2023 ベルモントS等・レース結果

現地時間6/9(土)、6/10(土)に米、豪で行われたG1-ベルモントS、G1-メトロポリタンHなど、11鞍のG1レースの結果と動画をまとめてお届けする。

Belmont Stakes presented by NYRA Bets(G1・ダ12f・3歳・6/10米ベルモントパーク競馬場)

・ベルモントSは、プリークネスSの勝ち馬・National Treasureがハナを切り、1番人気のForteは中団外を追走する展開となるも、好位のインを追走した3番・Arcangeloが4角手前でインから先頭に並びかけ、直線早め先頭からの押し切り勝ち。Forteはラスト外からよく追い込むも2着まで。

1着:Arcangelo

Ridgling3、父・Arrogate、母・Modeling、母父・Tapit
調教師:Jena M Antonucci、騎手:Javier Castellano

・今回の勝利で通算5戦3勝、G1初制覇、重賞2勝目。昨年12/17にデビューし、2着→4着。3/18のデビュー3戦目で勝ち上がり、前走5/13のG3-ピーターパンS(d9f)を制し、ここへ出走していた馬。ピーターパンSを勝ち、ベルモントSを勝ったのはカリフォルニアクロームの3冠を阻止した2014年のTonalist以来のことになる。2021年9月のキーンランド1歳馬セールにて3万5000米ドルにて取引された馬。

・尚、本馬のアメリカでの性別の表記は「Ridgling」で、片方または両方の睾丸が降下していない牡馬(片方のことが多い)の意。大種牡馬・A.P. Indyは初出走後に降下していない停留精巣を除去する手術を受けたことで有名。

・Jena M Antonucci師はベルモントSを制した初の女性トレーナーとなる快挙達成(ちなみに155年に渡るベルモントSの歴史上、管理馬を出走させた11人目の女性調教師)。

・父のArrogateは2013年米国産のUnbridled’s Song産駒。現役時は11戦7勝、BCクラシック(年度代表馬・カリフォルニアクロームを降す)、ドバイワールドC(最後方追走からまくっての勝利)、ペガサスワールドC(レコード勝ち)、トラヴァーズS(レコード勝ち)のG1・4勝。2016年のエクリプス賞最優秀3歳牡馬。僅か3世代のみを残し、2020年6月に安楽死措置が取られている。Arcangeloは5頭目の産駒G1馬で2ndクロップ(現3歳世代)からはAnd Tell Me Nolies(デルマーデビュータントS)、Cave Rock(デルマーフューチュリティS、アメリカンファラオS)に続く3頭目のG1馬が出ることになっている。

・母のModelingは2012年米国産のTapit産駒で未出走。祖母のTeemingの下にJazil、Rags to Richesの2頭のベルモントS勝ち馬とカジノドライヴ(ピーターパンS)がいる。

※EQUIBASEのchart

Resorts World Casino Manhattan Stakes(G1・芝10f・4歳以上・6/10米ベルモントパーク競馬場)

・マンハッタンSは、Not This Time産駒・Up To the Mark(牡4)が直線良好な伸び脚を披露し差し切り勝ち。今回の勝利で通算10戦5勝、G1・2勝目。前走5/6のG1-ターフクラシックSに続き、G1連勝。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/258/belmont-park/2023-06-10/843406

Hill ‘N’ Dale Metropolitan Handicap(G1・ダ8f・3歳以上・6/10米ベルモントパーク競馬場)

・「Met Mile」メトロポリタンHは、1番人気のCurlin産駒・Cody’s Wish(牡5)が4角手前にかけて外から一気にまくり上げ、直線早々に先頭に立つと2着に3馬身1/4差をつけて快勝。今回の勝利で通算13戦9勝、G1・4勝目、重賞5勝目。昨年5/7以降、負け知らずで、この間、フォアゴーS→BCダートマイル→チャーチルダウンズSに続き、G1・4連勝。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/258/belmont-park/2023-06-10/843405

Jaipur Stakes(G1・芝6f・3歳以上・6/10米ベルモントパーク競馬場)

・ジャイプールSは、1番人気のMizzen Mast産駒・Caravel(牝6)が番手追走から直線抜け出して1着。今回の勝利で通算23戦15勝、G1・2勝目、重賞6勝目。昨秋のG1-BCターフスプリントの勝ち馬で、今年4/8に復帰後、これで3連勝。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/258/belmont-park/2023-06-10/843412

Woody Stephens Stakes presented by Mohegan Sun(G1・ダ7f・3歳・6/10米ベルモントパーク競馬場)

・ウッディスティーヴンスSは、Justify産駒・Arabian Lion(牡3)が好位イン追走から直線抜け出して1着。今回の勝利で通算7戦3勝、G1初制覇。本馬が初のJustifyの産駒G1馬。Justifyは他に6頭の重賞勝ち馬、2頭のリステッド勝ち馬を輩出中。種付料は初年度(2019年)の15万米ドルから、今年は10万米ドルに下がっている状況。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/258/belmont-park/2023-06-10/843411

Ogden Phipps Stakes(G1・ダ8.5f・4歳以上牝馬・6/10米ベルモントパーク競馬場)

・オグデンフィップスSは、Curlin産駒・Clairiere(牝5)が最後方追走から4角では4番手まで押し上げ、差し切り勝ち。今回の勝利で通算19戦8勝、G1・4勝目、重賞6勝目。昨年、一昨年のG1-BCディスタフで、マルシュロレーヌの4着→Malathaatの3着と好走してきたこの路線の上位安定勢力。前走4/15のG1-アップルブロッサムHに続きG1連勝。母のCavortingはG1・3勝の活躍馬。Mr. Prospectorの3×4のクロスを持つ。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/258/belmont-park/2023-06-10/843410

The Star Stradbroke Handicap(G1・芝1400m・3歳以上・6/10豪イーグルファーム競馬場)

・ストラドブロークHは、1番人気のSo You Think産駒・Think About It(せん4)が直線外から差し切り勝ち。今回の勝利で通算10戦9勝、G1・2勝目、重賞3勝目。前走5/27のG1-キングスフォードスミスCに続き、G1連勝。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/468/eagle-farm/2023-06-10/843399

Ladbrokes J.J. Atkins(G1・芝1600m・2歳・6/10豪イーグルファーム競馬場)

・J.J.アトキンスは、Kingman産駒・King Colorado(牡2)が9番手追走から差し切り勝ち。今回の勝利で通算3戦2勝、G1初制覇。4/26のデビュー戦は4着。約1か月後の前走5/23の2戦目を勝ち、ここへ出走していた馬。Kingman産駒のG1馬は本馬が7頭目。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/468/eagle-farm/2023-06-10/843398

Acorn Stakes presented by Great Jones Distilling Co(G1・ダ8.5f・3歳牝馬・6/9米ベルモントパーク競馬場)

・エイコーンSは、ゴドルフィンのInto Mischief産駒・Pretty Mischievous(牝3)が差し切り勝ち。今回の勝利で通算8戦6勝、G1・2勝目、重賞3勝目。前走5/5のG1-ケンタッキーオークスに続き、G1連勝。母のPretty City Dancerは米2歳牝馬G1-スピナウェイSの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/258/belmont-park/2023-06-09/842902

Just A Game Stakes(G1・芝8f・4歳以上牝馬・6/9米ベルモントパーク競馬場)

・ジャストアゲームSは、Dubawi産駒・In Italian(牝5)が逃げ切り勝ち。今回の勝利で通算11戦7勝、G1・4勝目、重賞5勝目。昨秋のG1-BCフィリー&メアターフでは欧州調教馬・Tuesdayの2着。デインヒルの3×4のクロスを持つ英国産馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/258/belmont-park/2023-06-09/842900

New York Stakes(G1・芝10f・4歳以上牝馬・6/9米ベルモントパーク競馬場)

・ニューヨークSは、American Pharoah産駒・Marketsegmentation(牝4)が逃げ切り勝ち。今回の勝利で通算7戦5勝、G1初制覇、重賞2勝目。前走5/7のG3-ボーゲイSに続き重賞連勝。Storm Catの4×3のクロスを持ち、ファスリエフ(モルニー賞)、Misty for Me(愛1000ギニー等)、Roly Poly(サンチャリオットS等)、U S Navy Flag(ジュライC等)らと同じ牝系の出身。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/258/belmont-park/2023-06-09/842901