独バーデンバーデン競馬場にて行われたバーデン大賞(G1)と、米ニューヨーク州・サラトガ競馬場にて行われた2歳牝馬限定のスピナウェイS(G1)のレース結果と動画を速報でお届けする。バーデン大賞では2着に14馬身差をつけて圧勝した馬が凱旋門賞の有力候補へ名乗りを上げており、注目される。

147th Longines Grosser Preis von Baden(G1・1m4f・3歳以上・独バーデンバーデン競馬場)

・1858年創設。1985年に同年のダービー馬・シリウスシンボリが岡部幸雄騎乗で出走し4着。過去の主な勝ち馬にハンガリーの歴史的名牝・Kincsem、Acatenango、キャロルハウス、Lando、ピルサドスキー、Borgia、Tiger Hill、マリエンバード、Danedreamなど。

1着:Ghaiyyath

牡4、父・Dubawi、母・Nightime、母父・Galileo
調教師:Charlie Appleby、騎手:William Buick

・休み明けのGhaiyyathが後続を突き離す圧巻の逃げ切り勝ち。今年の独ダービー馬・Laccarioは3着、ベルリン大賞2着馬のCommuniqueは最下位の9着。

・今回の勝利で通算7戦5勝、G1初勝利、重賞4勝目。4/28の前走仏G1-ガネー賞では勝ったWaldgeistから4馬身半差の3着。そこから約4カ月ぶりのレースだったが、大楽勝を演じ、エントリー済みの凱旋門賞へ向けて絶好の叩き台となった印象。ちなみに今回のRPR(レーシングポストレーティング)は128の評価で、キングジョージでのCrystal Ocean(129)、Enable(127)と比べてもかなりの評価。ウィリアムヒルでは結果を受けて、凱旋門賞のオッズで本馬をEnable、Japan、Crystal Ocean、Sottsassにつぐ、Waldgeistと同じ13.0倍の5番人気へ評価を上げている。

 1着:[2019/09/01]バーデン大賞(独G1・1m4f・バーデンバーデン)
 1着:[2019/04/07]アルクール賞(仏G2・1m2f・パリロンシャン)
 1着:[2018/09/22]プランスドランジュ賞(仏G3・1m2f・パリロンシャン)
 1着:[2017/10/14]オータムS(英G3・1m・ニューマーケット)

・父のDubawiは2002年愛国産のDubai Millennium産駒。現役時は8戦5勝、ジャックルマロワ賞(8f)、アイリッシュ2000ギニー(8f)、ナショナルS(7f)の3つのG1を含む重賞4勝。今年はToo Darn Hot(サセックスS、ジャンプラ賞)、Coronet(サンクルー大賞、ジャンロマネ賞)、Old Persian(ドバイシーマクラシック)らが活躍。2017年より種付料は25万ポンド(約3230万円)。

・母のNightimeはキャリア2戦、1勝馬の身で挑んだ2006年のG1-アイリッシュ1000ギニー(1m)を制覇。半姉のZhukovaは米G1-マンノウォーSなど米愛で重賞3勝。叔母のファイノメナ(父・Galileo)はニアルコスファミリーの持ち馬で社台コーポレーション白老ファームにて繋養中。

2着:Donjah(14馬身差)

牝3、父・Teofilo、母・Dyanamore、母父・Mt. Livermore
調教師:Henk Grewe、騎手:Lukas Delozier

3着:Laccario(勝ち馬からの着差:18馬身1/4差)

牡3、父・Scalo、母・Laccata、母父・Lomitas
調教師:A Wohler、騎手:Eduardo Pedroza

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/207/baden-baden/2019-09-01/739225

Spinaway Stakes(G1・ダ7f・2歳牝馬・米サラトガ競馬場)

・1881年創設の2歳牝馬限定G1。レース名は1880年の米2歳牝馬チャンピオンで、同年に7つのステークス競走を勝ったSpinawayより。過去の主な勝ち馬にRachel’s Valentina(2015年)、Ashado(2003年)、Countess Diana(1997年)、Golden Attraction(1995年)、Flanders(1994年)、Ruffian(1974年)など。

1着:Perfect Alibi

牝2、父・Sky Mesa、母・No Use Denying、母父・Maria’s Mon
調教師:Mark Casse、騎手:Irad Ortiz Jr

・7頭立ての6番手を追走していたPerfect Alibiが3角過ぎからラチ沿いを伝って上昇。直線をインの2番手で迎えると、Frank’s Rocketteとの競り合いを制し、1着。

・今回の勝利で通算4戦3勝、G1初勝利、重賞2勝目。前走アディロンダックSに続く重賞制覇で、2着のFrank’s Rocketteは前回と同じ組み合わせ。

 1着:[2019/09/01]スピナウェイS(G1・ダ7f・サラトガ)
 1着:[2019/08/04]アディロンダックS(G2・ダ6.5f・サラトガ)

・父のSky Mesaは2000年米国産のPulpit産駒。現役時は6戦3勝、G1-ホープフルS(ダ7f)、G2-ブリーダーズフューチュリティ(ダ9f)の2歳重賞を2勝。主な産駒にGeneral Quarters(ブルーグラスS、ターフクラシックS)、スカイディーバ(フリゼットS。ノーザンファーム繋養中)など。

2着:Frank’s Rockette(1馬身1/4差)

牝2、父・Into Mischief、母・Rocket Twentyone、母父・Indian Charlie
調教師:William Mott、騎手:Julien R Leparoux

3着:Figure Of Speech(勝ち馬からの着差:6馬身1/4差)

牝2、父・Into Mischief、母・Starlight Lady、母父・Elusive Quality
調教師:Chad C Brown、騎手:Javier Castellano

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/445/saratoga/2019-09-01/739280