ハリウッドダービー、ケンタッキージョッキークラブS・レース結果

米デルマー競馬場にて行われた3歳馬限定の芝G1-ハリウッドダービーと、現在、来年のケンタッキーダービーのアンティポストで1番人気の評価を得ているTiz The Lawが出走した、米チャーチルダウンズ競馬場にて行われたG2-ケンタッキージョッキークラブSのレース結果と動画をお届けする。

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Hollywood Derby(G1・芝9f・3歳・デルマー競馬場)

・1938年創設。2014年に同年のケンタッキーダービー、プリークネスS、サンタアニタダービーを制したCalifornia ChromeがBCクラシックで3着に敗れた後に初の芝への挑戦としてこのレースに出走し勝利を収めている。

1着:Mo Forza

牡3、父・Uncle Mo、母・Inflamed、母父・Unusual Heat
調教師:Peter Miller、騎手:Paco Lopez

・好位のインを追走していたMo Forzaが直線を2番手で向かえると、逃げていたNeptune’s Stormをきっちり番手差し。Mo Forzaが1番人気に応えて快勝している。

・今回の勝利で通算8戦3勝、重賞2勝目。デビュー6戦目、9/29のサンタアニタでのメイドン(芝1m)で初勝利を上げると、次走11/2のサンタアニタでのG2-トワイライトダービー(芝9f)で初重賞制覇し、ここへ臨んでいた。米芝路線はBricks And Mortarが引退し日本で種牡馬入りすることで、確たる軸馬不在の混戦模様。本馬が来年の米芝路線でどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみな存在となっていきそうである。

 1着:[2019/11/30]ハリウッドダービー(G1・芝9f・デルマー)
 1着:[2019/11/02]トワイライトダービー(G2・芝9f・サンタアニタ)

・父のUncle Moは2008年米国産のIndian Charlie産駒。現役時はBCジュヴェナイル、シャンペンSの2つの2歳G1を含む重賞3勝、2010年のエクリプス賞最優秀2歳牡馬。主な産駒にケンタッキーダービー、BCジュヴェナイル、フロリダダービー、フロントランナーS、デルマーフューチュリティの5つのG1を含む重賞7勝のNyquist本馬が産駒8頭目のG1馬となる。今年の種付料は12万5000ドルで来年も同額。BLOOD HORSEによる現時点の北米サイアーランキング12位

・母のInflamedは3戦未勝利。叔父のBurnsは米G2-ラホイヤHの勝ち馬。

2着:Neptune’s Storm

せん3、父・Stormy Atlantic、母・Immortal Life、母父・Iffraaj
調教師:Richard Baltas、騎手:Abel Cedillo

3着:Standard Deviation

牡3、父・Curlin、母・False Impression、母父・A.P. Indy
調教師:Chad C Brown、騎手:John R Velazquez

※EQUIBASEのChart

http://www.equibase.com/static/chart/pdf/DMR113019USA8.pdf

Kentucky Jockey Club Stakes(G2・ダ8.5f・2歳・チャーチルダウンズ競馬場)

・1920年創設。このレースを制して翌年のケンタッキーダービーを勝った馬は、Super Saver(2010年)、Cannonade(1974年)、Twenty Grand(1931年)、Clyde Van Dusen(1929年)、Reigh Count(1928年)の5頭。

1着:Silver Prospector

牡2、父・デクラレーションオブウォー、母・Tap Softly、母父・Tapit
調教師:Steven Asmussen、騎手:Ricardo Santana Jr

・馬場状態は「Sloppy」。中団の外を進んでいた芦毛のSilver Prospectorが直線鋭伸し、差し切り勝ち。1番人気のTiz The Lawは好位のインから直線で狭いところをしぶとく伸びてくるも3着まで。

・今回の勝利で通算6戦2勝、重賞初制覇。デビュー3戦は芝のレースを使われて4着→3着→6着。4戦目に初めてダートのレース(6.5f)を使われると、これに勝利。5戦目の前走10/27のチャーチルダウンズでのストリートセンスS(Black Type・ダ1m)で3着とし、ここへ臨んでいた。2018年のキーンランド9月1歳セールにて5万ドルにて購買され、今年4月のOBS2歳トレーニングセールにて19万ドルにて購買された馬。

 1着:[2019/11/30]ケンタッキージョッキークラブS(G2・ダ8.5f・チャーチルダウンズ)

・父のデクラレーションオブウォーは2009年米国産のWar Front産駒。現役時はA P O’Brien師に管理され、13戦7勝、インターナショナルS(10f88y)、クイーンアンS(1m)の2つのG1を含む重賞3勝。2014年はアイルランド、2015年から2018年はアメリカで供用され、オーストラリアに随時シャトルされていたが、今年より日本軽種馬協会静内種馬場にて供用中今年のメルボルンカップカーニバルで産駒が大活躍し、ビクトリアダービー(Warning)、メルボルンカップ(Vow And Declare)の両G1を産駒が制覇。他の主な活躍馬にOlmedo(仏2000ギニー)、Winning Ways(クイーンズランドオークス)など、産駒は芝での活躍が目立っているが、ダートでも活躍馬を輩出出来るか注目となる。今年度の種付料は230万円。

・母のTap Softlyは24戦6勝。祖母のSilentleaは米G2-アスタリタSの勝ち馬。

2着:Finnick The Fierce(3/4身差)

牡2、父・Dialed In、母・Southern Classic、母父・Southern Image
調教師:Rey Hernandez、騎手:Sonny Leon

・6/14のインディアナグランドでのメイドン(ダ5f)で1着→11/9のチャーチルダウンズでのAllowance Optional Claiming(ダ6.5f)で4着とし、ここへ出走していた。ここは全くの人気薄だったが大健闘の2着。

3着:Tiz The Law(アタマ差)

牡2、父・Constitution、母・Tizfiz、母父・Tiznow
調教師:Barclay Tagg、騎手:Manuel Franco

・8/8のサラトガでのメイドン(ダ6.5f)で1着→10/5のベルモントパークでのG1-シャンペンS(ダ1m)で1着とし、ここへ出走していた。既にG1を制している馬で来年のケンタッキーダービー馬候補としてウィリアムヒルでは1番人気の評価を受けている馬で、大きく評価を落とすような内容ではなかった印象だが今回、初の黒星を喫することとなっている。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/308/churchill-downs/2019-11-30/746360