3歳以上 ハンデ 佐賀ダ1400m
1着賞金2100万円
1着:エイシンバランサー/兵庫(牡6・父Ghostzapper・カナダ産)
2着:ブルミラコロ/JRA(牡5・父キンシャサノキセキ・チャンピオンズファーム産)
3着:ヨシオ/JRA(牡5・父ヨハネスブルグ・JRA日高育成牧場生産)
勝ちタイム:1.25.7(良)
着差:1/2,1 1/2
上り:4F 49.0 3F 37.0
エイシンバランサーのプロフィール:重賞初勝利
6歳牡(2012年生)
父:Ghostzapper
母:Mayomast
母父:Mizzen Mast
母母:Seeking the Blue
生産:カナダ
厩舎:(兵庫)新子雅司
騎手:下原理
2013 Keeneland Sep Yearling 48,000US$
父:Ghostzapper
Ghostzapperは2000年米国生まれ。圧倒的なスピードを誇った一流馬で、通算成績は11戦9勝(GⅠ4勝)。ブリーダーズカップクラシックでは、ロージズインメイ(本邦種牡馬)に3馬身差をつけ、1.59.02のレコードで勝利。後に殿堂入りを果たしている。
父はAwesome Again(→Deputy Minister→Vice Regent→Northern Dancerと辿る父系)。日本に持込・輸入された産駒は、数少ないながらダートで抜群の実績で、エイシンバランサー以外にも、ワイルドフラッパー(エンプレス杯など交流重賞3勝)、ポイントブランクなどが活躍、全部で10頭出走して8頭が勝ち上がり(内、5頭は3勝以上)となっている。一方で、本国米国では不振とまではいかなくとも、期待ほどの成績には至っていない。
参考に、米国での代表産駒の一頭コンテスティッド(エイコーンSなどGⅠ2勝)は繁殖牝馬として日本に輸入され、今年のNHKマイルC2着のギベオン(父ディープインパクト)を生んでいる。また、今年の米国三冠馬Justifyの母父として名を轟かせた点も付記しておきたい。
現役種牡馬で、今年の種付料は85,000US$。
(Ghostzapper:アデナスプリングスで繋養中)
2018:種牡馬別重賞勝ち数(国内平地競争のGⅠ~Ⅲ・JPNⅠ~Ⅲ・JRA新設重賞が対象)
ディープインパクト 17
ハーツクライ 5
ステイゴールド 5
アドマイヤムーン 5
キングカメハメハ 5
シンボリクリスエス 5
ロードカナロア 4
ハービンジャー 4
ゴールドアリュール 3
オルフェーヴル 2
ルーラーシップ 2
トワイニング 2
ダイワメジャー 2
キンシャサノキセキ 2
カネヒキリ 2
キングヘイロー 2
タートルボウル 2
ゼンノロブロイ 2
Speightstown 2
母:Mayomast
米国で走り9勝。近親に目立った活躍馬は見当たらない。
母父:Mizzen Mast
Mizzen Mastは1998年米国産。日本に比較的なじみの深いCaro系Cozzeneの直仔で、マリブS・GⅠ(ダート7F)の勝ち馬。欧州で芝重賞の勝ち鞍もある。
外国産馬として兵庫ジュニアGPを勝ったトロピカルライトがいるが、全般に地味な種牡馬成績となっている。高齢だが米国現役種牡馬で、今年の種付料は10,000US$。
2018:ブルードメアサイアー別重賞勝ち数
サンデーサイレンス 7
フレンチデピュティ 6
シンボリクリスエス 3
キングカメハメハ 3
スペシャルウィーク 3
ダンスインザダーク 3
ブライアンズタイム 2
フォーティナイナー 2
フジキセキ 2
アグネスタキオン 2
ホワイトマズル 2
ファルブラヴ 2
ジャングルポケット 2
クロフネ 2
ネオユニヴァース 2
Deputy Minister 2
Mark of Esteem 2
Unbridled’s Song 2
Fastnet Rock 2