メルボルンカップカーニバル2日目(メルボルンカップ)・レース結果

豪ビクトリア州メルボルンにあるフレミントン競馬場にて行われているメルボルンカップカーニバル。本稿ではメールドグラースが出走した本日行われたG1-メルボルンカップの結果と動画をお届けする。

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Lexus Melbourne Cup(G1・3200m・3歳以上)

・1861年創設。毎年11月の第1火曜日の午後3時に発走され、当日はメルボルン大都市圏は祝日となる。メルボルン以外の多くの人々も当日は「病気」による当日欠勤が増加し、生産性が低下すると言われており、当日は全国民の祝日にするべきとの声も多い程のビッグイベント。過去の記録では調教師では「Cups King」の異名を取った名伯楽・Bart Cummings師が12勝、馬では唯一の3連覇(2003,2004,2005年)を達成したのがMakybe Diva、オーナーではLloyd Williams氏が6勝したのが最多。

1着:Vow And Declare

せん4、父・デクラレーションオブウォー、母・Geblitzt、母父・Testa Rossa
調教師:Danny O’Brien、騎手:Craig A Williams

・1角で内の2,3番手につけたVow And Declareが終始、好ポジションをキープし直線入口でCraig A Williams騎手の手が動き、インから早め抜け出しを図る展開。後続が続々と差し込んでくる中、最内で我慢しきったVow And Declareがそのまま押し切って1着。2着入線のMaster Of Realityが4着降着となり、3着入線のPrince Of Arranが2着へ繰り上がり、4着入線のIl Paradisoが3着へ繰り上がり。

・今回の勝利で通算13戦4勝、G1初勝利、重賞2勝目。昨年6月のG3-タタソールズカップ(3000m)で初重賞制覇を果たし、今季は10/5のG1-ターンブルS(2000m)で4着→10/19のG1-コーフィールドC(2400m)でメールドグラースの2着とし、ここへ臨んでいた馬。2017年1月のシドニー1歳馬セールにて米ドル換算で3万4538ドルにて購買された馬。

 1着:[2019/11/05]メルボルンカップ(豪G1・3200m・フレミントン)
 1着:[2019/06/22]タタソールズカップ(豪G3・3000m・イーグルファーム)

・父のデクラレーションオブウォーは2009年米国産のWar Front産駒。現役時はA P O’Brien師に管理され、13戦7勝、インターナショナルS(10f88y)、クイーンアンS(1m)の2つのG1を含む重賞3勝。2014年はアイルランドのクールモアスタッド(+クールモア・オーストラリアにシャトルされる)、2015年から2018年はアメリカのアシュフォードスタッドにて供用されていたが、今年より日本軽種馬協会静内種馬場にて供用中。産駒のG1勝利は初年度産駒のOlmedoが仏G1-仏2000ギニー、Winning Waysが豪G1-クイーンズランドオークス、サードクロップのDecorated Invaderが加G1-サマーSに勝利している。先日の豪G1-ビクトリアダービーを産駒のWarningが制したばかりで、メルボルンカップカーニバルで産駒の大活躍が続いている現況。今年の種付料は230万円。

・母のGeblitztは現役時はオーストラリアで27戦5勝。勝ち鞍は1200mで3勝、1300mで1勝、1400mで1勝。

・曽祖母Young Vicの産駒(母のいとこ)にKidnapped(G1-サウスオーストラリアンダービーなど豪重賞3勝)、Academus(G2-ウエストオーストラリアンギニーなど豪重賞2勝)、Hauraki(G1-ザ・スターエプソムなど豪重賞3勝)の3頭の重賞勝ち馬がいる。4代母Loralaneまで遡ると、この馬を牝祖とするG1馬にGolden Horn(凱旋門賞、英ダービー、アイリッシュチャンピオンS、エクリプスS)、Rebecca Sharp(コロネーションS)がいる。

2着(3着入線から繰り上がり):Prince Of Arran

せん6、父・Shirocco、母・Storming Sioux、母父・Storming Home
調教師:Charlie Fellowes、騎手:Michael Walker

・昨年の3着に続き今年も好走。終始5,6番手を追走し、勝ち馬とはそれほど離れていない辺りにつけていたが、直線で最内を通った勝ち馬に対し、この馬は馬場の真ん中に進路を取る形となり、この差が最後に出た形。

3着(4着入線から繰り上がり):Il Paradiso

牡3、父・Galileo、母・Famous、母父・Danehill Dancer
調教師:A P O’Brien、騎手:Wayne Lordan

・一番惜しい競馬をしたのがこの馬。後ろから3頭目辺りをゆったり追走していたが、直線は内目に突っ込んでいき、鋭伸。脚色的には勝っておかしくない末脚を見せたが、2着入線のMaster Of Realityが内に寄れてきた影響をモロに受けて4着入線→3着。

6着:メールドグラース

牡4、父・ルーラーシップ、母・グレイシアブルー、母父・サンデーサイレンス
調教師:清水久詞(栗東)、騎手:Damian Lane

・勝ち馬とは1馬身差の6着で、惜しい競馬。懸念されていた距離不安よりも、直線で進路を確保するのに相当手間取り、スムーズな競馬が出来なかったのが敗因。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/297/flemington/2019-11-05/744230