本日行われた2019千葉サラブレッドセールの結果をまとめている。
昨年の同セール出身馬はこれまでのところ芳しい成績が上がっておらず、2勝を挙げたのがジャパンスウェプト(落札価格5400万円)のみ、重賞入着を果たした馬はなし、となっている。しかしながらセリの方は大変な活況で、売却率・最高価格・平均価格とも前年を大きく上回る結果となった。前月のブリーズアップセールの勢いが持続しているといえそうで、5/21のHBAトレーニングセールにも影響を与えそうだ。
最高落札価格はディープインパクト牡駒ミセスリンゼイの17の7452万円だった。新種牡馬では、キズナ牡駒オッティマルーチェの17が全体で5番目の高値となる5076万円の値をつけている。
新種牡馬の産駒数自体、数が限られたが、ブリーズアップセールの結果(最下段に参考に掲載)と合わせて考えると、キズナの評価が高値安定となっているようだ。
2019千葉サラブレッドセール速報
(売却率の推移)
- 2019 93%
- 2018 89%
- 2017 79%
- 2016 83%
(最高価格の推移:税込)
- 2019 7452万円
- 2018 5616万円
- 2017 4428万円
- 2016 8640万円
(平均価格の推移:税込)
- 2019 2055万円(前年比43%増)
- 2018 1436万円
- 2017 1378万円
- 2016 1730万円
新種牡馬産駒の平均落札価格・税込(落札頭数)
- フェノーメノ 4320万円(1頭)
- キズナ 3591万円(2頭)
- オーシャンブルー 1836万円(1頭)
- エピファネイア 1836万円(1頭)
- スピルバーグ 1404万円(1頭)
- エスケンデレヤ 626万円(1頭)
(参考)2019JRAブリーズアップセールの新種牡馬産駒の平均落札価格・税込(落札頭数)
- キズナ 2668万円 (5頭)
- スピルバーグ 2484万円(2頭)
- ゴールドシップ 1620万円(1頭)
- エスケンデレヤ 1539万円 (8頭)
- トゥザワールド 1485万円(2頭)
- リアルインパクト 1188万円(2頭)
- カレンブラックヒル 1080万円(1頭)
- ワールドエース 767万円(2頭)
- マジェスティックウォリアー 616万円(1頭)
- フェノーメノ 432万円(2頭)