Golden Sixty、Romantic Warriorの激突となった現地時間2/26(日)に香港シャティン競馬場にて行われた、G1-香港ゴールドC(t2000m)の結果と動画をお届けする。合わせて同日行われた香港4歳3冠の2冠目・香港クラシックC(t1800m)についても触れる。
Citi Hong Kong Gold Cup(G1・芝2000m・3歳以上)
・Romantic Warriorが番手、Golden Sixtyが5番手を追走。4角にかけてRomantic Warriorが前を捕まえに行くのと連動してGolden Sixtyも上昇。直線は両馬の激戦となったが、最後の最後にGolden Sixtyが捕まえて差し切り勝ち。アタマ差の2着にRomantic Warrior。
1着:Golden Sixty
せん7、父・Medaglia d’Oro、母・Gaudeamus、母父・Distorted Humor
調教師:K W Lui、騎手:C Y Ho
・今回の勝利で通算28戦24勝、G1・8勝目、重賞15勝目。前走1/29のG1-スチュワーズカップ(t1600m)に続き、これでG1連勝。香港ゴールドカップは一昨年1着、昨年3着だったがこれで2勝目になる。今回も前走に続いて1番人気を5歳のRomantic Warriorに譲っていたが、貫禄の勝利。まだまだこの馬の天下が続くのか、4月の香港チャンピオンズデーは例年通り注目となりそうである。
※レーシングポストのFULL result
https://www.racingpost.com/results/416/sha-tin/2023-02-26/834160
Hong Kong Classic Cup(芝1800m・4歳)
・中団待機の1番人気、8番・Super Sunny Singが直線で大外に進路を取られると、一気に差し脚を伸ばし、豪快に差し切り勝ち。2着にAmerican Pharoah産駒・Sword Point。
1着:Super Sunny Sing
せん4、父・Nicconi、母・Red Centre、母父・Rubiton
調教師:W Y So、騎手:C Y Ho
・今回の勝利で通算9戦5勝、1冠目の香港クラシックマイルには不出走だった馬で、昨年12月以来、3連勝中でここへ出走していた馬。オーストラリア産。
・父のNicconiは2005年豪州産のBianconi(その父・Danzig)産駒。現役時は17戦6勝、G1-ライトニングS(t1000m)、G1-ザ・ギャラクシー(t1100m)、G3-マクイーウェンS(t1000m)の重賞3勝。主な産駒にNature Strip(オーストラリア年度代表馬(2019/20)、オーストラリアスプリンターオブザイヤー(2019/20、2020/21)に輝いた近年のオーストラリアを代表するスプリンター)。
※レーシングポストのFULL result
https://www.racingpost.com/results/416/sha-tin/2023-02-26/834162