2040m)、G1-マニカトS(t1200m)、豪ランドウィック競馬場にて行われた、G1-スプリングチャンピオンS(t2000m)の結果と動画をお届けする。
Ladbrokes Cox Plate(G1・芝2040m・3歳以上・ムーニーヴァレー競馬場)
・コックスプレートは、4番手追走のStreet Boss産駒・Anamoe(牡4)が直線で抜け出して1着。後方追走から直線よく追い込んだI’m Thunderstruckが半馬身差の2着。3着は昨年のG1-クリテリウムドサンクルーの勝ち馬で今年仏ダービー2着、パリ大賞3着と活躍し、ここが豪移籍初戦だったEl Bodegon。
・今回の勝利で通算20戦11勝、G1・7勝目、重賞10勝目。昨年の2着馬で今季は8/20のG1-ウインクスS(t1400m)→9/17のG1-ジョージメインS(t1600m)→10/8のG1-マイトアンドパワー(t200m)とG1・3連勝を果たし、ここへ1番人気で出走していた馬。目下の充実ぶりは目を見張るものがあり、G1・4連勝達成。
・父のStreet Bossは2004年米国産のStreet Cry産駒。現役時は13戦7勝、G1-ビングクロスビーH(AW6f・レコード勝ち)、G1-トリプルベンド招待H(AW7f)、G3-ロサンゼルスH(AW6f・レコード勝ち)の勝ち馬。本馬以外の主な産駒にCathryn Sophia(ケンタッキーオークス)、Danza(アーカンソーダービー)、Rapper Dragon(香港4歳3冠)。
・母のAnamatoはG1-シュウェップスオークスを含む重賞4勝の活躍馬。従姉の直仔・Grand Armee(父・ヘネシー)はクイーンエリザベスS2勝、ランヴェットS、チッピングノートンS、マッキノンS、ジョージメインS、ドンカスターHの7つのG1を含む重賞9勝。
※レーシングポストのFULL result
https://www.racingpost.com/results/299/moonee-valley/2022-10-22/824582
Ladbrokes Manikato Stakes(G1・芝1200m・3歳以上・ムーニーヴァレー競馬場)
・マニカトSは、Pride of Dubai産駒・Bella Nipotina(牝5)が2着に4馬身3/4差をつけて快勝。今回の勝利で通算32戦6勝、G1初制覇、重賞4勝目。昨年の2着馬で今季は8/20のL-カーライオンS(t1000m)で1着→9/23のG1-モイアS(t1000m)で2着とし、ここへ出走していた馬。
・父のPride Of Dubaiは2012年豪州産のStreet Cry産駒。現役時は5戦2勝、G1-サイアーズプロデュースS(t1400m)、G1-ブルーダイヤモンドS(t1200m・未勝利の身で出走)の勝ち馬。本馬以外の主な産駒にDubai Honour(現役馬・重賞2勝、昨年の英チャンピオンS2着)。Bella Nipotinaは初の産駒G1馬になる。
※レーシングポストのFULL result
https://www.racingpost.com/results/299/moonee-valley/2022-10-22/824574
Moet & Chandon Spring Champion Stakes(G1・芝2000m・3歳・ランドウィック競馬場)
・スプリングチャンピオンSは、Redwood産駒・Sharp ‘N’ Smart(せん3)が道中5番手追走から直線抜け出して1着。今回の勝利で通算7戦4勝、G1初制覇、重賞2勝目。前走10/12のG3-グローミングS(t1600m)で重賞初制覇を果たし、ここへ出走していた馬。NZ産。グローミングSでハナ差の2着だったモーリス産駒・Matcha Latte(牡3)は単勝10倍での出走だったが4着。
・父のRedwoodは2006年英国産のHigh Chaparral産駒。現役時は17戦4勝、加G1-ノーザンダンサーS、英G3-グロリアスSの勝ち馬。他にドバイシーマクラシック2着、香港ヴァーズ2着、カナディアンインターナショナルS3着。祖母のJolypha(仏オークス、ヴェルメイユ賞)はダンシングブレーヴ(凱旋門賞、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、エクリプスS、英2000ギニー)の全妹。Sharp ‘N’ Smartは2頭目の産駒G1馬になる。
※レーシングポストのFULL result
https://www.racingpost.com/results/471/randwick/2022-10-22/824589
