先程、愛カラ競馬場にて行われたばかりの今年のアイリッシュダービーのレース結果と直線動画を速報でお届けする。合わせて今日行われた注目の2歳G2・レイルウェイSと昨日行われた牝馬限定のG1・プリティーポリーS、いずれも愛カラ競馬場で行われた両重賞のレース結果と直線動画もお届けする。

Irish Derby(G1・1m4f・3歳・現地時間6/29)

1着:Sovereign

牡3、父・Galileo、母・Devoted To You、母父・Danehill Dancer
調教師:A P O’Brien、騎手:P B Beggy

・バリードイル陣営のペースメーカーと目されていた馬で、道中はこの馬が逃げて、番手にNorwayがつける展開。人気の英ダービー馬・Anthony Van Dyckはこの2頭からはかなり離れた4番手を追走。なかなか差が詰まらず、直線入口でも前とはかなり差がある状況。最後にバテたNorwayを交わすのが精一杯でAnthony Van Dyckは2着まで。結局、ハナに立ったSovereignがそのまま悠々と逃げ切る番狂わせが起きている。

・今日の勝利で通算9戦2勝。今季は2着→3着といずれも同厩のBroomeの後塵を拝し、前走の英ダービーは10着。戦績的に見るべきものは無い馬だったが、展開に恵まれビッグタイトルを獲得している。

 1着:[2019/06/29]アイリッシュダービー(愛G1・1m4f・カラ)

・母のDevoted To Youは12戦1勝。現役時はA P O’Brien師に管理され、2歳時に愛G2-デビュータントS(7f)で2着、3歳時に愛G3-パークエクスプレスS(1m)で2着。本馬の従兄にショウナンマイティ(大阪杯)、ゴーフォザサミット(青葉賞)がおり、曽祖母のMorning Devotionは今年、ドバイワールドカップ連覇を達成したThunder Snowの曽祖母でもあり、同じ牝系に属する。

・A P O’Brien師はアイリッシュダービー13勝目。今年は1着から3着まで管理馬が独占。

 1997年・Desert King
 2001年・Galileo
 2002年・High Chaparral
 2006年・Dylan Thomas
 2007年・Soldier of Fortune
 2008年・Frozen Fire
 2009年・Fame and Glory
 2010年・Cape Blanco
 2011年・Treasure Beach
 2012年・Camelot
 2014年・Australia
 2017年・Capri
 2019年・Sovereign

2着:Anthony Van Dyck(6馬身差)

牡3、父・Galileo、母・Believe’N’Succeed、母父・Exceed And Excel
調教師:A P O’Brien、騎手:Ryan Moore

3着:Norway(勝ち馬との着差:8馬身半)

牡3、父・Galileo、母・Love Me True、母父・Kingmambo
調教師:A P O’Brien、騎手:Seamie Heffernan

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/178/curragh/2019-06-29/715773

Railway Stakes(G2・6f・2歳・現地時間6/29)

1着:Siskin

牡2、父・First Defence、母・Bird Flown、母父・Oasis Dream
調教師:G M Lyons、騎手:Colin Keane

・Siskinが後続を離して快勝。注目の新種牡馬・American Pharoah産駒のMonarch Of Egyptは2着。

・今日の勝利で通算3戦3勝(全て6fのレース)。結果を受けて現時点で来年の英2000ギニーのアンティポストで3番人気に浮上している。

 1着:[2019/06/29]レイルウェイS(愛G2・6f・カラ)

・父のFirst Defenceは2004年米国産のUnbridled’s Song産駒。本馬と同じジャドモントファームの生産馬で現役時にG1-フォアゴーS(7f)、G3-ジャイプールS(6f)に勝利。

・父の代表産駒・Close Hatches(マザーグースSなどG1を5勝し、2014年のエクリプス賞古牝馬チャンピオンに輝く)は本馬の従姉。Close Hatchesの直仔・Tacitusは今年の米クラシック戦線を賑わせ、重賞2勝、ベルモントS2着、ケンタッキーダービー3着。本馬の祖母の兄・ザール(1997年のカルティエ賞最優秀2歳牡馬)など、ここに名前を出した馬は全てジャドモントファームの生産馬。

2着:Monarch Of Egypt(2馬身半差)

牡2、父・American Pharoah、母・Up、母父・Galileo
調教師:A P O’Brien、騎手:Ryan Moore

3着:Fort Myers(勝ち馬との着差:4馬身3/4)

牡2、父・War Front、母・Marvellous、母父・Galileo
調教師:A P O’Brien、騎手:Donnacha O’Brien

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/178/curragh/2019-06-29/731956

Pretty Polly Stakes(G1・1m2f・3歳以上牝馬・現地時間6/28)

1着:Iridessa

牝3、父・Ruler Of The World、母・Senta’s Dream、母父・Danehill
調教師:Joseph Patrick O’Brien、騎手:Wayne Lordan

・直線はWild Illusion、Magic Wandの4歳勢をIridessa、Pink Dogwoodの3歳勢が追う展開となるが、前2頭を捌いて抜け出したIridessaが良好な末脚を見せて快勝。

・今日の勝利で通算8戦3勝。2歳時に英G1-フィリーズマイル(1m)を勝ち、今年の牝馬クラシック戦線でも期待を集めていた馬だが、今季は初戦のG3-レパーズタウン1000ギニートライアル(7f)で3着→G1-英1000ギニー(1m)で8着→G1-アイリッシュ1000ギニー(1m)で4着、と消化不良なレースが続いていた。もともとはオークス候補と目されていた馬が今回距離が伸びて漸く本領発揮。

 1着:[2019/06/28]プリティーポリーS(愛G1・1m2f・カラ)
 1着:[2018/10/12]フィリーズマイル(英G1・1m・ニューマーケット)

・父のRuler Of The Worldは2010年愛国産のGalileo産駒。現役時は3歳4月デビューから3連勝で英ダービーを制覇した馬。現3歳がファーストクロップで本馬がこれまでの唯一の重賞勝ち馬。初年度(2015年)は1万5000ユーロだった種付料は3年連続で半額近い8000ユーロのままとなっており、先行きは明るくない印象。

・母のSenta’s Dreamは未出走。祖母のStarineはG1-BCフィリー&メアターフ、G1-メイトリアークSなど米重賞3勝

2着:Magic Wand(2馬身1/4差)

牝4、父・Galileo、母・Prudenzia、母父・Dansili
調教師:A P O’Brien、騎手:Donnacha O’Brien

3着:Pink Dogwood(勝ち馬との着差:3馬身半)

牝3、父・Camelot、母・Question Times、母父・Shamardal
調教師:A P O’Brien、騎手:Ryan Moore

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/178/curragh/2019-06-28/729299