新種牡馬エスポワールシチー産駒・マイネルオスカルの仕上がりの良さが目立つが、他にも好調教の馬が多く、ノーザンFの生産馬でデムーロ鞍上のスマートファルコン産駒や本日5R出走のミッキーマインドと同格のタイムを出しているマル外馬、ヘニーヒューズ産駒、タイキシャトル産駒なども勝っておかしくない感じ。

 

1・アサクサゲンキ 牡2
父・Stormy Atlantic、母・Amelia、母父・Dixieland Band
生産者・Alexander-Groves-Matz LLC.、(栗)音無秀孝、和田竜二

7/5(水)半マイル53.8-39.2-25.8-13.0。ラップタイム14.6-13.4-12.8-13.0。
6/28(水)半マイル51.5-37.8-25.2-12.9。ラップタイム13.7-12.612.312.9
6/22(木)半マイル53.1-38.9-25.6-12.8。ラップタイム14.2-13.3-12.812.8

・1週前の半マイル51.5は、今日の中京5Rに出走のミッキーマインドと同入の好内容。今週の最終追いは馬ナリで控えめな内容だが、1週前でもう出来上がっているとみてのことだろう。

・母はアメリカで17戦4勝。祖母Aquilegiaは1993年のG2-ニューヨークH(USA芝10.0F)、1994年のG3-ブラックヘレンH(USA芝9.0F)の勝ち馬。祖母の半姉Foreign Courierの産駒にGreen Desert(1986年のG1-ジュライC(GB芝6.0F)など重賞4勝)。祖母の半姉バラダの孫にノーリーズン(2002年のG1-皐月賞の勝ち馬)など、活躍馬の多い牝系。

 

2・ドンフォルティス 牡2
父・ヘニーヒューズ、母・グロッタアズーラ、母父・フジキセキ
生産者・アイズスタッド、(栗)牧浦充徳、小牧太

7/5(水)半マイル53.8-38.9-25.3-12.6。ラップタイム14.9-13.6-12.712.6

・1週前はCWで馬ナリでのものなら十分な水準級のタイム。今週の最終追いも馬ナリでのものだが、加速ラップでまずまずの時計。

・2016年のセレクトセールにて1242万円で落札。新種牡馬ヘニーヒューズ産駒。母は社台コーポレーション白老ファームの生産馬で10戦0勝。本馬は3番仔。祖母の半兄ミスティックエイジは2003年のG3-ラジオたんぱ杯2歳Sで2着、2004年のG2-京都新聞杯で3着。

 

3・マイネルサブリエ 牡2
父・カネヒキリ、母・サンディシフター、母父・Crafty Prospector
生産者・金舛幸夫、(栗)飯田雄三、川須栄彦

7/5(水)半マイル54.0-39.8-26.9-13.9。ラップタイム14.2-12.9-13.0-13.9。
6/28(水)半マイル54.7-39.7-26.3-13.4。ラップタイム15.0-13.4-12.9-13.4。

・2週連続坂路で時計を出しているが、ラスト1Fがかかり過ぎている印象。2週とも併走馬に先行していながら、最終的にはいずれも遅れている点も気になる。

・母はアメリカで5戦1勝。本馬は10番仔。半妹ピッチシフターは2012年のJpn3-エーデルワイス賞で2着、2014年のJpn3-サマーチャンピオンで2着。

 

4・グーテンターク 牡2
父・ゴールドアリュール、母・ジンジャーミスト、母父・Bernardini
生産者・ノーザンファーム、(栗)石坂正、福永祐一

7/5(水)半マイル56.9-41.4-26.8-12.9。ラップタイム15.5-14.6-13.9-12.9
6/28(水)半マイル54.2-40.1-26.4-13.3。ラップタイム14.1-13.7-13.1-13.3。

・突出したタイムは出ていない。ノーザンファーム生産馬ということである程度の人気にはなるだろうが、妙味は感じられない印象。ただ、この調整過程で勝つようなら、使われての上がり目は相当だろう。

・2015年のセレクトセールにて4428万円で落札。母は7戦0勝。本馬は初仔。母の半妹ルージュバックはG2-毎日王冠、G3-きさらぎ賞、G3-エプソムCの勝ち馬。祖母ジンジャーパンチは2007年のエクリプス賞最優秀古牝馬で、2007年のG1-BCディスタフ、同年のG1-ラフィアンH、同年のG1-ゴーフォーワンドH、2008年のG1-パーソナルエンサインS、同年のG1-オグデンフィップスH、同年のG1-ゴーフォーワンドHの勝ち馬。3代母NappelonはG2-カムリーSの勝ち馬。

 

5・サイモンバイタル 牡2
父・フリオーソ、母・シルクスパイシー、母父・ダインシングブレーヴ
生産者・田原橋本牧場、(栗)川村禎彦、高倉稜

6/29(木)半マイル54.8-39.9-25.7-12.8。ラップタイム14.9-14.2-12.912.8

・今週7/5(水)は半マイル63.4秒。ここまで最終追いが軽いとクエスチョンマークがつく。

・2016年の北海道サマーセールにて270万円で落札。母は3戦0勝。本馬は9番仔。3代母シヤトウメリーの半姉ピーチガールの孫にシルクジャスティス(1997年のG1-有馬記念の勝ち馬)。3代母シヤトウメリーの半姉ツキメリーの産駒にメリーナイス(1987年のG1-日本ダービー、1986年のG1-朝日杯3歳Sの勝ち馬)。3代母シヤトウメリーの半弟マイネルグラウベンは1988年のG2-NHK杯の勝ち馬。

 

6・スノーガーデン 牝2
父・ショウナンカンプ、母・ユキノレッシャ、母父・フジキセキ
生産者・浜本牧場、(栗)吉田直弘、水口優也

・2週連続、CWで一杯に追われている。先週は6Fから終い重点の調教でラスト1Fは11秒台後半。今週は火曜日に4Fから追われ、水準級の時計。

・母は社台コーポレーション白老ファームの生産馬で2戦0勝。本馬は3番仔。3代母ゴールデンサッシュを牝祖とする活躍馬は多く、ステイゴールド、ドリームパスポート、レクレドール、ベルーフ、ショウナンパンドラらの出身牝系。

 

7・ローブレガリア 牝2
父・ハーツクライ、母・ベルベットローブ、母父・Gone West
生産者・ノーザンファーム、(栗)野中賢二、松山弘平

・2週連続、CWで5Fから追われる。まずまずの時計・動きで目一杯仕上げた感は無いが、力は出せそうな出来か。

・母は11戦3勝。本馬は10番仔。半兄アドマイヤサガスは2014年のJpn3-北海道スプリントカップの勝ち馬。祖母Verbasleは1990年のG1-メイトロンS(USAダ7.0F)で2着。4代母One Sumは米重賞5勝。

 

8・ラフィングマッチ 牡2
父・タイキシャトル、母・シアージュ、母父・Raven’s Pass
生産者・平山牧場、(栗)北出成人、太宰啓介

7/5(水)半マイル53.3-38.3-24.7-12.2。ラップタイム15.0-13.6-12.512.2
6/28(水)半マイル52.3-37.6-24.8-12.8。ラップタイム14.7-12.812.012.8

・2週連続、坂路で好タイムを計時。1週前はアクティブミノル(オープン馬)と併せ、一杯に追われたもので格上馬に大きく遅れはしたが、半マイル52.3。今週は強めに追われ半マイル53.3なら問題なく、好仕上がりといえる。

・母は10戦0勝。本馬は初仔。3代母Aim for the Topは1988年のキウスーラ賞(ITY芝1400)の勝ち馬。

 

9・レディバード 牝2
父・スマートファルコン、母・シーズインポッシブル、母父・Yankee Victor
生産者・ノーザンファーム、(栗)小崎憲、デムーロ

7/5(水)半マイル54.0-38.6-25.2-12.6。ラップタイム15.4-13.4-12.612.6

・6/30(金)にCWで6Fからデムーロが乗って一杯に追われ、5F以降は水準以上の好タイムを計時。坂路での上記最終追いは強めに追われ、加速ラップでまずまずの時計。臨戦過程は良好。

・母はアメリカとカナダで16戦4勝。本馬は6番仔。半姉ワンミリオンスは2017年のJpn2-エンプレス杯、同年のJpn3-TCK女王盃の勝ち馬。母の半弟テスタマッタは2012年のG1-フェブラリーS、2009年のJpn1-ジャパンダートダービー、2013年のJpn2-さきたま杯、2011年のG3-マーチSの勝ち馬。3代母Wings of Joveは1982年のG1-メイトロンS(USAダ7.0F)、同年のG2-アスタリタS(USAダ6.5F)の勝ち馬。

 

10・マイネルオスカル 牡2
父・エスポワールシチー、母・バラベルサイユ、母父・アグネスデジタル
生産者・木村牧場、(栗)中村均、幸英明

7/5(水)半マイル52.1-37.9-24.9-12.6。ラップタイム14.2-13.0-12.312.6

・今週水曜日の栗東2歳馬トータルで坂路半マイル1位のタイムを計時。一杯に追われての時計で前が壁になり、これでもメイチで追えていない模様。先週はCWで6Fから追われており、6F78秒台後半の猛タイムを計時。2週連続でこの調教だと新種牡馬エスポワールシチー産駒のJRA新馬初勝利も見えてきそうな感じ。

・2016年の北海道サマーセールにて1026万円で落札。母は7戦1勝。本馬は3番仔。祖母の半兄ナイスパーワーは1991年のG3-ダービー卿チャンレンジTの勝ち馬。

 

11・エルノヴィオ 牡2
父・ベーカバド、母・ウインディーパレード、母父・Kris S.
生産者・藤本ファーム、(美)本間忍、秋山真一

・唯一の関東馬。先週は南D、今週は南Pで追われる。時計はいずれも今一歩で目をひくものではない。

・2017年のJRAブリーズアップセールにて583.2万円で落札。母は未出走。本馬は11番仔。5代母Leveeは1956年のCCAオークスの勝ち馬。

 

12・モアイ 牡2
父・サウスヴィグラス、母・ラパヌイ、母父・アフリート
生産者・千葉飯田牧場、(栗)笹田和秀、荻野極

7/5(水)半マイル57.6-41.0-26.0-12.4。ラップタイム16.6-15.0-13.6-12.4
6/28(水)半マイル54.1-39.6-26.0-13.7。ラップタイム14.5-13.6-12.3-13.7。

・坂路以外に7/2(日)、7/7(金)とCWでも乗られる。1週前の坂路では終いかなりバテてしまい、印象は良くない。

・母は21戦2勝。本馬は初仔。3代母Missy’s Mirageは28戦14勝、1992年のG1-シュヴィーH(USAダ8.5F)、同年のG1-ヘムステッドH(USAダ9.0F)など米重賞4勝。

 

13・スカイルーク 牡2
父・パイロ、母・ジュエルシャネル、母父・アグネスワールド
生産者・荒谷牧場、(栗)羽月友彦、岩崎翼

7/5(水)半マイル54.6-40.2-26.3-13.0。ラップタイム14.4-13.9-13.3-13.0。

・1週前はCWで6Fから一杯に追われ、まずまずの時計。坂路での最終多いは1F12秒台がなく、ワンペースでの走り。

・母は南関東で24戦6勝。本馬は6番仔。

 

14・リネンクリーン 牡2
父・アドマイヤマックス、母・ヒカリブラッシア、母父・ヒカリバオー
生産者・前川義則、(栗)坂口正則、田中健

7/5(水)半マイル55.6-39.9-26.2-13.1。ラップタイム15.7-13.7-13.1-13.1。
6/29(木)半マイル54.2-38.8-24.8-12.5。ラップタイム15.4-14.0-12.312.5

・今週の最終追いは馬ナリでのもので1F12秒台はなし。1週前よりもタイムは悪いが併走馬を追走し、先着したもの。

・母は18戦3勝。本馬は8番仔。BMSのヒカリバオーはEasy Goer産駒で6戦1勝(京都ダ1200)の戦績。2000年生まれのファーストクロップが2頭、2002年生まれのセカンドクロップが2頭の計4頭しか血統登録頭数はいないが、3頭が勝ちあがり。本馬の母が獲得賞金的には代表産駒になる。

 

15・メモリーコウ 牝2
父・エスポワールシチー、母・メモリーキャップ、母父・キャプテンスティーヴ
生産者・大北牧場、(栗)松永幹夫、武豊

7/5(水)半マイル54.8-39.1-25.4-12.6。ラップタイム15.7-13.7-12.812.6
6/28(水)半マイル53.3-38.5-25.1-12.7。ラップタイム14.8-13.4-12.412.7

・2週連続坂路で悪くない時計。1週前は一杯に追われ、今週は強めに追われたもので、時計は1週前のほうが良かったが終いもバテず、併走馬に先着し内容自体は良い。

新種牡馬エスポワールシチー産駒。母は72戦9勝。本馬は2番仔。

 

16・プラチナバローズ 牡2
父・ゴールドアリュール、母・ロックドクトリン、母父・ロックオブジブラルタル
生産者・バンダム牧場、(栗)松下武士、川田将雅

7/5(水)半マイル56.1-41.3-27.3-13.5。ラップタイム14.8-14.0-13.8-13.5。

・1週前はCWで6Fから追われたが、終いバタバタになった時計。坂路での上記最終追いの時計も物足りないもので、いきなり好勝負出来る感じはしない。

・2017年のJRAブリーズアップセールにて1674万円で落札。母は8戦2勝。本馬は初仔。祖母の半弟タイキエニグマは2006年のG3-根岸Sで2着。祖母の半姉タイキクリスティーの産駒にアーバンストリート(G3-シルクロードSの勝ち馬)。祖母の半姉タイキミステリーの産駒にトウカイミステリー(G3-北九州記念の勝ち馬)。