ペンシルベニアダービー、コティリオンS・レース結果

米ペンシルベニア州・フィラデルフィアのパークスレーシング競馬場にて行われた、G1-ペンシルベニアダービー、コティリオンSのレース結果と動画をお届けする。合わせて9/18にアイルランドでデビュー勝ちをおさめたディープインパクト産駒についても簡単に触れる。

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Pennsylvania Derby(G1・ダ9f・3歳)

・1979年創設。2017年よりG1。過去の主な勝ち馬にMcKinzie(2018年)、Bayern(2014年)、Will Take Charge(2013年)、Harlan’s Holiday(2002年)、Macho Uno(2001年)、アフリート(1987年)など。

1着:Math Wizard

牡3、父・Algorithms、母・Minister’s Baby、母父・Deputy Minister
調教師:Saffie A Joseph Jr、騎手:Irad Ortiz Jr

・後方待機から直線大外をよく伸びたMath Wizardが差し切り勝ち。勝ったMath Wizardは現地実況が「Upset Winner」と形容した通り、ブービー人気だった馬。

・今回の勝利で通算13戦3勝、重賞初制覇。米3冠には未出走だった馬。

 1着:[2019/09/21]ペンシルベニアダービー(G1・ダ9f・パークスレーシング)

・父のAlgorithmsは2009年米国産のBernardini産駒。現役時はTodd Pletcher師に管理され、3戦3勝。3歳1月にG3-ホーリーブルS(ダ1m)を5馬身差で勝利するも以後、未出走のまま引退。主な産駒に今年3月のG3-ガルフストリームパークスプリントSを勝ったRecruiting Ready。今年の種付料は5000ドル。

・母のMinister’s Babyは29戦7勝、G3-ガーデニアHの勝ち馬。甥のChief Know It Allはカナダで重賞2勝。

2着:Mr. Money(クビ差)

牡3、父・Goldencents、母・Plenty O’Toole、母父・Tiznow
調教師:W Bret Calhoun、騎手:Gabriel Saez

3着:War Of Will(勝ち馬との着差:1馬身1/4)

牡3、父・War Front、母・Visions Of Clarity、母父・Sadler’s Wells
調教師:Mark Casse、騎手:Tyler Gaffalione

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/578/parx/2019-09-21/740588

Cotillion Stakes(G1・ダ8.5f・3歳牝馬)

・1969年創設の3歳牝馬限定のG1。2012年よりG1となったBCディスタフのプレップレース。過去の主な勝ち馬にMidnight Bisou(2018年)、Songbird(2016年)、Untapable(2014年)、Close Hatches(2013年)、Havre de Grace(2010年)など。

1着:Street Band

牝3、父・Istan、母・Street Minstrel、母父・Street Cry
調教師:J Larry Jones、騎手:Sophie Doyle

・1角を最後方で通過したStreet Bandが、3角手前から物凄い勢いで上昇開始。先に好位から抜け出したGuaranaを直線半ばで交わし去り、2馬身1/4差をつけて1着。

・今回の勝利で通算12戦5勝、重賞3勝目。5月のG1-ケンタッキーオークスでは6着、8月のG1-アラバマSでは3着だった馬で、G1は今回初制覇。これでBCディスタフ戦線に急浮上したといえそうである。

 1着:[2019/09/21]コティリオンS(米G1・ダ8.5f・パークスレーシング)
 1着:[2019/07/13]インディアナオークス(米G3・ダ8.5f・インディアナグランド)
 1着:[2019/03/23]フェアグラウンズオークス(米G2・ダ8.5f・フェアグラウンズ)

・父のIstanは2002年米国産のGone West産駒。現役時はWilliam Mott師に管理され、21戦9勝、5歳時にG3-アクアクH(ダ1m)、G3-ターフウェイパークフォールチャンピオンシップ(AW1m)に勝利。本馬がこれまでの代表産駒。

・母のStreet Minstrelは5戦2勝。祖母のMinstrel’s Lassieは米G1-セリマSの勝ち馬。

2着:Guarana(2馬身1/4差)

牝3、父・Ghostzapper、母・Magical World、母父・Distorted Humor
調教師:Chad C Brown、騎手:Jose L Ortiz

・今回はCCAオークス以来、約2カ月ぶりの休み明けのレースだったが、デビュー以来、初の敗戦を喫している。早めにBellafina、Serengeti Empress、Jaywalkらを捕まえに行く強気の競馬だったが、足元をすくわれた形。

3着:Horologist(勝ち馬との着差:6馬身)

牝3、父・Gemologist、母・Cinderella Time、母父・Stephen Got Even
調教師:John Mazza、騎手:Luis Saez

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/578/parx/2019-09-21/740587

Irish Stallion Farms EBF Fillies Maiden(7f・愛ネイス競馬場・9/18)

1着:Fancy Blue

牝2、父・ディープインパクト、母・Chenchikova、母父・Sadler’s Wells
調教師:A P O’Brien、騎手:Donnacha O’Brien

・今回のデビュー勝ちで早速、ウィリアムヒルでは来年の英オークスのアンティポストで4番人気(34.0倍)の評価を受けているが、これは明らかにバリードイル人気。まずは次走でどんな走りを見せるかが注目となろう。

・母のChenchikovaは6戦1勝(7.5f)。英・愛ダービー、アイリッシュチャンピオンS、BCターフなどG1を6勝したHigh Chaparralの全妹になる良血馬。

・ChenchikovaはこれまでにDansili、Danehill Dancer、Fastnet Rockと交配されてきたが、Fastnet Rockとの間に生まれたSmuggler’s CoveとCastertonの2頭がリステッド勝ち。ディープインパクトとの交配はFancy Blueが初めてで、受胎後にアイルランドに戻り、アイルランドで産まれたのがFancy Blueである。