ジュライフェスティバル・2日目レース結果

英ニューマーケット競馬場のジュライコースにて行われた、牝馬限定G1のファルマスS(G1・1m)、2歳牝馬限定重賞のダッチェスオブケンブリッジS(G2・6f)のレース結果と直線動画を速報でお届けする。

※レースの模様は以下のDubai Racing ChannelでLiveで無料配信(登録不要)されている。前走コモンウェルスCに続くG1連勝を狙うAdvertise、前走ダイヤモンドジュビリーSでBlue Pointに肉薄したDream Of Dreamsらが出走するジュライC(G1・6f)は日本時間土曜24:40発走予定となっているので、気になる方は以下よりLiveでお楽しみ頂きたい。

http://www.dmi.ae/dubairacing/live.asp

スポンサーリンク

Tattersalls Falmouth Stakes(G1・1m・3歳上牝馬)

・1911年創設。1992年より現在の名称となり、2004年からG1。過去の主な勝ち馬にSoviet Song(2004,2005年)、Goldikova(2009年)、Elusive Kate(2013年)、Roly Poly(2017年)、Alpha Centauri(2018年)。

1着:Veracious

牝4、父・Frankel、母・Infallible、母父・Pivotal
調教師:Sir Michael Stoute、騎手:Oisin Murphy

・積極的に主導権を取りにいったVeraciousがそのまま押し切りを狙うところに、後方からOne Masterが急追。最後は見応えのある叩き合いとなったが、Oisin Murphyの叱咤に応えたVeraciousが我慢しきり1着。今日のジュライコースは時計の出る馬場だったが、このレースもコースレコードでの決着となっている。

・今日の勝利で通算10戦3勝、重賞2勝。昨年6月のコロネーションSでAlpha Centauriの3着、昨年8月のナッソーSでWild Illusionの3着と牝馬マイルG1戦線で健闘してきた馬だが、今回初のG1制覇。

 1着:[2019/07/12]ファルマスS(英G1・1m・ニューマーケット)
 1着:[2018/09/01]アタランタS(英G3・1m・サンダウン)

・父のFrankelは8頭目のG1馬を輩出。今年の英オークスを勝ったAnapurna、先日の仏G2-マルレ賞を勝ったMehdaayihと牝馬の活躍が続いている。尚、Frankel産駒の代表産駒・Cracksmanも母父がPivotalだが、Cracksmanと本馬は共に母系にDanzigが入っている。

 Cracksmanの祖母の祖父がDanzig、Veraciousの曽祖母の父がDanzig。
 →Frankelの母父はデインヒル(の父はDanzig)なので、両馬ともDanzig4×4のインブリードを持っている共通点がある

・母のInfallibleは6戦2勝、2008年の英G3-ネルグウィンS(7f)の勝ち馬。同年の1000ギニーで4着、コロネーションSで2着、ファルマスSで2着と牝馬マイルG1戦線で活躍していた点は本馬と良く似ている点。

・半兄のMutakayyefは英G2-サマーマイルを2勝。半姉のIntimationは仏G3-フロール賞の勝ち馬。従兄のGarswoodは仏G1-モーリスドゲスト賞、英G2-レノックスSの勝ち馬。

2着:One Master(クビ差)

牝5、父・Fastnet Rock、母・Enticing、母父・Pivotal
調教師:William Haggas、騎手:James Doyle

3着:I Can Fly(勝ち馬との着差:3馬身差)

牝4、父・Fastnet Rock、母・Madonna Dell’Orto、母父・Montjeu
調教師:A P O’Brien、騎手:Ryan Moore

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/174/newmarket-july/2019-07-12/731822

Duchess Of Cambridge Stakes(G2・6f・2歳牝馬)

・1947年にチェリーヒントンSとして創設。2003年の勝ち馬・Attractionは翌年の英・愛1000ギニーを制覇。2005年にはドナブリーニ(ジェンティルドンナ、ドナウブルーの母)が勝利している。2013年に現在の名称に変更。

1着:Raffle Prize

牝2、父・Slade Power、母・Summer Fete、母父・Pivotal
調教師:Mark Johnston、騎手:Frankie Dettori

・主導権を握ったRaffle Prizeがそのまま2歳コースレコードで逃げ切り勝ち。Final Songが追いすがるも伸びを欠き、最後に人気のDaahyehがこれを差して2着。

・今日の勝利で通算4戦3勝。前走6/19のロイヤルアスコット開催での25頭立てで行われた、G2-クイーンメアリーS(5f)に続く勝利。現時点で示している早熟性はなかなかのものといえそう。今日の勝利を受けてウィリアムヒルでは来年の英1000ギニーのアンティポストで本馬を5番人気の34.00倍と評価している。

 1着:[2019/07/12]ダッチェスオブケンブリッジS(英G2・6f・ニューマーケット)
 1着:[2019/06/19]クイーンメアリーS(英G2・5f・アスコット)

・血統背景については以下の過去記事をご参照頂きたい。

2着:Daahyeh(1馬身3/4差)

牝2、父・Bated Breath、母・Affluent、母父・Oasis Dream
調教師:Roger Varian、騎手:David Egan

・前走6/21のロイヤルアスコット開催でのG3-アルバニーS(6f)を勝利していた馬で、ここでも人気を集めていたが、2着まで。

3着:Final Song(勝ち馬との着差:2馬身差)

牝2、父・Dark Angel、母・Rahiyah、母父・Rahy
調教師:Saeed bin Suroor、騎手:Ryan Moore

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/174/newmarket-july/2019-07-12/732875

・最後に同日にヨーク競馬場にて行われた3歳上牝馬限定の重賞・サマーS(G3・6f)についても簡単に触れる。

William Hill Summer Stakes(G3・6f・3歳上牝馬)

1着:Royal Intervention

牝3、父・Exceed And Excel、母・Exciting Times、母父・Jeune Homme
調教師:Ed Walker、騎手:Paul Hanagan

・前々走5/25の英G2-サンディレーンS(6f)で3着、前走6/21の英G1-コモンウェルスC(G1・6f)で5着と牡馬相手に健闘してきた馬。逃げの手に出て、最後は人気のShades Of Blueが猛追し接戦となったが何とかこれを抑え込み1着。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/107/york/2019-07-12/732919