パリ大賞典、ダイアナS・レース結果

先程、仏パリロンシャン競馬場にて行われた3歳馬限定のG1・パリ大賞典(1m4f)、日本時間の今朝に米サラトガ競馬場にて行われた、米牝馬芝路線のG1・ダイアナS(1m1f)のレース結果と直線動画をお届けする。合わせてケンタッキーダービー以来の出走となったGame Winnerの復帰戦、G3-ロスアラミトスダービー(ダ1m1f)についても簡単に触れる。

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Juddmonte Grand Prix de Paris(G1・1m4f・3歳牡牝・仏パリロンシャン競馬場)

・1863年にフランス最初の国際レースとして創設。過去の優勝馬にGladiateur(第3回の優勝馬でパリロンシャン競馬場の正門に銅像が建てられている)、Nearco、ダンスホール、パントレセレブル、チチカステナンゴ、バゴ、Rail Link、ベーカバド、Flintshireなど。尚、7月14日はフランス革命記念日。

1着:Japan

牡3、父・Galileo、母・Shastye、母父・Danehill
調教師:A P O’Brien、騎手:Ryan Moore

・同厩のWestern Australiaが予想通りペースメーカー的に逃げる中、Japanはこれを包まれることのない絶好の3番手外目を追走。直線、仕掛けられると速やかに抜け出し、後続を振り切り1着。

・今日の勝利で通算7戦4勝、重賞3勝。前走キングエドワード7世Sで2011年にNathanielが記録したのと同じRPR(レーシングポストレーティング)120をマークし、同レースの近10年トップタイの数字を残し、ここは圧倒的な1番人気で確勝を期した一戦だったが、期待に応える勝利。凱旋門賞と同じ舞台、同じ距離の一戦を制したことで、ウィリアムヒルでは凱旋門賞のアンティポストで本馬をEnable(2.37倍)、Crystal Ocean(9.00倍)、Sottsass(9.00倍)に続く4番人気の10.00倍と評価している。

 1着:[2019/07/14]パリ大賞典(仏G1・1m4f・パリロンシャン)
 1着:[2019/06/21]キングエドワード7世S(英G2・1m3f211yds・アスコット)
 1着:[2018/09/30]ベレスフォードS(愛G2・1m・ネイス)

・Galileo産駒は3歳世代が今年に入り、Anthony Van Dyck(英ダービー)、Sovereign(アイリッシュダービー)、Hermosa(英1000ギニー、愛1000ギニー)、Circus Maximus(セントジェームズパレスS)がG1を制し相変わらずの圧倒的な戦績を残していたが、これに本馬も加わることとなっている。

・母のShastyeは現役時はJohn Gosden師に管理され、9戦2勝、1m4fのListedレースで2着。牝系はフランスでの活躍馬が多く、Sagamix(凱旋門賞)、Sagacity(クリテリウムドサンクルー)、Sageburg(イスパーン賞)、Sagawara(サンタラリ賞)と同じ牝系。

・A P O’Brien師はパリ大賞典4勝目(2005年・Scorpion、2012年・Imperial Monarch、2018年・Kew Gardens、2019年・Japan)。Ryan Moore騎手は去年に続きパリ大賞典2勝目。昨日のジュライCをTen Sovereignsで制したのに続き、バリードイル勢が連日のG1制覇。

2着:Slalom(半馬身差)

牡3、父・Intello、母・Zagzig、母父・Selkirk
調教師:A Fabre、騎手:Maxime Guyon

3着:Jalmoud(勝ち馬との着差:1馬身1/4差)

牡3、父・New Approach、母・Dancing Rain、母父・Danehill Dancer
調教師:Charlie Appleby、騎手:James Doyle

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/211/longchamp/2019-07-14/735546

Diana Stakes(G1・1m1f・3歳上牝馬・米サラトガ競馬場)

1着:Sistercharlie

牝5、父・Myboycharlie、母・Starlet’s Sister、母父・Galileo
調教師:Chad C Brown、騎手:John R Velazquez

・先に抜け出した同厩のRushing Fallを外から差し切り、Sistercharlieが快勝。

・今日の勝利で通算12戦8勝、重賞6勝。昨秋のBCフィリー&メアターフで人気のWild Illusionをゴール前で差し切って制覇して以来、252日ぶりの休み明けのレースだったが快勝。これで昨年のダイアナSから4連勝。大目標はBCフィリー&メアターフ連覇になろうが、目下、アメリカ調教馬にはライバル不在。欧州調教馬からは英愛1000ギニー馬・Hermosa、昨年の2着馬・Wild Illusionらが相手と目されているが、現時点ではブックメーカーで抜けた1番人気に推されている。

 1着:[2019/07/13]ダイアナS(米G1・芝1m1f・サラトガ)
 1着:[2018/11/03]BCフィリー&メアターフ(米G1・1m3f・チャーチルダウンズ)
 1着:[2018/08/11]ビヴァリーD.S(米G1・芝1m1.5f・アーリントンパーク)
 1着:[2018/07/21]ダイアナS(米G1・芝1m1f・サラトガ)
 1着:[2018/04/14]ジェニーワイリーS(米G1・芝1m1.5f・キーンランド)
 1着:[2017/04/23]ペネロペ賞(仏G3・芝1m2.5f・サンクルー)

・父のMyboycharlieは2005年愛国産のDanetime(その父・デインヒル)産駒。現役時は2歳時に仏G1-モルニ賞、愛G3-アングルシーSと重賞2勝。主な産駒は本馬の他に豪G1-コーフィールドC、ザ・BMW、クラウンオークスなど重賞6勝、2016/2017年のオーストラリア最優秀ステイヤーに選出されたJameka

・母のStarlet’s Sisterは1戦未勝利。半弟のSottsass(父・Siyouni)が今年の仏G1-ジョッケクルブ賞(仏ダービー)を制覇。半妹のMy Sister Natは仏G3-ベルトランデタラゴン賞の勝ち馬。

2着:Rushing Fall(1馬身3/4差)

牝4、父・More Than Ready、母・Autumnal、母父・Forestry
調教師:Chad C Brown、騎手:Javier Castellano

3着:Homerique(勝ち馬との着差:2馬身差)

牝4、父・Exchange Rate、母・Chiquita Picosa、母父・Congaree
調教師:Chad C Brown、騎手:Irad Ortiz Jr

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/445/saratoga/2019-07-13/735495

・合わせて同日に米ロスアラミトス競馬場にて行われた3歳限定のG3-ロスアラミトスダービー(ダ1m1f)についても簡単に触れる。昨年の2歳チャンピオン・Game Winnerがケンタッキーダービー以来の出走となり注目されていたレースである。

Los Alamitos Derby(G3・ダ1m1f・3歳・米ロスアラミトス競馬場)

1着:Game Winner

牡3、父・Candy Ride、母・Indyan Giving、母父・A.P. Indy
調教師:Bob Baffert、騎手:Joel Rosario

・今回の勝利で通算8戦5勝、重賞4勝。ケンタッキーダービーで5着に敗れて以来のレースだったが、手頃な頭数、相手にも恵まれてここは力通りの完勝。今後の目標は8/24のG1-トラヴァーズSになる旨、Bob Baffert師がレース後にコメントを残している。

https://twitter.com/BreedersCup/status/1150172938487980033

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/1307/los-alamitos/2019-07-13/735654