アルシバイアディーズS・レース結果+凱旋門賞ウイークエンド、サンチャリオットS・ミニ展望

米ケンタッキー州のキーンランド競馬場にて行われた、2歳牝馬G1-アルシバイアディーズSのレース結果と動画をお届けする。合わせて今週末の凱旋門賞ウイークエンド初日・2日目および英ニューマーケット競馬場にて行われる牝馬限定G1-サンチャリオットSのミニ展望をお届けする。

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Darley Alcibiades Stakes(G1・ダ8.5f・2歳牝馬)

・1952年創設の2歳牝馬G1。レース名の由来となったAlcibiadesは1927年産まれの牝馬で、ケンタッキーオークスなどに勝ち、米2歳牝馬チャンピオン(1929年)、米3歳牝馬チャンピオン(1930年)に輝いた名牝。繁殖入り後も1937年の米2歳チャンピオン・Menowらを輩出。

1着:British Idiom

牝2、父・Flashback、母・Rose And Shine、母父・Mr Sekiguchi
調教師:Brad H Cox、騎手:Javier Castellano

・好位追走のBritish Idiomが3角過ぎから外からまくり気味に上昇。4角では先頭に並びかけると、直線一気に弾けて独走。2着に6馬身半差をつける快勝劇を演じている。

・今回の勝利で通算2戦2勝。8/15のサラトガでのデビュー戦(6f)を勝ち、ここへ臨んでいた。BCジュヴェナイルフィリーズはBastがデルマーデビュータントS、シャンデリアSを連勝し最有力馬となっていたが、今回の圧勝でこれに対抗する存在に堂々と名乗りをあげたといえそうである。

 1着:[2019/09/04]アルシバイアディーズS(米G1・ダ8.5f・キーンランド)

・父のFlashbackは2010年米国産のTapit産駒。現役時は7戦2勝、デビュー2戦目にG2-ロバートB.ルイスS(ダ8.5f)に勝利。その後、重賞で2,2,4,3着。現2歳はセカンドクロップになるが、本馬が初の重賞勝ち馬。今年の種付料は3500ドル。

・母のRose And Shineは19戦3勝。Black Typeのレースを2勝しているが、重賞は未出走。Mr Sekiguchi産駒ではこの馬が目下の稼ぎ頭となる。

・母父のMr Sekiguchiは2003年米国産のStorm Cat産駒。名前の通り、「フサイチ」の関口房朗氏の持ち馬で、Summer Squall(プリークネスSなど)、A. P. Indy(BCクラシック、ベルモントSなど)を伯父に持つ良血馬。2004年のキーンランドセプテンバー1歳馬セールにて800万ドルで購買された馬で、現役時は4戦2勝、2着2回。父としてもBMSとしてもこれまでに活躍馬は出していない。

2着:Perfect Alibi(6馬身半差)

牝2、父・Sky Mesa、母・No Use Denying、母父・Maria’s Mon
調教師:Mark Casse、騎手:Jose L Ortiz

3着:Alandra(勝ち馬との着差:9馬身半差)

牝2、父・Blame、母・Altesse、母父・A.P. Indy
調教師:Claude McGaughey III、騎手:Joel Rosario

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/301/keeneland/2019-10-04/741655

現地時間10/5(土)に行われる凱旋門賞ウイークエンド初日、サンチャリオットS・ミニ展望

サンチャリオットS(G1・1m・ニューマーケット)

・前走G1-メイトロンS(1m)の勝ち馬、Iridessa、メイトロンS2着の今年の英愛1000ギニー馬・Hermosa、前走G1-ファルマスS(1m)の勝ち馬、Veracious、6つのG1を勝っている実績馬・Laurens、休み明けの前走G3-アタランタS(1m)を勝ってここへ臨む、Lavender’s Blueなど、上位人気数頭が争覇圏内にいると思われる大混戦レース。

カドラン賞(G1・4000m・パリロンシャン)

・Farhh産駒・Dee Ex Beeが1番人気。3走連続でStradivariusの2着が続いているが、Stradivariusがいないここなら本命視されて当然の実績馬。Frankel産駒・Call The Windが昨年に続く連覇を狙うが、昨年の当レース以降、5戦して未勝利なのがどうか。

ロワイヤリュー賞(G1・2800m・パリロンシャン)

・目下重賞3連勝中のRedoute’s Choice産駒・Enbihaarが1番人気。前走の英G2-パークヒルSは最後方追走から一気に差し切る強い内容で、初のG1制覇に向けて機は熟している印象。フランス調教馬では前走ヴェルメイユ賞で2着と好走したDawn Approach産駒・Musis Amicaが人気を集めている。

ドラール賞(G2・2000m・パリロンシャン)

・ゴドルフィンのGalileo産駒・Line of Dutyが1番人気。ジャックルマロワ賞、ムーランドロンシャン賞と近2走でマイルG1を連続3着と実績的にはここでは抜けた存在。5連勝中のフランス調教馬・Skalletiが離れた2番人気。

ダニエルウィルデンシュタイン賞(G2・1600m・パリロンシャン)

・昨年の仏2000ギニー馬、Olmedoが1番人気。前々走の仏G3-ゴントービロン賞で仏2000ギニー以来、久々の勝利をあげると、前走の仏G1-ムーランドロンシャン賞では勝ったCircus Maximusから1馬身半差の4着と健闘。

ショードネイ賞(G2・3000m・パリロンシャン)

・ロイヤルアスコットの英G2-クイーンズヴェースの勝ち馬、Dashing Willoughbyと、クイーンズヴェースでは4着だった仏G3-リューテス賞の勝ち馬、Moonlight Spirit、グロリアスグッドウッドの英G3-ゴードンSの勝ち馬、Nayef Roadらが人気。

現地時間10/6(日)に行われる凱旋門賞ウイークエンド2日目・ミニ展望

凱旋門賞(G1・2400m・パリロンシャン)

Enableの3連覇なるか、の一点に注目が集まるが最新のウィリアムヒルでのオッズは週の頭よりオッズが下がり1.61倍。以下、Japan(7.0倍)、Sottsass(8.0倍)、Ghaiyyath(13.0倍)、Magical(13.0倍)、Waldgeist(19.0倍)と続く人気。日本調教馬はフィエールマン(34.0倍)、ブラストワンピース(51.0倍)、キセキ(81.0倍)。

オペラ賞(G1・2000m・パリロンシャン)

・ディアドラが勝った8月のG1-ナッソーSで2着だったMehdaayihが1番人気。ナッソーS以降、レースを使われておらずここは約2カ月ぶりのレースとなる。同じJohn Gosden師の管理馬・Terebellumが2番人気で、前走仏G2-ノネット賞(2000m)を勝ちここへ臨む。

アベイドロンシャン賞(G1・1000m・パリロンシャン)

・前走ナンソープSを快勝したDark Angel産駒・Battaashが圧倒的な人気を集めている一戦。このレースは2017年にシャンティイで行われた際に2着に4馬身差をつけて制しているが、昨年は4着と苦杯を舐めているだけに、ここはきっちりモノにしたいところ。

フォレ賞(G1・1400m・パリロンシャン)

・Siyouni産駒・City Lightが1番人気。ロイヤルアスコットでのダイヤモンドジュビリーSでBlue Pointの9着と敗れた後、目下2連勝中。英G2-パークS(7f)を勝ってここへ臨むSir Dancealot、昨年の勝ち馬・One Masterらが対抗格の評価。

マルセルブサック賞(G1・1600m・パリロンシャン)

・注目のディープインパクト産駒・Savarinが武豊を鞍上に据えて臨む一戦。前走のG3-オマール賞(1600m)は勝つには勝ったが、RPR(レーシングポストレーティング)は100の評価。1番人気が見込まれるAlbignaは既に107(6f)をマークしており、Savarinはパリロンシャンのマイルを既に勝っているアドバンテージを活かせるか。

ジャンリュックラガルデール賞(G1・1600m・パリロンシャン)

・デビュー2連勝中のShamardal産駒・Victor Ludorumが1番人気。A Fabre師の管理馬でゴドルフィンの馬。「ゴドルフィン」+「Shamardal産駒の2歳馬」はPinatubo、Earthlightが共に負けなしの快進撃中で大旋風を巻き起こしているのはご承知の通り。この流れにもう1頭、加わることが出来るか。