現地時間5/5(日本時間5/5夜)に英ニューマーケット競馬場にて行われる今年の英1000ギニー。グリーンチャンネルで無料にて衛星生中継される注目のレースの上位人気8頭のプロフィール、参考レースの動画をお届けする。

※グリーンチャンネルでの無料生中継は5/5(日)23:00~24:30の「ALL IN LINE!~世界の競馬~」内にて。前日の英2000ギニーの模様も紹介されるとのこと。
※併記したオッズは英ブックメーカー・WilliamHILLの最新の単オッズ。

Qipco 1000 Guineas Stakes(G1・1m)

Qabala:3.75倍

父・Scat Daddy、母・Entwine、母父・エンパイアメーカー
調教師:Roger Varian、騎手:David Egan

2戦2勝前走4/16のニューマーケットでのネルグウィンS(G3・7f)を勝利。前々走9/29のニューマーケットでのデビュー戦(7f)を勝って以来のレースだったが、好内容での勝利を収め、一気に1番人気の評価を得ることとなっている。

・父のScat Daddyは11歳で2015年12月14日に急死。2009年産まれのファーストクロップから現3歳まで、8世代だけを残しているが、7世代目(現4歳)から米3冠馬・Justify、BCジュヴェナイルターフを勝ったMendelssohn、高松宮記念を勝ったミスターメロディとこれまでの産駒獲得賞金上位3頭が一気に出現。ラストクロップからも早速、クラシックホースが出現することになるか、注目となる。

・母のEntwineはジュドモントファームの生産馬で米3戦未勝利(7,6,8着)。祖母のFluteは米G1-ケンタッキーオークス、米G1-アラバマSの勝ち馬。従姉のWeep No Moreは米G1-アッシュランドSの勝ち馬。4代母のMedia Lunaを牝祖とするG1馬にQualify(英オークス)、Brian Boru(セントレジャー、レーシングポストトロフィー)、ワークフォース(凱旋門賞、英ダービー)、Best Solution(コーフィールドC、バーデン大賞、ベルリン大賞)がいる。

・以下の動画は前走ネルグウィンSを勝った時のもの。休み明けでキャリア2戦目でこの勝ち方なら1番人気になるのも頷ける内容。この時のRPR(レーシングポストレーティング)は110

Skitter Scatter:6.50倍

父・Scat Daddy、母・Dane Street、母父・Street Cry
調教師:John M Oxx、騎手:Ronan Whelan

・7戦4勝。ここは休み明けのレースとなる昨年7/26のシルバーフラッシュS(G3・7f)→8/26のデビュータントS(G2・7f)→9/16のモイグレアスタッドS(G1・7f)と愛2歳牝馬路線を3連勝で飾り、カルティエ賞最優秀2歳牝馬となっている

・Scat Daddy産駒が1,2人気を独占している状況。

・母のDane Streetは11戦2勝。伯父のIntense Focusは英2歳G1-デューハーストSの勝ち馬。

・以下の動画は前走モイグレアスタッドSを勝った時のもの。内から差し込んでくる赤い勝負服の馬がSkitter Scatter。この時のRPR(レーシングポストレーティング)は112

Iridessa:8.00倍

父・Ruler Of The World、母・Senta’s Dream、母父・Danehill
調教師:Joseph Patrick O’Brien、騎手:Donnacha O’Brien

・5戦2勝。前走4/6のレパーズタウンでのレパーズタウン1000ギニートライアルS(G3・7f)では勝ったLady Kayaと2馬身半差の3着。前々走10/12のニューマーケットでのフィリーズマイル(G1・1m)を勝利。休み明けの前走は案外だったが、本番と同じローリーマイルコースでG1を勝っている実績は強み。

・父のRuler Of The Worldは現9歳(2010年産まれ)。現3歳がファーストクロップで本馬が唯一のG1馬で唯一の重賞勝ち馬。他にLisedレースでの入着馬が1頭のみ。

・母のSenta’s Dreamは未出走。祖母のStarineは米G1-BCフィリー&メアターフ、米G1-メイトリアークSなど重賞3勝

・以下の動画は前々走フィリーズマイルを勝った時のもの。この時のRPR(レーシングポストレーティング)は114

Just Wonderful:8.00倍

父・Dansili、母・Wading、母父・Montjeu
調教師:A P O’Brien、騎手:Ryan Moore

・7戦3勝。ここは休み明けのレースとなる。3走前9/16のモイグレアスタッドS(G1・7f)では勝ったSkitter Scatterから10馬身差の7着。前々走9/28のロックフェルS(G2・7f)では2着のDandhuに1馬身3/4差をつけて1着。前走11/2のBCジュヴェナイルフィリーズターフ(G1・1m)では勝った Newspaperofrecordから7馬身3/4差の4着。

・父のDansiliは2018年4月に生殖能力低下のため22歳で種牡馬引退。ハービンジャー(キングジョージ6世&クイーンエリザベスSなど)、Rail Link(凱旋門賞など)らを輩出。英1000ギニーは2014年に産駒のMiss Franceが既に制覇している。

母のWadingは英2歳G2-ロックフェルSの勝ち馬曽祖母がUrban Seaの名門牝系出身。Urban Seaの8番仔・Cherry Hinton(英オークス5着)が本馬の祖母になり、Cherry HintonはBracelet(アイリッシュオークス)、Athena(ベルモントオークス招待S)の2頭のG1馬を輩出。

・以下の動画は前々走ロックフェルSを勝った時のもの。この時のRPR(レーシングポストレーティング)は110

Fairyland:9.00倍

父・Kodiac、母・Queenofthefairies、母父・Pivotal
調教師:A P O’Brien、騎手:Frankie Dettori

・5戦4勝。ここは休み明けのレースとなる前々走8/23のロウザーS(G2・6f)→前走9/29のチェヴァリーパークS(G1・6f)と連勝。ちなみにこの時の2着馬・The Mackem BulletはKatsumi Yoshida氏の持ち馬で、ムーンクエイク、バウンスシャッセ、コントラチェックの姪にあたる馬。

・父のKodiacは現18歳(2001年産まれ)。2008年産まれのファーストクロップから現3歳まで、9世代を輩出し、3頭のG1馬(本馬、Best Solution、Tiggy Wiggy)、23頭の重賞勝ち馬を輩出中。

・母のQueenofthefairiesは未出走。半姉のNow or Laterは豪G2-ブレイザーS、愛G3-デリンズタウンスタッド1000ギニートライアルの勝ち馬。叔父のDream Aheadは短距離G1を5勝(フォレ賞、スプリントC、ジュライC、ミドルパークS、モルニ賞)し、2011年のカルティエ賞最優秀短距離馬となった馬。

・以下の動画は前走チェヴァリーパークSを勝った時のもの。この時のRPR(レーシングポストレーティング)は112

Dandhu:11.00倍

父・Dandy Man、母・Poldhu、母父・Cape Cross
調教師:David Elsworth、騎手:Gerald Mosse

・5戦2勝。前走4/13のニューベリーでのフレッドダーリンS(G3・7f)を勝利。前々走9/28のロックフェルS(G2・7f)では勝ったJust Wonderfulと1馬身3/4差の2着。

・父のDandy Manは現16歳(2003年産まれ)。2011年産まれのファーストクロップから現3歳まで、6世代を輩出し、本馬を含めて8頭の重賞勝ち馬を輩出。今年に入り、本馬とLady Kayaが相次いで重賞を制覇し、1000ギニーの有力候補に名乗りを上げている注目の種牡馬。

・母のPoldhuは未出走。伯母のRajeemは英G1-ファルマスSの勝ち馬。従兄のInvincible Armyは英重賞2勝。

・以下の動画は前走フレッドダーリンSを勝った時のもの。この時のRPR(レーシングポストレーティング)は106

Mot Juste:11.00倍

父・Distorted Humor、母・Time On、母父・Sadler’s Wells
調教師:Roger Varian、騎手:William Buick

・5戦2勝。前走4/16のニューマーケットでのネルグウィンS(G3・7f)では勝ったQabalaと1馬身3/4差の2着。前々走10/12のニューマーケットでのオーソーシャープS(G3・7f)を勝利

・父のDistorted Humorは現19歳(1993年産まれ)。2000年産まれのファーストクロップから現3歳まで、17世代を輩出。2007年の北米リーディングサイアー。代表産駒はBCクラシック、ベルモントSを勝ったDrosselmeyer。

母のTime Onは仏G2-マルレ賞の勝ち馬祖母のTime Awayは英G3-ムシドラSの勝ち馬。従姉のCursory Glanceは愛2歳G1-モイグレアスタッドSなど重賞2勝。母の従弟に武蔵野Sなどダート重賞6勝のインカンテーション

・以下の動画は前々走オーソーシャープSを勝った時のもの。この時のRPR(レーシングポストレーティング)は104

Lady Kaya:15.00倍

父・Dandy Man、母・Kayak、母父・Singspiel
調教師:Ms Sheila Lavery、騎手:Robbie Colgan

・6戦2勝。前走4/6のレパーズタウンでのレパーズタウン1000ギニートライアルS(G3・7f)を勝利。前々走9/29のチェヴァリーパークS(G1・6f)では勝ったFairylandから2馬身半差の6着。3走前9/16のモイグレアスタッドS(G1・7f)では勝ったSkitter Scatterから2馬身差の2着。

・母のKayakは6戦1勝。唯一の勝利はイタリアのサンシーロであげたもの。余談だがこのレースで2着だったShokoは社台ファームの吉田照哉氏の持ち馬で、社台ファームで繁殖入り後、中央2勝のフォールインラブなどを輩出。

・以下の動画は前走レパーズタウン1000ギニートライアルSを勝った時のもの。この時のRPR(レーシングポストレーティング)は107

参考記事(英1000ギニー、英オークス戦線リポート)