アルクォズスプリントはゴドルフィンのBlue Pointがドバイターフのアーモンドアイ以上の圧倒的な人気を集めている。ドバイゴールドカップは昨年のメルボルンCを制したゴドルフィンのCross Counterが1番人気。両レース共にゴドルフィンの精鋭が人気に応えられるか注目となる。

アルクォズスプリント(G1・芝直線1200m)・日本時間3/30(土)22:30発走予定

Blue Point:1.57倍

父・Shamardal、母・Scarlett Rose、母父・Royal Applause
牡5、調教師:Charlie Appleby、騎手:William Buick

ゴドルフィンの所有馬。通算17戦8勝、重賞6勝。近5走の戦績は以下の通り。昨年6/19のロイヤルアスコット開催でのキングズスタンドS(G1)を制している実績馬。今年に入り2戦2勝とここに向けての臨戦過程も良好で、昨年のJungle Catに続くゴドルフィン勢の連覇濃厚か?

03/09 1着 ナドアルシバターフスプリント(G3・6f・メイダン)
02/14 1着 メイダンスプリント(G2・5f・メイダン)
08/24 3着 ナンソープS(G1・5f・ヨーク)
07/14 7着 ジュライカップ(G1・6f・ニューマーケット)
06/19 1着 キングズスタンドS(G1・5f・アスコット)
・父のShamardalは2002年米国産のGiant’s Causeway(その父・Storm Cat)産駒で、仏G1-仏ダービー、仏2000ギニー、英G1-セントジェイムズパレスSなど重賞4勝。主な産駒に父と同じく仏2冠馬となったLope de Vega、香港でG1を5勝したAble Friendなど。

・母は13戦未勝利。半兄のFormosinaは愛G2勝ち馬。

Sands Of Mali:8.00倍

父・Panis、母・Kadiania、母父・Indian Rocket
牡4、調教師:Richard Fahey、騎手:Oisin Murphy

・通算12戦5勝、重賞4勝。近5走の戦績は以下の通り。前走は人気薄での勝利で今回は真価が問われる一戦。鞍上のOisin Murphyは今回テン乗りとなる。

10/20 1着 ブリティッシュチャンピオンズスプリントS(G1・6f・アスコット)
09/08 5着 スプリントカップ(G1・6f・ヘイドック)
08/05 16着 モーリスドゲスト賞(G1・6f110yds・ドーヴィル)
07/14 12着 ジュライカップ(G1・6f・ニューマーケット)
06/22 2着 コモンウェルスC(G1・6f・アスコット)

・父のPanisは1998年米国産のMiswaki(その父・Mr. Prospector)産駒で、仏重賞2勝。今年の種付料は4000ユーロ。本馬が代表産駒になる。

・母父のIndian Rocketは1994年英国産のIndian Ridge(その父・Ahonoora)産駒で、英重賞1勝。父としてさしたる活躍馬は出していないが、BMSとして本馬以外にMaarek(英G1-ブリティッシュチャンピオンズスプリントS、仏G1-アベイドロンシャン賞など重賞6勝)を輩出し、母系に入り存在感を発揮している。

Stormy Liberal:9.00倍

父・Stormy Atlantic、母・Vassar、母父・ロイヤルアカデミーII
せん7、調教師:Peter Miller、騎手:Joel Rosario

・通算32戦12勝、重賞4勝。近5走の戦績は以下の通り。2017年、2018年とBCターフスプリントを連覇中

02/22 2着 Allowance(5f・デルマー)
01/01 2着 ジョーエルナンデスS(G3・6f110yds・サンタアニタ)
11/03 1着 BCターフスプリント(G1・5f110yds・チャーチルダウンズ)
09/28 1着 エディーDステークス(G3・6f110yds・サンタアニタ)
08/18 1着 グリーンフラッシュH(Listed・5f・デルマー)
・父のStormy Atlanticは1994年米国産のStorm Cat(その父・Storm Bird)産駒。現役時に重賞勝ちはないが、本馬の他にGet Stormy、Up With the Birds、StormelloなどのG1馬を輩出。

・母父のロイヤルアカデミーIIは1987年米国産のNijinsky産駒で、米G1-BCマイル、英G1-ジュライCなど重賞3勝。父としての代表産駒はBullish Luck(安田記念、チャンピオンズマイルなど)。BMSとしてルールオブロー(英セントレジャーなど)、Dabirsim(仏2歳G1を2勝)などを輩出。

Brave Smash(ブレイブスマッシュ):15.00倍

父・トーセンファントム、母・トーセンスマッシュ、母父・トウカイテイオー
牡6、調教師:Kris Lees、騎手:Hugh Bowman

・日本在籍時は2歳時にサウジアラビアロイヤルCを制していたが、一昨年8月にオーストラリアへ移籍。昨年2/24に豪G1-フューチュリティS(7f・2着はトーセンスターダム)、昨年10/26に豪G1-マニカトS(6f)を制覇

・父のトーセンファントムは2007年千歳産のネオユニヴァース産駒。2歳時に4戦2勝。東京スポーツ杯2歳S(G3)でローズキングダムの2着。Brave Smash(ブレイブスマッシュ)はトーセンファントムのセカンドクロップ。産駒の重賞勝ちは同馬のみ。

・伯母にトーセンジョウオー(エンプレス杯など交流重賞6勝)。4代母スカーレットインクを牝祖とする活躍馬は非常に多く、ダイワメジャー、ダイワスカーレット、ヴァーミリアンなどが同牝系出身。

ドバイゴールドカップ(G2・芝3200m)・日本時間3/30(土)21:50発走予定

昨年のメルボルンCの勝ち馬・Cross Counterと前走圧勝のDubawi産駒・Ispoliniのゴドルフィン勢2頭にFrankel産駒のG1馬・Call The Windが挑む構図。

Cross Counter:2.62倍

父・Teofilo、母・Waitress、母父・Kingmambo
せん4、調教師:Charlie Appleby、騎手:William Buick

ゴドルフィンの所有馬。通算8戦5勝、重賞2勝。近5走の戦績は以下の通り。昨年11月のメルボルンCを3歳馬ながら制し、ゴドルフィンに初のメルボルンCのタイトルをもたらし、モハメド殿下を「大喜びさせた」馬。シーマクラシックへの出走も検討されている旨報じられてきたが、確勝を期しこちらへ回った模様。

11/06 1着 メルボルンC(G1・2m・フレミントン)
08/22 2着 グレートボルティジュールS(G2・1m3f188yds・ヨーク)
08/04 1着 ゴードンS(G3・1m3f218yds・グッドウッド)
07/14 1着 ハンデ戦(1m3f211yds・アスコット)
06/21 4着 ハンデ戦(1m3f211yds・アスコット)

・母は4戦未勝利。祖母は仏G3勝ち馬。4代母のRahaamを牝祖とする主な活躍馬にHalfway to Heaven(G1を3勝)、Rhododendron(G1を3勝)、Magical(G1を1勝)。

Ispolini:3.00倍

父・Dubawi、母・Giants Play、母父・Giant’s Causeway
せん4、調教師:Charlie Appleby、騎手:Brett Doyle

ゴドルフィンの所有馬今年2/28のナドアルシバトロフィー(G3)を10馬身半差で圧勝し、重賞初制覇。母のGiants Playは米G2勝ち馬。祖母のPlayful Actは英2歳G1-フィリーズマイルなど英重賞3勝の活躍馬で、祖母の半弟に父としてEnableを輩出したNathaniel(キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、エクリプスSなど英重賞3勝)がいる。

Call The Wind:4.33倍

父・Frankel、母・In Clover、母父・Inchinor
牡5、調教師:F Head、騎手:Aurelien Lemaitre

昨年10/6の仏G1-カドラン賞(2m4f)を制し、Frankel産駒5頭目のG1馬となったばかり。その後、休養に入り、前走3/5のAWのレースを叩き(2着)、ここへ臨む。半姉のWe Are(オペラ賞)、半妹のWith You(ロートシルト賞)も仏G1馬で、母のIn Cloverも仏G3勝ち馬。

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