英ニューマーケット競馬場にて行われたフューチャーチャンピオンズフェスティバル2日目。この中から無敗馬・Pinatuboが出走したG1-デューハーストSなど、2歳重賞3鞍のレース結果と動画をお届けする。

Darley Dewhurst Stakes(G1・7f・2歳)

・1875年創設。Dewhurstはこのレースの創設者・Thomas Geeが所有していたデューハースト牧場より。近年の主な勝ち馬にShamardal(2004年)、Teofilo(2006年)、New Approach(2007年)、Frankel(2010年)、Dawn Approach(2012年)、Churchill(2016年)、Too Darn Hot(2018年)など。

1着:Pinatubo

牡2、父・Shamardal、母・Lava Flow、母父・Dalakhani
調教師:Charlie Appleby、騎手:William Buick

・先にArizonaが抜け出し、これに内からPinatuboが接近。Arizonaの抵抗は予想以上のものとなったが、最後はPinatuboが力で捻じ伏せるような勝ち方で抜け出して1着。

・今回の勝利で通算6戦6勝重賞3勝目。今回初めて馬場状態が「Soft」なレースとなり、前走のナショナルS(馬場状態:Good)では9馬身1/4差だったArizonaとの着差が2馬身差と大きく接近される結果となっている。鞍上のWilliam Buickはレース後、今回のレースを「different test」と表現し、「消耗戦となったが結果として今季最高のパフォーマンスだった」とコメントしている。

 1着:[2019/10/12]デューハーストS(英G1・7f・ニューマーケット)
 1着:[2019/09/15]ナショナルS(愛G1・7f・カラ)

 1着:[2019/07/30]ヴィンテージS(英G2・7f・グッドウッド)

・今回のRPR(レーシングポストレーティング)は121。前走の128と比べるとさすがに劣るものとなったが、前々走のヴィンテージSを5馬身差で圧勝した時と同じ数値。

・レース直後にモハメド殿下とCharlie Appleby師に握手を求めるA P O’Brien師。

2着:Arizona(2馬身差)

牡2、父・No Nay Never、母・Lady Ederle、母父・English Channel
調教師:A P O’Brien、騎手:Seamie Heffernan

・8/18のG1-モルニー賞(1200m)では勝ったEarthlightから4馬身3/4差の4着、9/15のG1-ナショナルS(7f)では勝ったPinatuboから9馬身1/4差の3着、とここまでゴドルフィンのShamardal産駒2騎に力量差を見せつけられてきたが、今回は2馬身差にまで接近。

3着:Wichita(勝ち馬との着差:4馬身3/4)

牡2、父・No Nay Never、母・Lumiere Noire、母父・Dashing Blade
調教師:A P O’Brien、騎手:Ryan Moore

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/38/newmarket/2019-10-12/736056

Dubai Autumn Stakes(G3・1m・2歳)

1着:Military March

牡2、父・New Approach、母・Punctilious、母父・デインヒル
調教師:Saeed bin Suroor、騎手:Oisin Murphy

・直線はゴドルフィン勢2騎の一騎打ちとなり、Oisin MurphyとWilliam Buickの意地がぶつかりあう、見応えのある好レースだったが、最後、Military Marchがバテずに抜け出して1着。

・今回の勝利で通算2戦2勝重賞初制覇

 1着:[2019/10/12]オータムS(英G3・1m・ニューマーケット)

・父のNew Approachは2005年愛国産のGalileo産駒。現役時はJ S Bolger師に管理され、11戦8勝、英チャンピオンS、愛チャンピオンS、英ダービー、デューハーストS、ナショナルSの5つのG1を含む重賞6勝。「ゴドルフィンのNew Approach産駒」といえば昨年の英ダービー馬・Masarになるが、これに続くことが出来るか。

・母のPunctiliousは15戦6勝、G1-ヨークシャーオークス、G2-リブルスデイルS、G3-ムシドラSの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/38/newmarket/2019-10-12/739857

Godolphin Flying Start Zetland Stakes(G3・1m2f・2歳)

1着:Max Vega

牡2、父・Lope De Vega、母・Paraphernalia、母父・Dalakhani
調教師:Ralph Beckett、騎手:Harry Bentley

・早めに抜け出したMax Vegaが力強いフットワークで、2着以下を突き離して完勝。

・今回の勝利で通算3戦2勝重賞初制覇。前走9/26のデビュー2戦目(1m6yds)を2着馬に6馬身差をつけて圧勝し、ここへ臨んでいた。10fでこの勝ち方なら来年のダービーに陣営が思いを馳せるのも当然で、ウィリアムヒルでは来年の英ダービーのアンティポストで本馬を6番人気(34.0倍)へ評価を引き上げている。

 1着:[2019/10/12]ゼットランドS(英G3・1m2f・ニューマーケット)

・父のLope De Vegaは2007年愛国産のShamardal産駒。現役時はA Fabre師に管理され、9戦4勝。プールデッセデプーラン(仏2000ギニー)、ジョッケクルブ賞(仏ダービー)の2冠馬。本馬は32頭目の重賞勝ち馬となる。今年の種付料は過去最高の8万ユーロ。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/38/newmarket/2019-10-12/739856