ホイットニーS、テストS、サラトガオークス招待S・レース結果

日本時間の今朝、米サラトガ競馬場にて行われたホイットニーS(G1・ダ9f)、3歳牝馬限定のテストS(G1・ダ7f)のレース結果と直線動画をお届けする。合わせて昨日行われた今年新設の米牝馬芝3冠の第2戦・サラトガオークス招待Sについても簡単に触れる。

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Whitney Stakes(G1・ダ9f・3歳以上)

・1928年創設。レース名はアメリカの競馬史に馬主、生産者として名を馳せ、発展に大きく貢献したホイットニー家より。アメリカ競馬名誉の殿堂博物館(National Museum of Racing and Hall of Fame)を1950年に設立したのもホイットニー家。

1着:McKinzie

牡4、父・ストリートセンス、母・Runway Model、母父・Petionville
調教師:Bob Baffert、騎手:Mike E Smith

・直線、馬場の真ん中から鋭く伸びたMcKinzieが1着。大外から差し込んだYoshidaが2着。尚、Thunder Snowはレース当日朝に馬場入りした際に咳込む症状が見られ、体温を測ったところ軽い熱発の症状が見られたため、出走回避となっている。

・今回の勝利で通算12戦7勝、重賞6勝目、G1は4勝目。昨年のBCクラシックで12着と大敗して以降、6戦して3勝、2着3回。現在、ラドブロークスでは11/2のBCクラシックで1番人気(6.0倍)に推されており、未対戦のMaximum Security、Game Winner、Omaha Beachらの3歳勢との力関係は興味深いものとなりそうである。

 1着:[2019/08/04]ホイットニーS(米G1・ダ9f・サラトガ)
 1着:[2019/05/03]アリシバS(米G2・ダ8.5f・チャーチルダウンズ)
 1着:[2018/12/26]マリブS(米G1・ダ7f・サンタアニタ)
 1着:[2018/09/22]ペンシルヴェニアダービー(米G1・ダ9f・パークスレーシング)
 1着:[2018/01/06]シャムS(米G3・ダ8f・サンタアニタ)
 1着:[2017/12/09]ロスアラミトスキャッシュコールフューチュリティ(米G1・ダ8.5f・ロスアラミトス)

・父のストリートセンスは2004年米国産のStreet Cry産駒。現役時はケンタッキーダービー、トラヴァーズS、BCジュヴェナイルなど重賞5勝。産駒の中で本馬がこれまでの最多賞金獲得馬。2013年に1年だけ日本で供用され(93頭が血統登録)、この中から今年の交流重賞・スパーキングLCを勝ったファッショニスタが誕生している。

・母のRunway Modelは米G2-アルシバイアディーズS、米G2-ゴールデンロッドSの勝ち馬。

2着:Yoshida(1馬身3/4差)

牡5、父・ハーツクライ、母・ヒルダズパッション、母父・Canadian Frontier
調教師:William Mott、騎手:Joel Rosario

3着:Vino Rosso(勝ち馬との着差:6馬身半差)

牡4、父・Curlin、母・Mythical Bride、母父・Street Cry
調教師:Todd Pletcher、騎手:John R Velazquez

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/445/saratoga/2019-08-03/737273

Longines Test Stakes(G1・ダ7f・3歳牝馬)

・1922年創設。3歳牝馬限定のG1でBCフィリー&メアスプリントのプレップレースとして位置づけられるレース。2008年にこのレースを7馬身差で圧勝したIndian Blessingは同年のBCフィリー&メアスプリント(AWで施行)は2着に敗れたものの、エクリプス賞最優秀スプリンター牝馬に選出されている。

1着:Covfefe

牝3、父・Into Mischief、母・Antics、母父・Unbridled
調教師:Brad H Cox、騎手:Joel Rosario

・直線はCovfefeとSerengeti Empressのマッチレースとなり、激しい攻防が続いたがCovfefeが半馬身差抑えて1着。

・今回の勝利で通算6戦4勝、重賞2勝目。3歳になってからはG1に出走しておらず、一線級との対戦は今回が実質初めてだったが、ケンタッキーオークス馬・Serengeti Empressを競り落として勝利。

 1着:[2019/08/04]テストS(米G1・ダ7f・サラトガ)
 1着:[2019/05/17]ミスプリークネスS(米G3・ダ6f・ピムリコ)

・父のInto Mischiefは2005年米国産のHarlan’s Holiday産駒。現役時はキャッシュコールフューチュリティ(AW8.5f)の重賞1勝。半妹に名牝Beholder(G1を11勝、エクリプス賞を4度受賞)、半弟にMendelssohn(BCジュヴェナイルターフ)。これまでに本馬を含め5頭のG1馬(GoldencentsPractical JokeAudibleMia Mischief、本馬)を輩出。昨年の北米リーディングサイアーランキング4位、今年は現時点で1位。

・半姉のアルビアーノ(父・Harlan’s Holiday)は2015年のスワンS、フラワーCの勝ち馬。

2着:Serengeti Empress(半馬身差)

牝3、父・Alternation、母・Havisham、母父・Bernardini
調教師:Thomas Amoss、騎手:Jose L Ortiz

3着:Bellafina(勝ち馬との着差:9馬身1/4差)

牝3、父・Quality Road、母・Akron Moon、母父・Malibu Moon
調教師:Simon Callaghan、騎手:Flavien Prat

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/445/saratoga/2019-08-03/737272

Saratoga Oaks Invitational Stakes(Black Type・芝9.5f・3歳牝馬・8/2サラトガ競馬場)

・今年新設されたアメリカの牝馬芝3冠の第2戦。1着賞金は40万ドル。主催者の狙い通り、欧州からの遠征馬が出走し、来年以降の欧州3歳牝馬の夏の選択肢の一つとして定着していく可能性が見てとれている。

1着:Concrete Rose

牝3、父・Twirling Candy、母・Solerina、母父・Powerscourt
調教師:George R Arnold II、騎手:Julien R Leparoux

・ハナを切ったConcrete Roseが直線も絶好の手応えで2着馬に4馬身3/4差をつけて逃げ圧勝。

・今回の勝利で通算7戦6勝。前走のベルモントオークス招待Sに続き、牝馬芝3冠競走「Turf Tiara」の2冠を獲得。3戦目は9/7にベルモントパーク競馬場にて行われる、ジョッキークラブオークス招待となるが、欧州からの強豪の出走はおそらく無さそうで、アメリカ勢に目立つ芝馬はおらずまともなら3冠達成濃厚だろう。

 1着:[2019/07/06]ベルモントオークス招待S(米G1・芝1m2f・ベルモントパーク)
 1着:[2019/05/03]エッジウッドS(米G3・芝8.5f・チャーチルダウンズ)
 1着:[2019/03/09]フロリダオークス(米G3・芝8.5f・タンパベイ)
 1着:[2018/10/10]ジェサミンS(米G2・芝8.5f・キーンランド)

・父のTwirling Candyは2007年米国産のCandy Ride産駒。現役時は芝ダートAWいずれでも実績を残し、米G1-マリブS(ダ7f)、米G2-カリフォルニアンS(AW9f)、米G2-ストラブS(ダ9f)、米G2-デルマーダービー(芝1m)の重賞4勝。主な産駒に今年の米G1-サンタアニタHなど米重賞2勝のGift Box

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/445/saratoga/2019-08-02/736707