先週から1頭退厩し、新たに入厩した馬がゼロのため、純減1頭の計7頭が美浦に入厩中。先週デビューの3頭(全て美浦所属)がいずれも厳しい内容に終わり、残る未デビュー馬に期待がかかるが果たしてどうか。今週も各馬の調整動向をお届けする。

 

ケンタッキーグラス(牡・勢司和浩・母フォルナリーナ by Capote)

・6/29(木)にようやくゲート試験合格。ここから本格的な調教がはじまる感じだろう。まだ坂路には入っていない。2017年の千葉サラブレッドセールにて1674万円で落札。社台ファームの生産馬。母は1999年のG2-報知杯4歳牝馬特別でフサイチエアデールの3着。

 

デュークストリート(牝・中舘英二・母クォリティシーズン by トワイニング)

・7/1(土)の福島ダ1150mの新馬戦で12頭立ての10着(3.6秒差)。スタートが悪くまともなレースにはならなかったとはいえ、それにしても負け過ぎ。いったん放牧に出されて立て直し、となるのではないか。社台ファームの生産馬で、祖母Confirmed Dancerは1989年のG3-アーリントンオークス(USAダ9.0F)の勝ち馬。

 

フィデリオ(牡・田中剛・母エミナ by Danehill)

・先々週に入厩以降、まだゲート試験をパス出来ていない。7/2(日)に坂路で初時計を出したが半マイル69.7のごくごく軽いもの。引き続きまずはゲート試験合格へ注力する形。ノースヒルズの生産馬。母は21戦3勝。本馬は7番仔。祖母Delilahはイギリスで重賞3勝。

 

マイネルミシシッピ(牡・畠山吉宏・母エーシンメンフィス by Medaglia d’Oro)

・7/2(日)の福島芝1800mの新馬戦で15頭立ての14着(4.5秒差)。全く見せ場の無い敗退でこの負け方は厳しい。この後は放牧して立て直し、ということになろう。2016年のセレクトセールにて4860万円で落札。母は2012年のG3-愛知杯の勝ち馬。祖母テネシーガールは1999年のG3-ファンタジーS、2001年のG3-セントウルSの勝ち馬。

 

モルフェオルフェ(牝・大江原哲・母スマッシュ by キングカメハメハ)

・既にゲート試験はクリアーしている。6/28(水)は南芝にて5Fから追われ、馬ナリでまずまずの動き。先々週はコースには入らず、坂路のみで半マイル70秒台の軽めでしか乗られておらず、具合が心配されたが何事も無かった模様。2017年のJRAブリーズアップセールにて2268万円で落札。祖母ロフティーエイムは2006年のG3-福島牝馬Sの勝ち馬。

 

ラッキーチョウサン(牡・和田正一・母シャドウシルエット by シンボリクリスエス)

6/28(水)半マイル57.4-41.8-27.7-14.4。ラップタイム15.6-14.1-13.3-14.4。

・既にゲート試験はクリアーしている。先週の坂路で初めて半マイル60秒を切ったが、上記の時計ではまだまだ調整途上。7/2(日)には南Wで4Fから強めに追われているが、4F57秒台では物足りない時計。まだデビューは先だろう。

 

ラブザワールド(牝・黒岩陽一・母ドナパフューム by Bertolini)

・7/2(日)の福島芝1800mの新馬戦で15頭立ての7着(1.6秒差)。先行してバテた負け方。坂路で一度も1F12秒台を出したことが無く、好意的にみればまだ完成しきっていない状態ともいえるが・・・。叔母ドナブリーニは英G1馬で、ドナウブルー、ジェンティルドンナの母。

 

モカチョウサン(牝・中舘英二・母プジュリ by ダンスインザダーク)

→先週は入厩していたが既に退厩。6/24(土)の東京芝1600mの新馬戦で16頭立ての4着(0.5秒差)。上3Fはメンバー3位。負け方としては悪くないもので、ここで挟む放牧でどう変わってくるか、注目。