日本時間の昨夜に愛カラ競馬場にて行われた今年のアイリッシュオークス(G1・1m4f)と、ケンタッキーダービー1着入線で降着となったMaximum Securityのレースぶりに注目が集まった先程米モンマスパーク競馬場にて行われたハスケル招待S(G1・ダ9f)のレース結果と動画をお届けする。

Kerrygold Irish Oaks(G1・1m4f・3歳牝馬)

・1895年創設。1915年より現在の距離となる。昨年はSea Of Class、一昨年はEnableが優勝。過去の主な勝ち馬にSnow Fairy(2010年)、Ouija Board(2004年)、User Friendly(1992年)、Dahlia(1973年)など。

1着:Star Catcher

牝3、父・Sea The Stars、母・Lynnwood Chase、母父・Horse Chestnut
調教師:John Gosden、騎手:Frankie Dettori

・ハナに立ったStar Catcherが、そのまま先頭で直線を迎えるとFleeting、Pink Dogwoodの両バリードイル勢の追撃を封じて逃げ切り勝ち。

・今日の勝利で通算5戦3勝。前走ロイヤルアスコットでのリブルスデイルSでは直線で抜け出す競馬だったが今回は逃げ切り勝ち。

 1着:[2019/07/20]アイリッシュオークス(愛G1・1m4f・カラ)
 1着:[2019/06/20]リブルスデイルS(英G2・1m3f211yds・アスコット)

・父のSea The Starsはこれで12頭目のG1馬を輩出。先日のSea Of Classの引退はショッキングなニュースだったが、Crystal Ocean(プリンスオブウェールズS)、Stradivarius(ゴールドカップ)と産駒の活躍が今年も続いている。

・母のLynnwood Chaseは2戦未勝利。半兄のCannock Chaseは加G1-カナディアンインターナショナルSなど重賞3勝。同じく半兄のPisco Sourは仏G2-ウージェーヌアダム賞、英G3-ターセンテナリーSの勝ち馬。曽祖母のSue Warnerは社台スタリオンステーション繋養中のドレフォン(BCスプリント、フォアゴーS、キングズビショップS)の曽祖母でもあり、同牝系に属する。

・John Gosden師はアイリッシュオークス3勝目(2012年・Great Heavens、2017年・Enable、2019年・Star Catcher)。

・Frankie Dettori騎手はアイリッシュオークス5勝目(2001年・Lailani、2003年・Vintage Tipple、2011年・Blue Bunting、2017年・Enable、2019年・Star Catcher)。

2着:Fleeting(半馬身差)

牝3、父・Zoffany、母・Azafata、母父・Motivator
調教師:A P O’Brien、騎手:Donnacha O’Brien

3着:Pink Dogwood(勝ち馬との着差:5馬身差)

牝3、 父・Camelot、母・Question Times、母父・Shamardal
調教師:A P O’Brien、騎手:Ryan Moore

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/178/curragh/2019-07-20/715774

TVG.com Haskell Invitational Stakes(G1・ダ1m1f・3歳)

・1968年創設。「ミッドサマーダービー」トラヴァーズS(8/24・サラトガ競馬場)の前哨戦として位置づけられるレース。レース名はモンマスパーク競馬場のプレジデント、チェアマンを務めたAmory L. Haskell氏より。

1着:Maximum Security

牡3、父・New Year’s Day、母・Lil Indy、母父・Anasheed
調教師:Jason Servis、騎手:Luis Saez

・3番手追走のMaximum Securityが3角過ぎから仕掛けられ、4角は先頭に。直線はMucho Gustoとの一騎打ちとなったが、最後まで寄せ付けずにMaximum Securityが1着。

・今日の勝利で通算7戦5勝。前々走5/4のケンタッキーダービーで1着入線→17着へ降着。その後、前走6/16のペガサスS(LR・ダ8.5f)を使い、逃げの手に出たが最後差されての2着となっていた。今回の勝利でトラヴァーズSやブリーダーズカップに向けて軌道修正なった印象。

 1着:[2019/07/20]ハスケル招待S(米G1・ダ8.5f・モンマスパーク)
 1着:[2019/03/30]フロリダダービー(米G1・ダ9f・ガルフストリームパーク)

・父のNew Year’s Dayは2011年米国産のStreet Cry産駒。現役時はBob Baffert師に管理され、2013年にサンタアニタ競馬場で行われたG1-BCジュヴェナイル(ダ8.5f)を制覇。2018年にブラジルへ輸出されていたが、今年、日本の牧場へ売却された旨のニュースが流れている(が、どこの牧場が購入したのかは不明)。New Year’s Dayについては以下の米ブラッドホースの記事を日本語訳した記事に詳しいのでご参照頂きたい。

※関連記事:マキシマムセキュリティの父ニューイヤーズデー、日本の牧場が購買

https://www.jairs.jp/contents/newsprot/2019/18/3.html

2着:Mucho Gusto

牡3、父・Mucho Macho Man、母・Itsagiantcauseway、母父・Giant’s Causeway
調教師:Bob Baffert、騎手:Joseph Talamo

・米3冠レースには不出走。地元サンタアニタで5/18のラザロバレラS(ダ7f)→6/16のアファームドS(ダ8.5f)と重賞を連勝し、ここへ臨んでいた。

3着:Spun To Run

牡3、父・ハードスパン、母・Yawkey Way、母父・Grand Slam
調教師:Juan Carlos Guerrero、騎手:Paco Lopez

※米EQUIBASEのレースチャート

http://www.equibase.com/yearbook/Chart.cfm?tk=MTH&rd=2019-07-20&rn=12&de=D&cy=USA