フェニックスS・レース結果

日本時間の昨夜に愛カラ競馬場にて行われた2歳G1-フェニックスS(6f)のレース結果と動画をお届けする。合わせて今週、欧米で行われるG1レースと日本から藤田菜七子騎手と川田将雅騎手が参加するシャーガーCのミニ展望をお届けする。

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Keeneland Phoenix Stakes(G1・6f・2歳)

・1902年創設。今は無きフェニックスパーク競馬場で行われていたが、1990年に同競馬場が閉鎖され、以後、レパーズタウン→カラと競馬場が移っている。過去の主な勝ち馬にファスリエフ(1999年)、ヨハネスブルグ(2001年)、Holy Roman Emperor(2006年)、Mastercraftsman(2008年)、Air Force Blue(2015年)、Caravaggio(2016年)、Advertise(2018年)など。

1着:Siskin

牡2、父・First Defence、母・Bird Flown、母父・Oasis Dream
調教師:G M Lyons、騎手:Colin Keane

・直線で外からMonarch Of Egyptに外から迫られたように見えるシーンもあったが、内のSiskinの脚色は確かなもので、最後まで抜かせず1着。

・今回の勝利で通算4戦4勝、重賞2勝。現在、ウィリアムヒルでは来年の英2000ギニーのアンティポストで同じく4戦4勝のPinatubo(3.5倍)に続き、2番人気(9.0倍)。既に7fの重賞を制し、RPR(レーシングポストレーティング)で121を得ているPinatuboに対し、本馬は4勝全てが6fで、RPRは最高が今回の116。

 1着:[2019/08/09]フェニックスS(愛G1・6f・カラ)
 1着:[2019/06/29]レイルウェイS(愛G2・6f・カラ)

・血統背景については前走、レイルウェイS勝利時のものを再掲させて頂くが、父のFirst Defenceは2004年米国産のUnbridled’s Song産駒。本馬と同じジャドモントファームの生産馬で現役時にG1-フォアゴーS(ダ7f)、G3-ジャイプールS(ダ6f)に勝利。

・父の代表産駒・Close Hatches(マザーグースSなどG1を5勝し、2014年のエクリプス賞古牝馬チャンピオンに輝く)は本馬の従姉。Close Hatchesの直仔・Tacitusは今年の米クラシック戦線を賑わせ、重賞2勝、ベルモントS2着、ケンタッキーダービー3着。本馬の祖母の兄・ザール(1997年のカルティエ賞最優秀2歳牡馬)など、ここに名前を出した馬は全てジャドモントファームの生産馬。

2着:Monarch Of Egypt(3/4身差)

牡2、父・American Pharoah、母・Up、母父・Galileo
調教師:A P O’Brien、騎手:Ryan Moore

・前走の愛G2-レイルウェイS(6f)に続き、Siskinの2着に敗退。前走時のSiskinとの着差が2馬身半差だったので、それよりは差は詰めている。尚、新種牡馬・American Pharoah産駒は既に4頭が勝ち上がり。この内、1頭が重賞を制覇(Maven)、重賞入着が1頭(本馬)、Listedレース入着馬が1頭(Saqqara King)いる現況。

3着:Royal Lytham(勝ち馬との着差:1馬身差)

牡2、父・Gleneagles、母・Gotlandia、母父・Anabaa
調教師:A P O’Brien、騎手:Donnacha O’Brien

・前走の英G2-ジュライS(6f)に続く、重賞連勝を狙ったが3着。新種牡馬・Gleneagles産駒は既に10頭が勝ち上がり。本馬以外に、ロイヤルアスコットのListedレースを勝っているSouthern Hillsや、重賞入着馬が2頭(Precious Moments、Royal Dornoch)、Listedレース入着馬が1頭(Highland Chief)いる現況。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/178/curragh/2019-08-09/733492

今週末の欧米のG1レースなど

※各リンク先はレーシングポストの出馬表

アーリントンミリオン(G1・芝1m2f・8/10・米アーリントンパーク競馬場)

・先日、来年から社台ファームにて種牡馬入りすることが発表されたBricks and Mortarが圧倒的な1番人気。昨年の覇者・Robert Bruce、A P O’Brien師の管理馬・Magic WandとHunting Hornらがどこまで迫れるか。

https://www.racingpost.com/racecards/276/arlington-park/2019-08-11/737560

セクレタリアトS(G1・芝1m・8/10・米アーリントンパーク競馬場)

・War Front産駒・Fog of War、Scat Daddy産駒・Valid Pointの両アメリカ調教馬と、A P O’Brien師の管理馬で、No Nay Never産駒・Never No Moreが人気を集めているが、抜けた存在はおらず混戦模様。

https://www.racingpost.com/racecards/276/arlington-park/2019-08-10/737562

ビヴァリーD.ステークス(G1・芝9.5f・8/10・米アーリントンパーク競馬場)

・昨年のBCフィリー&メアターフの勝ち馬・Sistercharlieが1番人気。ここを勝てばこのレースの連覇達成となる。2番人気はA P O’Brien師の管理馬・Fleeting。英オークス3着→リブルスデイルS2着→愛オークス2着と惜敗続きだが、敵鞍を求めての米遠征が奏功するかどうか。

https://www.racingpost.com/racecards/276/arlington-park/2019-08-10/737566

フォスターデイヴH(G1・芝1m・8/10・米サラトガ競馬場)

・現在5連勝中のMore Than Ready産駒・Uni、重賞3勝のDark Angel産駒・Raging BullのいずれもChad C Brown師の管理馬が人気を集めているレース。Uniは英国産、Raging Bullはフランス産の馬。

https://www.racingpost.com/racecards/445/saratoga/2019-08-10/737559

シャーガーC(8/10・英アスコット競馬場)

・英愛選抜、女性選抜、欧州選抜、世界選抜の4チームから各3名の騎手が参加する騎手招待競走。今年は女性選抜に藤田菜七子騎手、世界選抜に川田将雅騎手が選ばれている。Dash、Classic、Mile、Stayers、Challenge、Sprintの全6レースが行われ、1人の騎手はこの中から5レースに騎乗する。以下に日本人ジョッキー2人の騎乗予定馬と現時点のODDS(レーシングポストの出馬表より)を列記する。

・藤田菜七子騎手:単勝10倍超の馬が3頭いるが、3頭とも単勝12倍でそこまで悪くはなさそう。馬質が良さそうなStayersとClassicでどこまでポイントを積み上げられるか。

 Dash:Foolaad(11/1)
 Stayers:Blue Laureate(7/1)
 Challenge:Koeman(11/1)
 Mile:Waarif(11/1)
 Classic:Zuba(15/2)

・川田将雅騎手:単勝20倍超の馬が1頭、単勝10倍の馬が1頭。馬質は藤田騎手よりも良さそうでChallenge、Mile、Dash辺りで高ポイントをゲットしたいところ。

 Dash:Caspian Prince(8/1)
 Stayers:Grandee(9/1)
 Challenge:Big Kitten(6/1)
 Mile:Zwayyan(13/2)
 Sprint:Woven(20/1)

※シャーガーC全レースの出馬表

https://www.racingpost.com/racecards/2/ascot/2019-08-10

ジャックルマロワ賞(G1・1600m・8/11・仏ドーヴィル競馬場)

・有力馬だったセントジェームズパレスSの2着馬・King Of Comedyが出走回避。一気に混戦模様となっており、コロネーションSの勝ち馬・Watch Me、昨年のアイリッシュ2000ギニー馬・Romanised、仏2000ギニーの2着馬・Shaman、昨年の仏ダービー馬・Study of Manらにチャンスが巡ってきている。

https://www.racingpost.com/racecards/206/deauville/2019-08-11/737581

ベルリン大賞(G1・1m4f・3歳以上・8/11・独ホッペガルテン競馬場)

・レーティング最上位馬はゴドルフィンのDubawi産駒・Old Persian。今年のドバイシーマクラシックでシュヴァルグラン、スワーヴリチャード、レイデオロらを降して初のG1制覇達成。前走コロネーションCではいいところなく7着に敗れているが、ここは獲りたいレース。

https://www.racingpost.com/racecards/440/hoppegarten/2019-08-11/737573