現地時間5/4に英ニューマーケット競馬場にて行われる、英2000ギニーのミニ展望をお届けする。合わせて6月のロイヤルアスコット開催の登録馬が発表され、日本からも1頭登録されているので概要をお届けする。

※併記したオッズは英ブックメーカー・WilliamHILLの最新の単オッズ。

Qipco 2000 Guineas Stakes(G1・1m)

Magna Grecia:4.33倍

父・Invincible Spirit、母・Cabaret、母父・Galileo
調教師:A P O’Brien

・3戦2勝。ここは休み明けのレースとなる。9/30のデビュー戦(7f)で1着→10/13の英G3-オータムS(1m)では勝ったPersian King(仏2000ギニー出走予定)とクビ差の2着→10/27の英G1-ヴァーテムフューチュリティトロフィ(1m)で1着

・父のInvincible Spiritは現22歳(1997年産まれ)。2004年産まれのファーストクロップから現3歳まで、13世代を輩出し、本馬を含めて18頭のG1馬を既に輩出中。

母のCabaretは愛2歳G3-シルバーフラッシュSの勝ち馬。伯父のDrumfireは英2歳G3-ソラリオSの勝ち馬。

・以下の動画は前走10/27のドンカスターでの英G1-ヴァーテムフューチュリティトロフィー(1m)を制覇した時のもの。

Ten Sovereigns:6.00倍

父・No Nay Never、母・Seeking Solace、母父・Exceed and Excel
調教師:A P O’Brien

・3戦3勝。ここは休み明けのレースとなる。8/25のデビュー戦(6f)で1着→9/1の愛G3-ラウンドタワーS(6f)で1着→9/29の英G1-ミドルパークS(6f)で1着

・父のNo Nay Neverは現8歳(2011年産まれ)。現3歳が初年度産駒で本馬、Land Force(英G2)、Brooke(チリG3)の3頭が既に重賞勝ち馬となっている。

・母の従弟のShamal Windは豪G1-オークレイプレイトの勝ち馬。曽祖母のDarling Flameの半兄にハートレイク(安田記念、京王杯スプリングCなど)。

・以下の動画は前走9/29のニューマーケットでの英G1-ミドルパークS(6f)を制覇した時のもの。

Madhmoon:7.50倍

父・Dawn Approach、母・Aaraas、母父・Haafhd
調教師:Kevin Prendergast

・3戦2勝、2着1回。前走4/6のレパーズタウン2000ギニートライアル(Listed・7f)では勝ち馬から半馬身差の2着。前々走9/15の愛G2-チャンピオンズジュヴェナイルS(1m)では2着のBroomeに2馬身半差をつけて1着。

・父のDawn Approachは現9歳(2010年産まれ)。2015年産まれの現4歳がファーストクロップで、本馬はセカンドクロップ。重賞勝ち馬は本馬とMusis Amica(仏G3勝ち馬)の2頭のみ。

・従兄のAwtaadは2016年のアイリッシュ2000ギニーの勝ち馬。

・以下の動画は前々走9/15の愛G2-チャンピオンズジュヴェナイルS(1m)を制覇した時のもの。

Royal Marine:8.00倍

父・Raven’s Pass、母・Inner Secret、母父・Singspiel
調教師:Saeed bin Suroor

・5戦2勝。前走4/17の英G3-クレイヴン(1m)では勝ったSkarduから2馬身3/4差の4着。前々走1/10のメイダンでのダート戦(1m)は4着。3走前10/7の仏G1-ジャンリュックラガルデール賞(1m)では2着のBroomeにクビ差をつけて1着

・父のRaven’s Passは現14歳(2005年産まれ)。2010年産まれのファーストクロップから現3歳まで、7世代を輩出しているが本馬が唯一のG1馬。他にタワーオブロンドン(京王杯2歳S、アーリントンC)などG2を勝った馬が6頭、G3を勝った馬が5頭いる。

・伯父にDubai Destination(クイーンアンSなど)、Librettist(ジャックルマロワ賞、ムーランドロンシャン賞など)。母の伯父にヒシアケボノ(スプリンターズSなど)、母の叔父にアグネスワールド(ジュライC、アベイドロンシャン賞など)。

・以下の動画は昨年10/7の仏G1-ジャンリュックラガルデール賞(1m)。尚、2着のBroomeは4/19の愛G3-バリサックスS(1m2f)を8馬身差で圧勝し、現在、英ダービーで3番人気。

Skardu:8.00倍

父・Shamardal、母・Diala、母父・Iffraaj
調教師:William Haggas

・2戦2勝。前走4/17の英G3-クレイヴン(1m)では2着馬にクビ差をつけて1着。前々走9/28のデビュー戦(7f)では2着馬に2馬身差をつけて1着。

・父のShamardalは現17歳(2002年産まれ)。2007年産まれのファーストクロップから現3歳まで、10世代を輩出し、21頭のG1馬を既に輩出中。

・以下の動画は前走4/17のニューマーケットでの英G3-クレイヴンS(1m)。大外から突っ込んでくる末脚のシャープさは印象的なもの。

Advertise:9.00倍

父・Showcasing、母・Furbelow、母父・Pivotal
調教師:Martyn Meade

・5戦3勝、2着2回。ここは休み明けのレースとなる。前走10/13の英G1-デューハーストS(7f)では勝ったToo Darn Hotから2馬身3/4差の2着。前々走8/12の愛G1-フィーニクスS(6f)では2着馬に半馬身差をつけて1着

・父のShowcasingは現12歳(2007年産まれ)。2012年産まれのファーストクロップから現3歳まで、5世代を輩出し、本馬とQuiet Reflection(スプリントC、コモンウェルスC)の2頭のG1馬を輩出。

・祖母の半兄にマイネルラヴ(スプリンターズSなど)。

Al Hilalee:13.00倍

父・Dubawi、母・Ambivalent、母父・Authorized
調教師:Charlie Appleby

・2戦2勝。7/13のニューマーケットでのデビュー戦(7f)→8/18のドーヴィルでのListedレース(1m)を連勝。その後、休養に入っており、ここは休み明けのレースとなる。当初、2000ギニーではなくダービーに向かうものとみられていた馬で現地ではこの馬の出走はサプライズとして報じられている。

・父のDubawiは現17歳(2002年産まれ)。2007年産まれのファーストクロップから現3歳まで、10世代を輩出し、39頭のG1馬を既に輩出中。

母のAmbivalentは愛G1-プリティポリーS、英G2-ミドルトンSの勝ち馬。従兄のTotal Galleryは仏G1-アベイドロンシャン賞の勝ち馬。祖母のダレリーはシェイクモハメド殿下の持ち馬でサンデーサイレンスと種付するために日本に持ち込まれた事があり、Sunday Symphonyという馬を英国で産んでいるが、大成せず。

ロイヤルアスコット開催の登録馬が発表される

現地時間6/18から6/22まで5日間に渡り行われる、今年のロイヤルアスコット開催。詳細は以下のリンク先をご参照頂きたいが、注目は日本からディアドラが唯一登録している点。出否は未定だろうが、6/19のプリンスオブウェールズS(G1)に敢然と登録している。

同レースにはEnableも登録しているが現時点のブックメーカーでは出走するとはみられておらずEnableの名前は無く、Sea of ClassMagicalMasarが上位人気。これらの馬にディアドラが挑戦する事になれば大変興味深く、日本での馬券発売・生中継が期待される。

https://www.ascot.co.uk/uploads/2057645093-01-05-2019-12-01-15.Royal%20Ascot%20ECR%20Entries%202019%20010519.pdf

Kingman産駒・Calyx、復帰戦を圧勝で飾る

今日、アスコット競馬場にて行われたパヴィリオンS(G3・6f)で復帰したCalyx。英2000ギニーを回避してこちらでの復帰を選んでいたため、結果と内容が注目されていたが、以下の通り、能力を感じさせる勝ち方で無事、復帰戦を勝利で飾っている。

今日の勝利でCalyxは通算3戦3勝(全て6f)。Kingman産駒はPersian Kingが英2000ギニーではなく仏2000ギニーへ向かう事となっているが、本馬も含めて初年度産駒からG1馬が出るのは時間の問題な印象。

尚、Calyxはアイリッシュ2000ギニーには登録されておらず、次の目標になると思われる、ロイヤルアスコット開催では6/18のセントジェイムズパレスS(G1・1m)と6/21のコモンウェルスC(G1・6f)に登録されている