先程、好天の仏シャンティイ競馬場にて行われた今年のジョッケクルブ賞(仏ダービー)のレース結果と直線動画をお届けする。

Prix du Jockey Club(G1・2100meters)

1着:Sottsass

父・Siyouni、母・Starlet’s Sister、母父・Galileo
調教師:J-C Rouget、騎手:Cristian Demuro

・今日の勝利で通算5戦3勝(重賞1勝)。前走5/2のシャンティイでのシュレーヌ賞(LR・1m2f)を6馬身半差で快勝し、ここへ臨んでいた。2017年8月のアルカナドーヴィルイヤリングセールにて39万9908ドルで取引された馬である。

 1着:[2019/06/02]ジョッケクルブ賞(仏G1・2100m・シャンティイ)

・道中は人気のPersian Kingをマークする形で運び、Persian Kingが直線仕掛けられて早々と先頭に立つと、これを目がけて外から猛接近。最後は完全に競り落とし2馬身差をつけて快勝。

Siyouni産駒は本馬が3頭目のG1馬となり、初の牡馬のG1馬重賞勝ち馬は本馬が5世代目で17頭目。以下にSiyouniの年度ごとの種付料の推移を記すが、産駒の活躍に伴い種付料が上昇したのは現3歳以降からとなり、繁殖の質の上昇に伴い、今後の更なる大物の輩出に期待がかかる現況。

 2011年・EUR 7,000(※Ervedya:2015年の仏1000ギニーなどG1を3勝)
 2012年・EUR 7,000
 2013年・EUR 7,000
 2014年・EUR 7,000(※Laurens:2018年の仏オークスなどG1を5勝)
 2015年・EUR 20,000(※Sottsass:今日仏ダービーを制覇)
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 2016年・EUR 30,000
 2017年・EUR 45,000
 2018年・EUR 75,000
 2019年・EUR 100,000

BMSとしてのGalileoの活躍も著しく、今年は英2000ギニーを勝ったMagna Grecia に続きクラシックホースを輩出

昨年アメリカの牝馬芝路線を席捲した半姉のSistercharlie(米G1-BCフィリー&メアターフなど昨年だけでG1を4勝)に続く、G1制覇となっている。母の全姉・リオズスターレット(仏G3-クレオパトル賞の勝ち馬)はダーレージャパンファームにて繋養中。牝系については以下の展望記事もご参照下さい。

・J-C Rouget師はジョッケクルブ賞(仏ダービー)4勝目。

 2009年・Le Havre
 2016年・Almanzor
 2017年・Brametot
 2019年・Sottsass

・Cristian Demuro騎手はテン乗りで2017年のBrametotに続く、ジョッケクルブ賞(仏ダービー)2勝目。

2着:Persian King(2馬身差)

父・Kingman、母・Pretty Please、母父・Dylan Thomas
調教師:A Fabre、騎手:Pierre-Charles Boudot

・直線は外から堂々と抜け出し、残り1F地点では完全に先頭に立っていたが、背後から忍び寄ったSottsassとの競り合いとなり、最後は交わされて2着まで。微妙に距離が長かったか?と思わせる負け方。

3着:Motamarris(勝ち馬との着差:4馬身差)

父・Le Havre、母・Thamarat、母父・Anabaa
調教師:F Head、騎手:Aurelien Lemaitre

・先行粘り込みの競馬で3着。残り400で先頭に立ったが、その後、抜かれたのは1,2着馬のみでよく粘り込んだといえる内容。

4着:Cape Of Good Hope(勝ち馬との着差:4馬身3/4差)

父・Galileo、母・Hveger、母父・Danehill
調教師:A P O’Brien、騎手:Ryan Moore

・道中は後方待機。直線は大外から良く伸びてきたが4着まで。全兄・Highland Reelが2015年に同レースで2着だった結果は上回れず。

5着:Roman Candle(勝ち馬との着差:7馬身1/4差)

父・Le Havre、母・Holy Dazzle、母父・Sunday Break
調教師:A Fabre、騎手:Mickael Barzalona