栗東は1頭が新たに入厩、3頭が退厩。純減2頭の計6頭が入厩中。新たに入厩した馬は社台コーポレーション白老ファームの生産馬。美浦よりは栗東のほうが明らかに陣容が揃っている印象だが、今週も各馬の調整動向をお届けする。

 

アドマイヤツルギ(牡・須貝尚介・母リュシオル by クロフネ)

6/28(水)半マイル54.3-39.7-26.3-13.3。ラップタイム14.6-13.4-13.0-13.3。

・既にゲート試験はクリアーしており、先週は上記の坂路追いでここまでの最速時計を計時。まだ1F12秒台がなく、調整途上の時計だが、一歩一歩、調整スピードをあげてきている印象。7/2(日)はCWで4Fから馬ナリで軽めに乗られる。今週の追い切り時計が注目されるが、6/28の時計は上回りたいところ。

・2015年のセレクトセールにて9288万円で落札。ノーザンファームの生産馬。母は32戦3勝。本馬は3番仔。母はスリープレスナイト(2008年のJRA最優秀短距離馬で、同年のG1-スプリンターズSの勝ち馬)の全妹。3代母KatiesはG1-アイリッシュ1000ギニー馬で、直仔ヒシアマゾン、孫スリープレスナイト、曽孫アドマイヤムーンの3頭のG1馬の牝祖。

 

クーファエラン(牝・浅見秀一・母ウインアンジェラス by Bertolini)

・既にゲート試験はクリアーしており、6/25(日)、6/29(木)、7/2(日)と坂路で追われている。タイムは半マイル60秒台でまだまだだが、馬ナリでの時計でじっくり下地を作っている印象(※6/29はタイムが計測されておらず時計は不明)。ここから週を追うごとにタイムを詰めていく感じだろうが、果たしてどうなるか。母は21戦3勝。本馬は4番仔。

 

クリノクーニング(牡・須貝尚介・母クリノビスケット by パラダイスクリーク)

・既にゲート試験はクリアーしており、6/28(水)、7/2(日)と函館Wで馬ナリで追われている。6/28(水)は併走馬に先着し、脚色も良かった模様で、6/25(日)の時計をしっかり上回っており、今週の追い切りでの動き、時計に注目が集まる。

 

ゼットジガンテ(牡・宮徹・母ゼットフウリン by ジャングルポケット)

6/28(水)半マイル54.3-39.3-25.6-13.0。ラップタイム15.0-13.7-12.6-13.0。

・既にゲート試験はクリアーしている。上記坂路追いは6/14(水)、6/22(木)の時計を上回るもので、週を追うごとに時計を詰めて良化中。週中に早い時計を出し、日曜日に若干軽めの時計を出すという調整パターンだが、7/2(日)の坂路では半マイル57.6、ラスト1F12.9。この過程だと今週の週中の調教が、3週連続、前週のタイムを上回るものになるかどうか、非常に注目される。

 

ノーフェイク(牡・平田修・母リーサルヒート by Unusual Heat)

・新たに入厩(6/24から坂路で時計を出しており、馬名登録されたのが先週)。まだゲート試験に合格しておらず、まずはここに注力する形。坂路で7本乗られているが、まだ半マイル60秒を切る時計は出ておらず、調整途上。母はアメリカで17戦6勝、2008年のG2-ハリウッドオークス、同年のG3-サンタポーラSの勝ち馬。本馬は4番仔。

 

バイオスパーク(牡・浜田多実・母ナナヨーティアラ by マイネルラヴ)

6/28(水)半マイル56.0-41.5-27.1-13.0。ラップタイム14.5-14.4-14.1-13.0。

・既にゲート試験はクリアーしている。先週の上記坂路追いがここまでの自己最速タイム。まだ1F12秒台は未計時。一歩前進はしているが、まだまだこれから、という印象。

・祖母ナナヨーストームは1996年のG2-サンスポ賞4歳牝馬特別で2着。ナナヨーストームの全妹ナナヨーウイングは1997年のG1-オークスでメジロドーベルの2着。ナナヨーストームの半弟ナナヨーウォリアーは1998年のG2-スーパーダートダービーでウイングアローの2着。

 

グアン(牝・池江泰寿・母マルヴァーンスプリング by Silver Deputy)

→先週は入厩していたが既に退厩。6/23のゲート試験合格後、6/25、6/27、6/28と坂路で乗られていたが全て時計は60秒台後半。いったん放牧を挟んでの仕切り直し、ということだろうか。母はアメリカで4戦0勝。本馬は6番仔。祖母Chelsey Flowerは1996年のG1-フラワーボールH(USA芝10.0F)の勝ち馬。

 

ディヴィナライン(牝・奥村豊・母フラライン by Distorted Humor)

→先週は入厩していたが既に退厩。6/30(金)にゲート試験に合格し、この直後の退厩ということで、予定通りの動きと思われる。母は8戦0勝。本馬は3番仔。

 

フレネシー(牡・浅見秀一・母オンブルリジェール by Double Bed)

→先週は入厩していたが既に退厩。6/25(日)の坂路以降、時計を出していないため、先週の頭くらいには退厩している模様。6/11に坂路で半マイル54.1を計時してから、なかなか時計が伸びて来ず、いったん放牧へ、の判断がなされた模様。

・2017年の千葉サラブレッドセールにて1836万円にて落札。社台ファームの生産馬。母は2002年のG3-ペネロープ賞(FR芝2100)の勝ち馬。本馬の半姉ジェルミナルは2009年のG3-フェアリーS(中山芝1600)の勝ち馬。