今週は新たに2頭が入厩し、退厩馬はゼロ。純増2頭で計13頭が美浦に入厩している。新たに入厩した2頭はノーザンファーム生産馬と社台ファーム生産馬。引き続き産駒の攻勢が見込まれる布陣となっている。各馬の最新の調整動向をお届けする。

 

アンフィトリテ(牝・宗像義忠・母アドマイヤフッキー by フジキセキ)

・新たに入厩(6/24から坂路で時計を出しており、馬名登録されたのが先週)。6/24(土)以降、コースには入らず坂路のみで8本追われているが、時計はまだ60秒台を切っていない。ゲート試験にまだ合格していないので、まずはここに注力する形になろう。

・ノーザンファームの生産馬。母もノーザンファームの生産馬で12戦3勝。本馬は5番仔。母の半兄アイルラヴァゲインはG3-オーシャンSの勝ち馬。母の半弟リアルインパクトはG1-安田記念、G1-ジョージライダーSなど重賞4勝。母の半弟ネオリアリズムはG1-クイーンエリザベス2世Cなど重賞3勝。

 

ヴェルスパー(牝・加藤征弘・母ヴェルザンディ by アグネスタキオン)

6/28(水)半マイル56.6-42.1-28.2-14.3。ラップタイム14.5-13.9-13.9-14.3。

・6/23のゲート試験合格以降、6/25、6/27と坂路で軽く乗られ、6/28(水)の上記坂路追いで自身初めて半マイル60秒以内を馬ナリで計時。7/2(日)も馬ナリで半マイル57.7を計時し、調整ピッチをあげながら今週の追い切りに備える形となっている。

・ノーザンファームの生産馬。母もノーザンファームの生産馬で11戦2勝。本馬は4番仔。3代母はウインドインハーヘアで母の兄はブラックタイド、ディープインパクト。

 

エトナ(牡・栗田博憲・母オレンジブロッサム by サンデーサイレンス)

・新たに入厩(6/25から坂路で時計を出しており、馬名登録されたのが先週)。ゲート試験にはまだ合格しておらず、坂路で4本乗られるも時計はほとんどが半マイル70秒台。まずはゲート試験合格に向けての調整へ。

・2017年の千葉サラブレッドセールにて1566万円で落札。社台ファームの生産馬。母も社台ファームの生産馬で27戦2勝。本馬は9番仔。母の全姉オレンジピールはG2-サンスポ賞4歳牝馬特別、G3-クイーンC、G3-チューリップ賞の勝ち馬。母の半姉メローフルーツはG3-札幌3歳Sの勝ち馬。

 

カタナ(牡・上原博之・母シタール by Fusaichi Pegasus)

7/2(日)半マイル57.5-42.3-27.7-13.7。ラップタイム15.2-14.6-14.0-13.7。

・既にゲート試験は6/23にパスしている。7/2の上記坂路追いはまだまだこれからの時計だが、半マイル60秒を切ったのは初で今週の追い切り時計が気になるところ。

・2016年の北海道セレクションセールにて3348万円で落札。母はアメリカで7戦1勝。本馬は5番仔。母の半兄・ワイルドラッシュは1998年のG1-メトロポリタンH(USAダ8.0F)、同年のG1-カーターH(USAダ7.0F)など重賞4勝。

 

キルロード(牡・田村康仁・母キルシュワッサー by サクラバクシンオー)

6/29(木)半マイル54.0-39.4-25.9-12.6。ラップタイム14.6-13.5-13.3-12.6。

・既にゲート試験は6/21にパスしている。6/25(日)に坂路半マイル55.5を計時し、一気に調整スピードが上がっていたが、上記坂路追いで自己最速タイムを更新。なかなかの脚色だった模様で順調にデビューに向けての階段を登っている印象。母は32戦4勝。本馬は5番仔。

 

ゴールドギア(牡・伊藤圭三・母ギンザボナンザ by ゼンノロブロイ)

・6/29にゲート試験合格。合格後、6/30、7/2と坂路で2本追われ、7/2(日)に半マイル61.5の自己最速タイムを計時し、ここから本格的な調教がはじまっていく感じだろう。

・母はノーザンファームの生産馬で27戦5勝。本馬は2番仔。祖母の全兄エモシオンは1999年のG2-京都記念の勝ち馬、3代母のアドラーブルは1992年のG1-オークスの勝ち馬。

 

シバノモスキー(牝・清水英克・母アンキャニー by アグネスタキオン)

・既にゲート試験はパスしている。先週6/28(水)は南Wで5Fから馬ナリで追われる。併走馬に遅れを取ったが時計は馬ナリでのものなら悪くはない。

・2017年のJRAブリーズアップセールにて1134万で落札。母は1戦0勝。本馬は初仔。叔母は2012年のダービー馬・ディープブリランテの母。

 

ジャンニーナ(牝・奥村武・母アシェラフ by Deputy Minister)

・既にゲート試験はパスしている。先週6/28(水)は南Wで4Fから馬ナリで追われるが、ラスト1F14秒台後半のごくごく軽めのもので、評価云々の追い切りではない。まだまだこれから、といったところだろう。

・母はアメリカとUAEで11戦2勝。本馬は5番仔。祖母Cinnamon Sugarは1994年のG2-ロングルックH(USAダ9.0F)の勝ち馬でG1での2着が3回ある。

 

ダイメイジャスミン(牝・石毛善彦・母シェーンフレール by Smart Strike)

・既にゲート試験はパスしている。先週6/28(水)は南Wで6Fから追われるも、ラスト1Fは13秒台後半。強めに追われたものだが時計的に目ぼしいものではない。

・2016年の北海道オータムセールにて399.6万円で落札。祖母リーチフォーザムーンがアグネスデジタルの下、シェルゲームやジャリスコライトの上にあたる。

 

ビッグディール(牡・武井亮・母キャスケードブーケ by スペシャルウィーク)

7/2(日)半マイル54.2-39.6-26.1-13.2。ラップタイム14.6-13.5-12.9-13.2。

・6/29にゲート試験合格。合格後、早速7/2(日)に上記タイムを坂路で出し、順調な仕上がり具合を見せている印象。今週の調教に注目が集まる。

・2015年のセレクトセールにて1944万円で落札。社台ファームの生産馬。母は5戦0勝。本馬は8番仔。祖母スカーレットブーケ、母の半姉ダイワルージュ、母の半兄ダイワメジャー、母の半妹ダイワスカーレットは全て重賞勝ち馬。

 

メイモアナ(牝・池上昌弘・母メイシャイン by シンボリクリスエス)

・ゲート試験にまだ合格しておらず、当面はゲート試験に注力する形。母は4戦0勝。本馬は3番仔。祖母スターアルファはベガ(1993年のJRA最優秀3歳牝馬、G1を2勝)の半妹。

 

ラヴインブラッド(牡・高橋義博・母レディインラヴ by ディープインパクト)

・ゲート試験にまだ合格しておらず、当面はゲート試験に注力する形。母は8戦0勝。本馬は初仔。祖母サマニベッピンは1995年のG2-サンスポ賞阪神牝馬特別、同年のG3-金鯱賞、同年のG3-府中牝馬Sの勝ち馬。

 

ラティカ(牝・萩原清・母ローズオットー by ダンスインザダーク)

・ゲート試験にまだ合格しておらず、当面はゲート試験に注力する形。社台ファームの生産馬。母は15戦1勝。本馬は3番仔。祖母エリザベスローズ、母の半兄フサイチゼノン、母の半兄アグネスゴールド、母の半兄リミットレスビッドは全て重賞勝ち馬。