クリンチャー【2018/2/11(日) 京都記念・GⅡ勝ち馬】

4歳以上オープン 別定 京都芝2200m
1着賞金6200万円

 1着:クリンチャー(牡4・父ディープスカイ・平山牧場生産)
 2着:アルアイン(牡4・父ディープインパクト・ノーザンファーム生産)
 3着:レイデオロ(牡4・父キングカメハメハ・ノーザンファーム生産)
 勝ちタイム:2.16.3(重)
 着差:1、クビ
 LAP:12.5-11.5-13.3-13.0-12.7-12.6-12.2-12.2-12.2-11.8-12.3

クリンチャーのプロフィール:重賞初勝利

4歳牡(2014年生)
父:ディープスカイ
母:ザフェイツ
母父:ブライアンズタイム
半兄にシルクロードS・GⅢ3着のワキノブレイブ
生産牧場:平山牧場
厩舎:(栗)宮本博
騎手:藤岡佑介

(主な戦績)
1着:すみれS・OP 阪神芝2200m
2着:菊花賞・GⅠ

 父:ディープスカイ

クリンチャーはダービー馬ディープスカイの供用4世代目の産駒で、父にとって5頭目の重賞勝馬となるが、芝レースの重賞勝ちはこれが初となる。ディープスカイは供用初年度のスタートが不振であったことにより、ピーク時に188頭だった種付け数が、一時僅か8頭にまで減少するという危機的な状況に陥ったが、その後ダート戦線での活躍馬が出て一息ついたところだった(昨年の種付は36頭に回復)。ダーレーで種牡馬入りした当時は350万円での供用だったが、現在は浦河イーストスタッドで繋養、受胎条件30万円、出生条件50万円と手ごろな設定となっており、シーズンを前に見直しの機運となるか。前述の通り、ダートに偏るものの重賞勝馬の輩出率では悪くない成績を挙げている点が指摘できる(注:下記リンクはクリンチャーを反映する前の数字)。

http://umahei.com/page-3527

以下、ディープスカイ産駒の重賞勝馬を列記する。

  • キョウエイギア:ジャパンダートダービー・JPNⅠ
  • サウンドスカイ:全日本2歳優駿・JPNⅠ、兵庫ジュニアGP・JPNⅡ
  • タマノブリュネット:Lプレリュード・JPNⅡ
  • モルトベーネ:アンタレスS・GⅢ
  • クリンチャー:京都記念・GⅡ

生産:平山牧場

平山牧場の主な活躍馬はクリンチャーとその半兄ワキノブレイブ、1994年のセントライト記念2着馬ラグビーカイザーなど。