トリオンフ【2018/2/18(日) 小倉大賞典・GⅢ勝ち馬】

4歳以上オープン ハンデ 小倉芝1800m
1着賞金4100万円

 1着:トリオンフ(セ4・父タートルボウル・レイクヴィラファーム生産)
 2着:クインズミラーグロ(牝6・父マンハッタンカフェ・富田牧場生産)
 3着:スズカデヴィアス(牡7・父キングカメハメハ・辻牧場生産)
 勝ちタイム:1.46.1(良)
 着差:2 1/2、1 1/4
 LAP:12.3-11.1-11.8-11.9-12.4-12.1-11.6-11.1-11.8

トリオンフのプロフィール:重賞初勝利

4歳セ(2014年生)
父:タートルボウル
母:メジロトンキニーズ
母父:ダンスインザダーク
生産牧場:レイクヴィラファーム
厩舎:(栗)須貝尚介
騎手:川田将雅
北海道サマーセール 864万円

 父:タートルボウル

タートルボウルは2002年生まれのアイルランド産馬。曾祖父はNorthen Dancer、祖父Night Shiftも大種牡馬だが、父Dyhim DiamondはGⅢ勝ちがある程度の二流馬。タートルボウル自身が、仏Jean Prat賞(GⅠ)の勝ち馬であり、また、欧州での供用初年度に仏2000ギニーを勝ったLucayan、Criterium International(GⅠ)を勝ち英2000ギニーで2着となったFrench Fifteenが出たことで注目されての日本供用となった。

トリオンフの現4歳世代が日本での初年度産駒で、これまでJRAでは60頭が出走し、18頭が勝ち上がっている。内訳は芝での勝ち上がりが6頭、ダート12頭で、芝では、トリオンフを除き1勝止まりとなっている。ダートでは大井の東京プリンセス賞(優勝賞金2000万円)をアンジュジョリーが制しており成果は出ているが、日本の芝コース適正という観点では、トリオンフを例外として苦戦していると捉えるべきだろう。なお、現3歳世代ではここまで6頭の勝ち上がり、2頭が芝(サクステッドが京成杯5着入着)、4頭がダートの勝ち上がりとなっている。

既報の通り、タートルボウルは2017年の種付シーズン中に急死(33頭に種付け)しており、今年生まれる当歳世代がラストクロップとなる。

生産:レイクヴィラファーム

レイクヴィラファームの近年の活躍馬には、2017年のファルコンS・GⅢを勝ったコウソクストレート、2014年の青葉賞・GⅡ優勝のショウナンラグーンがいる。