グロリアス・グッドウッド開催・最終日レース結果(G2-リリーラングトリーSなど)

英グッドウッド競馬場にて行われたグロリアス・グッドウッド開催最終日の重賞レースの結果と動画を速報でお届けする。合わせてディープインパクト産駒が勝利をあげたニューマーケットのListedレースやEnableの次走について陣営のコメントが出ており、これについても簡単に触れる。

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Qatar Lillie Langtry Stakes(G2・1m6f・3歳以上牝馬)

・2003年創設。リリーラングトリーは英国の女優で、英国王・エドワード7世の愛妾(ロイヤルミストレス)。ラングトリーは1899年にグッドウッドCやゴールドCを勝った豪州産のMerman(2016年にオーストラリアの競馬殿堂入り)の馬主でもある。

1着:Enbihaar

牝4、父・Redoute’s Choice、母・Chanterelle、母父・Trempolino
調教師:John Gosden、騎手:Jim Crowley

・力強く抜け出したEnbihaarが2着以下を5馬身ちぎり捨てて圧勝。今季の充実ぶりは著しく今後が楽しみな存在。

・今回の勝利で通算7戦4勝、重賞2勝目。3歳9月にデビューし、3歳時は3戦1勝。今年に入り、5/4のグッドウッドでの準重賞(1m3f218yds)で1着→5/25の英G3-ブロンテカップフィリーズS(1m5f188yds)で2着→7/6の英G2-ランカシャーオークス(1m3f175yds)で1着、としここへ臨んでいた。次走は8/22のヨークシャーオークスに向かう模様。

 1着:[2019/08/03]リリーラングトリーS(英G2・1m6f・グッドウッド)
 1着:[2019/07/06]ランカシャーオークス(英G2・1m3f175yds・ヘイドック)

・父のRedoute’s Choiceは1996年豪州産のデインヒル産駒(今年3月に死没)。現役時は1200mから1600mまでの豪G1を4勝し、種牡馬入り後に豪リーディングサイアーに3度輝く。主な産駒にLankan Rupee(豪G1を5勝)、The Autumn Sun(豪G1を5勝)、 スニッツェル(豪リーディングサイアー)など。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/21/goodwood/2019-08-03/732952

Unibet Stewards’ Cup(Heritage Handicap・6f)

・日本ではお目にかかれない27頭立てのハンデ戦の直線動画をご紹介する。Stewards’ Cupは1840年創設、以前はグロリアス・グッドウッド開催の初日に行われてきた名物レースで、1着賞金は日本円で約2017万円。昨年は単勝21倍、一昨年は単勝26倍の馬が勝利したレースで馬券的な妙味はこれ以上無いレース。

・最内を抜けてきた勝ち馬・Khaademは3歳の牡馬で、父・Dark Angel、母・White Daffodil、母父・Footstepsinthesand、という血統。前々走ロイヤルアスコットのG1-コモンウェルスCでは7着だったが、前走ニューベリーでのG3-ハックウッドS(6f)では2着。ここでは格上的な存在で見事、1番人気に応えて勝利。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/21/goodwood/2019-08-03/732953

British Stallion Studs EBF Chalice Stakes(Listed・1m4f・3歳以上牝馬・8/3ニューマーケット競馬場Julyコース)

1着:Love So Deep

牝3、父・ディープインパクト、母・Soinlovewithyou、母父・Sadler’s Wells
調教師:Jane Chapple-Hyam、騎手:J F Egan

・画面手前のラチ沿いを伸びてくるのがLove So Deep。

https://twitter.com/NewmarketRace/status/1157640871975825408

・今回の勝利で通算12戦3勝。今年4/10にデビュー6戦目(1m2f50yds)で初勝利を上げ、次走4/23に条件戦(1m2f23yds)を勝利。その後は7→3→5→4着と敗戦が続いていたが、今回3勝目を上げている。

・母のSoinlovewithyouは現役時、A P O’Brien師に管理され9戦1勝(7f)。2008年のアイリッシュ1000ギニーに最低人気で出走したが最下位で入線。祖母のLove Me Trueも現役時、A P O’Brien師に管理され15戦1勝(1m)。Love Me Trueの産駒にG1を5勝したDuke of Marmalade、英ダービーなど重賞3勝のRuler of the Worldがおり、これらはLove So Deepの伯父にあたる。

・余談になるが、Jane Chapple-Hyam師(女性)はディアドラのニューマーケット滞在時の厩舎と関係があるようで(滞在先の厩舎が師の厩舎か?)、公式twitterに師がディアドラにバナナを与える以下の動画をアップしている。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/174/newmarket-july/2019-08-03/734846

Enableの次走について

現地メディアに陣営のコメントが出ており、次走は8/21のインターナショナルSではなく、8/22のヨークシャーオークスになる模様。

https://www.racingtv.com/news/enable-to-take-yorkshire-oaks-route-on-the-knavesmire

オーナーのレーシングマネージャーを務めるTeddy Grimthorpe氏によると、Enableは「miler and quarter(10f)」でも問題ないと考えているが、John Gosden師が凱旋門賞の前に10fのレース(インターナショナルS)を使うのを望まず、ヨークシャーオークス(12f)がより望ましいと判断したとのこと。

このコメントを受けてブックメーカーのオッズが変動しており、ウィリアムヒルではインターナショナルSはCrystal Oceanが2.5倍で1番人気。以下、Magical、King of Comedy、Circus Maximusと続き、シュヴァルグランは21.0倍の8番人気タイ。ヨークシャーオークスはEnableが1.2倍の1番人気となっている。