ジョッキークラブゴールドカップS、ヴォスバーグS、オーサムアゲインS、ロデオドライブS・レース結果

米ベルモントパーク競馬場にて行われたG1-ジョッキークラブゴールドカップS、ヴォスバーグSと、米サンタアニタ競馬場にて行われたG1-オーサムアゲインS、ロデオドライブSなどのレース結果と動画をお届けする。

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Jockey Club Gold Cup Stakes(G1・ダ1m2f・3歳以上・ベルモントパーク競馬場)

・1919年創設。過去の勝ち馬はアメリカ競馬を彩った名馬揃いで、Man o’ War、War Admiral、Whirlaway、Citation、Nashua、Sword Dancer、Kelso、Buckpasser、Damascus、Shuvee、Forego、Affirmed、John Henry、Slew o’ Gold、Easy Goer、Cigar、Skip Away、Curlinらが名を連ねている。

1着(2着入線から繰り上がり):Code Of Honor

牡3、父・Noble Mission、母・Reunited、母父・Dixie Union
調教師:Claude McGaughey III、騎手:John R Velazquez

・Vino Rossoが逃げ、Code Of Honorは4番手を追走。直線はこの2頭の大接戦となり、Vino Rossoが逃げ切るも、審議が入り、結果は2着入線のCode Of Honorが繰り上がりとなり1着。

・以下の下の動画が非常にわかりやすく、内のVino Rossoが外のCode Of Honorに数回、馬体を寄せてタックルにいっているように見え、これが問題視された模様。

・今回の勝利で通算9戦5勝、G1は2勝目重賞4勝目。ケンタッキーダービー2着の後、一息入れて臨んだドワイヤーSを勝利してからこれで一気に3連勝。

 1着:[2019/09/28]ジョッキークラブゴールドカップS(米G1・ダ10f・ベルモントパーク)
 1着:[2019/08/24]トラヴァーズS(米G1・ダ10f・サラトガ)

 1着:[2019/07/06]ドワイヤーS(米G3・ダ8f・ベルモントパーク)
 1着:[2019/03/02]ファウンテンオブユースS(米G2・ダ8.5f・ガルフストリームパーク)

・父のNoble Missionは2009年英国産のGalileo産駒。現役時は英チャンピオンS、サンクルー大賞、タタソールズゴールドCの3つのG1を含む重賞6勝。Frankelの1歳下の全弟で、オーナーの意向で兄とカブらないようアメリカで種牡馬入り。現3歳がファーストクロップで現在、本馬とSpanish Mission(英G3-バーレーントロフィー)の2頭が重賞勝ち。尚、Spanish Missionは今年新設された米3歳芝3冠「Turf Trinity」の3戦目・ジョッキークラブダービー招待S(Black Type)を先日制覇。

・母のReunitedは米G3-サラブレッドクラブオブアメリカSの勝ち馬。従姉に京都金杯の勝ち馬・ライブコンサート。

2着(1着入線から降着):Vino Rosso

牡4、父・Curlin、母・Mythical Bride、母父・Street Cry
調教師:Todd Pletcher、騎手:Irad Ortiz Jr

3着:Tacitus(1着入線馬との着差:4馬身)

牡3、父・Tapit、母・Close Hatches、母父・First Defence
調教師:William Mott、騎手:Jose L Ortiz

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/258/belmont-park/2019-09-28/741341

Vosburgh Stakes(G1・ダ6f・3歳以上・ベルモントパーク競馬場)

・1940年創設。レース名は様々な競馬主催者の公式ハンディキャッパーを務めた競馬史研究家のWalter S. Vosburghより。2002年までは7f、2003年は6.5f、2004年以降は6fにて施行。過去の主な勝ち馬にBold Ruler(1957年)、Dr. Fager(1967,1968年)、Forego(1974年)、Ghostzapper(2003年)、ヘニーヒューズ(2006年)など。

1着:Imperial Hint

牡6、父・Imperialism、母・Royal Hint、母父・Lahint
調教師:Luis Carvajal Jr、騎手:Javier Castellano

・Imperial Hintがハナを切り、そのまま先頭で直線に。これに外からFirenze Fireが迫り、いったん完全に先頭に立つも、内からImperial Hintが粘り腰を発揮。最後はハナ差、差し返して1着。

・今回の勝利で通算23戦14勝、G1は4勝目重賞7勝目。ヴォスバーグSは昨年に続き連覇達成。一昨年は2着、昨年は3着といずれもRoy Hに敗れているBCスプリントが今後の目標となるが、Roy Hは今年1/19以降、レースに出ておらず臨戦過程に不安が残る状況。ラドブロークスでは現在、MitoleがBCスプリントでは1番人気になっているが、前々走で本馬は実際にMitoleを降しており、かなりチャンスのある立場として本番を迎えられそうな情勢。

 1着:[2019/09/28]ヴォスバーグS(米G1・ダ6f・ベルモントパーク)
 1着:[2019/07/20]アルフレッドG.ヴァンダービルトH(米G1・ダ6f・サラトガ)
 1着:[2018/09/29]ヴォスバーグS(米G1・ダ6f・ベルモントパーク)
 1着:[2018/07/28]アルフレッドG.ヴァンダービルトH(米G1・ダ6f・サラトガ)

 1着:[2018/06/08]トゥルーノースS(米G2・ダ6.5f・ベルモントパーク)
 1着:[2017/07/01]スマイルスプリントS(米G3・ダ6f・ガルフストリームパーク)
 1着:[2017/02/18]ジェネラルジョージS(米G3・ダ7f・ローレルパーク)

・父のImperialismは2001年米国産のLangfuhr(その父・Danzig)産駒。現役時は米G2-パットオブライエンS、米G2-サンラファエルS、米G2-サンヴィンセントSに勝利。本馬が代表産駒になる。

2着:Firenze Fire(ハナ差)

牡4、父・Poseidon’s Warrior、母・My Every Wish、母父・Langfuhr
調教師:Jason Servis、騎手:Irad Ortiz Jr

3着:Brown Buckeye(勝ち馬との着差:9馬身3/4)

せん5、父・Big Brown、母・Prizes、母父・Prized
調教師:Anthony T Quartarolo、騎手:Jose A Bracho

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/258/belmont-park/2019-09-28/741343

Awesome Again Stakes(G1・ダ1m1f・3歳以上・サンタアニタ競馬場)

・1982年にグッドウッドHとして創設。以後、数度の名称変更を経て2012年より現在のレース名に改称。ここを勝って同年のBCクラシックを制した馬にTiznow(2000年)、Pleasantly Perfect(2003年)、Mucho Macho Man(2013年)、Accelerate(2018年)がいる。

1着:Mongolian Groom

せん4、父・Hightail、母・Bourbonesque、母父・Dynaformer
調教師:Enebish Ganbat、騎手:Abel Cedillo

・1角を先頭で回ったMongolian Groomが逃げる形となり、人気のMcKinzieはこれを外から見る形で好位追走。4角手前でMcKinzieがほぼMongolian Groomに並びかけ、直線抜け出すかと思われたが、伸びを欠き、逆に突き離される展開となり、Mongolian Groomが1着。

・今回の勝利で通算16戦3勝、重賞初制覇。これまで重賞では3→5→4→6→2→3→5着と大崩れはしていなかった馬だが、今回あっと言わせる逃げ切り勝ち。

 1着:[2019/09/28]オーサムアゲインS(米G1・ダ9f・サンタアニタ)

・父のHightailは2010年米国産のMineshaft産駒。現役時は2歳時だけ稼働し10戦1勝。未勝利の身で臨んだ、BCジュヴェナイルスプリント(Listed・ダ6f)を最低人気で制覇したのが唯一の勝ち鞍。尚、BCジュヴェナイルスプリントは2011年と2012年の2回しか行われず、廃止されたレース。

2着:McKinzie(2馬身1/4差)

牡4、父・Street Sense、母・Runway Model、母父・Petionville
調教師:Bob Baffert、騎手:Mike E Smith

・これで今年は6戦して2勝、2着4回。依然としてBCクラシックの有力馬ではあるが、物足りなさが残る2着だった印象。

3着:Higher Power(勝ち馬との着差:7馬身半)

牡4、父・Medaglia d’Oro、母・Alternate、母父・Seattle Slew
調教師:John W Sadler、騎手:Flavien Prat

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/257/santa-anita/2019-09-29/741351

Rodeo Drive Stakes(G1・芝1m2f・3歳以上牝馬・サンタアニタ競馬場)

・1977年創設の牝馬限定の芝のG1レース。イエローリボンS、イエローリボン招待Sとして過去に施行されていたが、オークツリー競馬協会との契約解除に伴い、2012年より現在のレース名に改称(オーサムアゲインSも同年に改称されているが同じ理由による)。

1着:Mirth

牝4、父・Colonel John、母・Di’s Delight、母父・フレンチデピュティ
調教師:Philip D’Amato、騎手:Mike E Smith

・Mirthがハナを切り、そのまま快調に逃げ切り勝ち。

・今回の勝利で通算16戦5勝、重賞初制覇(重賞出走自体、今回が初)。米芝牝馬路線はSistercharlie、Rushing Fallが非常に強く、欧州からもIridessa、Magic Wand、Hermosaらが臨んでくると思われる、BCフィリー&メアターフは、まだこの馬にとっては明らかに敷居が高い印象。

 1着:[2019/09/28]ロデオドライブS(米G1・芝10f・サンタアニタ)

・父のColonel Johnは2005年米国産のTiznow産駒。現役時は15戦6勝、トラヴァーズS(ダ10f)、サンタアニタダービー(AW9f)の2つのG1を含む重賞3勝。主な産駒にクイーンエリザベス2世チャレンジカップS(芝9f)など重賞4勝のLa Coronel。尚、La Coronelは昨年11月のファシグティプトン社11月セールにて、ケイアイファームが150万ドルで購買済で、「母が米芝G1馬のロードカナロア産駒」が数年後にデビューする可能性がある。

2着:Beau Recall(1馬身1/4差)

牝5、父・Sir Prancealot、母・Greta D’Argent、母父・Great Commotion
調教師:Brad H Cox、騎手:Drayden Van Dyke

3着:Elysea’s World(勝ち馬との着差:1馬身半)

牝6、父・Champs Elysees、母・Ideal World、母父・Singspiel
調教師:Richard Baltas、騎手:Flavien Prat

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/257/santa-anita/2019-09-29/741352

Beldame Stakes(G2・ダ1m1f・3歳以上牝馬・ベルモントパーク競馬場)

・1939年創設。今年からG2へ降格。Beldameは1901年産まれの牝馬で31戦17勝、1904年の米年度代表馬にもなった名牝。

1着:Midnight Bisou

牝4、父・Midnight Lute、母・Diva Delite、母父・Repent
調教師:Steven Asmussen、騎手:John R Velazquez

・終始逃げ馬の直後に位置していたMidnight Bisouが無理なく先頭で直線を迎えると、外から迫ったWow Catを問題なく突き離し完勝。

・今回の勝利で通算18戦12勝、重賞12勝目(初勝利が重賞)。これで今年は負け無しの7連勝。BCディスタフの大本命馬で、先日のアラバマSを勝ったDunbar Road、パーソナルエンスンSでハナ差2着だったElateあたりが対抗格になるが、まともならこの馬の相手ではない印象。

 1着:[2019/09/28]ベルデイムS(米G2・ダ9f・ベルモントパーク)
 1着:[2019/08/24]パーソナルエンスンS(米G1・ダ9f・サラトガ)
 1着:[2019/07/20]モリーピッチャーS(米G3・ダ8.5f・モンマスパーク)
 1着:[2019/06/08]オグデンフィップスS(米G1・ダ8.5f・ベルモントパーク)
 1着:[2019/04/14]アップルブラッサムH(米G1・ダ8.5f・オークローンパーク)

 1着:[2019/03/16]アゼリS(米G2・ダ8.5f・オークローンパーク)
 1着:[2019/01/27]ヒューストンレディースクラシックS(米G3・ダ8.5f・サムヒューストン)
 1着:[2018/09/22]コティリオンS(米G1・ダ8.5f・パークス)
 1着:[2018/06/30]マザーグースS(米G2・ダ8.5f・ベルモントパーク)
 1着:[2018/04/08]サンタアニタオークス(米G1・ダ8.5f・サンタアニタ)
 1着:[2018/03/03]サンタイザベルS(米G3・ダ8.5f・サンタアニタ)
 1着:[2018/01/07]サンタイネスS(米G2・ダ7f・サンタアニタ)

・父のMidnight Luteは2003年米国産のReal Quiet産駒で、現役時はBob Baffert師に管理され、BCスプリント(2勝)、フォアゴーSの3つのG1を含む、ダ6fから7fの重賞を4勝。本馬以外の主な産駒にMidnight Lucky(エイコーンS、ヒューマナディスタフS)。

・母のDiva DeliteはG3-フロリダオークスの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/258/belmont-park/2019-09-28/741345