アーリントンミリオン、セクレタリアトS、ビヴァリーD.ステークス、フォスターデイヴH・レース結果

日本時間の今朝、アメリカで行われた4つのG1レースの結果と動画をお届けする。注目は来春に日本にて種牡馬入りすることが発表されたBricks And Mortar(牡5)。1番人気でアーリントンミリオンに出走しており、レースぶりが注目されている。

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Arlington Million XXXVII Stakes(G1・芝1m2f・3歳以上・アーリントンパーク競馬場)

・世界初の賞金総額100万ドルのレースとして1981年に創設。過去の主な勝ち馬にゴールデンフェザント(1990年)、スターオブコジーン(1993年)、パラダイスクリーク(1994年)、ケープブランコ(2011年)など。尚、アーリントンミリオンとジャパンCの両方の勝ち馬・ゴールデンフェザントを記念してJRAから寄贈された桜の木がアーリントンパーク競馬場のパドックに植樹されている。

1着:Bricks And Mortar

牡5、父・Giant’s Causeway、母・Beyond The Waves、母父・Ocean Crest
調教師:Chad C Brown、騎手:Irad Ortiz Jr

・注目のBricks And Mortarは道中、中団やや後方のインを追走。4角手前でもまだ6番手のままだったが、直線に入って一気に加速。前をまとめて差し切って1着。これで今日のアーリントン・インターナショナル・フェスティバル開催の3つのG1レースを全てChad C Brown師の管理馬が制覇。

・今日の勝利で通算12戦10勝、重賞6勝目、G1は4勝目。2015年のキーンランドセプテンバーセールにて20万ドルで購買された馬。3歳2月にデビューし、いきなり4連勝。その後、3着が2回続き、3歳10月から4歳12月まで1年以上に渡り休養。復帰後は負けなしの6連勝中。米芝中距離路線では現状、抜けた存在で今後はBCターフが大目標となろうが、注目は欧州勢との力関係。Enable、Crystal Ocean、Magicalらが秋にアメリカにも矛先を向けてくると、これらとの激突は興味深いものとなりそうである。

 1着:[2019/08/10]アーリントンミリオン(米G1・1m2f・アーリントンパーク)
 1着:[2019/06/08]マンハッタンS(米G1・芝1m2f・ベルモントパーク)
 1着:[2019/05/04]オールドフォスターターフクラシックS(米G1・芝9f・チャーチルダウンズ)

 1着:[2019/03/23]ムニスメモリアルH(米G2・芝9f・フェアグラウンズ)
 1着:[2019/01/26]ペガサスワールドカップターフ招待S(米G1・芝9.5f・ガルフストリームパーク)
 1着:[2017/08/04]アメリカ競馬名誉の殿堂博物館S(米G2・芝8.5f・サラトガ)

・社台スタリオンステーションにて来年から繋養されることとなり、注目が集まっている存在。以下にBricks And Mortarの5代血統表のリンクをアップする。目立つのはStorm Birdの3×3のクロス。Storm Cat→Giant’s Causewayの父系が日本で発展を遂げるのか、注目される。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001293348/pedigree/

・半姉のEmerald Beechは米G3-グレンズフォールズSの勝ち馬。従兄のBordonaroは米G1-エインシェントタイトルBCステークスなど重賞4勝。

2着:Magic Wand(3/4身差)

牝4、父・Galileo、母・Prudenzia、母父・Dansili
調教師:A P O’Brien、騎手:Wayne Lordan

3着:Bandua(勝ち馬との着差:1馬身3/4差)

牡4、父・ザファクター、母・If Angels Sang、母父・Seattle Slew
調教師:Jack Sisterson、騎手:Adam Beschizza

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/276/arlington-park/2019-08-11/737560

Secretariat Stakes(G1・芝1m・3歳・アーリントンパーク競馬場)

・1974年創設。前年にその年の米3冠馬・Secretariatをシカゴの競馬ファンに披露する目的でつくられた「アーリントンインビテーショナル」(Secretariatが9馬身差で勝利)が前身。過去の主な勝ち馬にKitten’s Joy(2004年)、Highland Reel(2015年)など。

1着:Valid Point

牡3、父・Scat Daddy、母・Goldbud、母父・Buddha
調教師:Chad C Brown、騎手:Javier Castellano

・後方から直線は大外に進路を取ったValid Pointが直線一気に弾けて、前団をまとめて差し切り1着。遅れて差してきた2着のVan Beethovenと共にScat Daddy産駒のワンツー決着。

・今回の勝利で3戦3勝、重賞初勝利。2017年のキーンランドセプテンバーセールにて14万ドルにて購買された馬。Scat Daddyのラストクロップは3歳になってから重賞勝ち馬は出ていたがG1は未勝利だったが、漸くG1馬が誕生している。

 1着:[2019/08/10]セクレタリアトS(米G1・1m・アーリントンパーク)

・母のGoldbudは7戦未勝利。祖母のSweet Goldは4戦未勝利。Sweet Goldの直仔・サンタテレジータは米G1-サンタマリアHの勝ち馬で社台ファームにて繋養中。産駒のレガーロ(全日本2歳優駿2着、レパードS3着)は、今年よりレックススタッドにて種牡馬入りしている。同じSweet Goldの直仔・スウィートハースは社台コーポレーション白老ファームにて繋養中で、ラテュロス(ローズS3着、アルテミスS3着)などを輩出している。

2着:Van Beethoven(1馬身差)

牡3、父・Scat Daddy、母・My Sister Sandy、母父・Montbrook
調教師:A P O’Brien、騎手:Wayne Lordan

3着:The Last Zip(勝ち馬との着差:1馬身3/4差)

せん3、父・City Zip、母・Pumpkin Shell、母父・Lion Heart
調教師:Michael Stidham、騎手:Adam Beschizza

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/276/arlington-park/2019-08-10/737562

Beverly D. Stakes(G1・芝9.5f・3歳以上牝馬・アーリントンパーク競馬場)

・1987年創設。BCフィリー&メアターフ路線のG1レースで過去にここを勝ちエクリプス賞最優秀芝牝馬に選出された馬が2011年のスタセリタ、昨年のSistercharlieなど7頭。

1着:Sistercharlie

牝5、父・Myboycharlie、母・Starlet’s Sister、母父・Galileo
調教師:Chad C Brown、騎手:John R Velazquez

・3番手で直線に入ったSistercharlieが一気に脚を伸ばし、前2頭を楽々交わして1着。

・今回の勝利で通算13戦9勝、重賞7勝目。今年は前走ダイアナSと今回の2走しかしておらず、フレッシュな状態。昨年はビヴァリーD.Sを勝ってからBCフィリー&メアターフへ直行しているが今年はどうなるか。ラドブロークスでは現在、BCフィリー&メアターフのアンティポストで単勝3倍の1番人気。

 1着:[2019/08/10]ビヴァリーD.S(米G1・芝9.5f・アーリントンパーク)
 1着:[2019/07/13]ダイアナS(米G1・芝9f・サラトガ)
 1着:[2018/11/03]BCフィリー&メアターフ(米G1・1m3f・チャーチルダウンズ)
 1着:[2018/08/11]ビヴァリーD.S(米G1・芝9.5f・アーリントンパーク)
 1着:[2018/07/21]ダイアナS(米G1・芝9f・サラトガ)
 1着:[2018/04/14]ジェニーワイリーS(米G1・芝9.5f・キーンランド)

 1着:[2017/04/23]ペネロペ賞(仏G3・芝1m2.5f・サンクルー)

・レース後、「彼女は一生に一度の馬」と語るChad C Brown師。

・血統背景は前走ダイアナS勝利時のものを再掲させて頂くが、父のMyboycharlieは2005年愛国産のDanetime(その父・デインヒル)産駒。現役時は2歳時に仏G1-モルニ賞、愛G3-アングルシーSと重賞2勝。主な産駒は本馬の他に豪G1-コーフィールドC、ザ・BMW、クラウンオークスの3つのG1を含む重賞6勝、2016/2017年のオーストラリア最優秀ステイヤーに選出されたJameka

・母のStarlet’s Sisterは1戦未勝利。半弟のSottsass(父・Siyouni)が今年の仏G1-ジョッケクルブ賞(仏ダービー)を制覇。半妹のMy Sister Natは仏G3-ベルトランデタラゴン賞の勝ち馬。

2着:Awesometank(3馬身差)

牝4、父・Intense Focus、母・Janey Muddles、母父・Lawman
調教師:William Haggas、騎手:Florent Geroux

3着:Competitionofideas(勝ち馬との着差:5馬身差)

牝4、父・Speightstown、母・Devil By Design、母父・Medaglia d’Oro
調教師:Chad C Brown、騎手:Javier Castellano

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/276/arlington-park/2019-08-10/737566

Fourstardave Handicap(G1・芝1m・3歳以上・サラトガ競馬場)

・1985年創設、1996年に現在の名称に改称。レース名の由来となったFourstardaveは1987年から1994年まで毎年少なくとも1勝をサラトガ競馬場で上げた馬で、「The Sultan of Saratoga」の呼称を得てファンに愛された名馬。

1着:Got Stormy

牝4、父・Get Stormy、母・Super Phoebe、母父・Malabar Gold
調教師:Mark Casse、騎手:Ricardo Santana Jr

・直線入口で4番手にいたGot Stormyが直線で一気に抜け出して1着。

・今回の勝利で通算15戦7勝、重賞2勝目。8/3に同じサラトガの準重賞を勝ったばかりで、連闘でのG1制覇となっている。G1出走は今回が2回目で今年4月の牝馬限定G1-ジェニーワイリーS(芝8.5f)では勝ったRushing Fallから1馬身半差の3着と敗れていた馬。

 1着:[2019/08/10]フォスターデイヴH(米G1・芝1m・サラトガ)
 1着:[2018/07/21]オンタリオコリーンS(加G3・芝1m・ウッドバイン)

・父のGet Stormyは2006年米国産のStormy Atlantic産駒。現役時はガルフストリームパークターフH、ターフクラシックS、メイカーズマークマイルSの3つのG1を含む重賞7勝。

・叔父のSmooth Airは米重賞3勝、Overdrivenは米重賞1勝。

2着:Raging Bull(2馬身半差)

牡4、父・Dark Angel、母・Rosa Bonheur、母父・Mr Greeley
調教師:Chad C Brown、騎手:Jose L Ortiz

3着:Uni(勝ち馬との着差:2馬身3/4差)

牝5、父・More Than Ready、母・Unaided、母父・Dansili
調教師:Chad C Brown、騎手:Joel Rosario

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/445/saratoga/2019-08-10/737559