ロイヤルアスコット特集【5】名勝負!昨年の最優秀ステイヤーVS初G1勝ちを狙う長距離の鬼

英国らしい鈍色の空のもと開催されたロイヤルアスコット3日目。ゴールドカップデーは女性が髪飾りではなく必ず帽子を着用するのがお決まりで、各自、気合いの入った帽子を披露し、競馬観戦を楽しんでいた。名勝負となったゴールドカップをはじめ、3日目のダイジェストをお届けする。

1R・ノーフォークステークス(G2)2歳、芝直線5F

クールモアのSioux Nationが2つに割れた馬群の内側から抜け出して1着。人気のMcErinは積極的に外側の馬郡にて前々でレースを進めたが最後、力尽きる形で敗れる。Sioux Nationはこれで5戦2勝。父・Scat Daddyはヨハネスブルグ産駒で2006年のG1-シャンペンS、2007年のG1-フロリダダービーの勝ち馬。母父・Oasis DreamはGreen Desert産駒。

父・Scat Daddy、母・Dream The Blues、母父・Oasis Dream

2R・ハンプトンコートステークス(G3)3歳、芝10F

ゴドルフィンの英ダービー5着馬・Benbatlが人気に応えて勝利。2着はクールモアのOrderofthegarter。母・Nahrainは2011年のG1-オペラ賞(FR芝2000)、2012年のG1-フラワーボウル招待S(USA芝10.0F)の勝ち馬。祖母・Bahrは英重賞2勝。

父・Dubawi、母・Nahrain、母父・Selkirk

1着:2017ハンプトンコートステークス(G3) GB芝10.0F
2着:2017ダンテステークス(G2) GB芝1m2F88y
5着:2017英ダービー(G1) GB芝12F6y

3R・リブルスデールステークス(G2)3歳牝馬、芝12F

O・ペリエの仕掛けのタイミングが絶妙で、最後の最後に外から差し切る形でCoronetが優勝。Coronetの従弟にレッドエルディスト(2016年のG2-青葉賞2着、同年のG2-神戸新聞杯3着)がいる他、伯父のAussie Rulesは2006年のG1-仏2000ギニー、同年のG1-シャドウェルターフマイルSの勝ち馬。

父・Dubawi、母・Approach、母父・Darshaan

1着:2017リブルスデールステークス(G2) GB芝12.0F
3着:2017サンタラリ賞(G1) FR芝2000
5着:2017英オークス(G1) GB芝1m4f10y

4R・ゴールドカップ(G1)4歳以上、芝20F

非常に見応えのある名勝負となり、最内で逃げ込みを図ろうとするBig Orangeを、大外から人気のOrder Of St GeorgeがR・ムーアの叱咤に応えて猛追する形。脚色的には完全に外のOrder Of St Georgeだったが、2頭が並んだところでBig Orangeが粘りを見せ、短頭差で凌ぎきって勝利。

Big OrangeはG1初制覇。従弟に日本でも走ったRed Cadeaux(2012年のG1-香港ヴァーズの勝ち馬)がいる。伯父のMilitary Attackも香港、シンガポールなどでG1を4勝。父・Duke Of Marmaladeはデインヒル産駒で4歳時にG1を5連勝した馬。

父・Duke Of Marmalade、母・Miss Brown To You、母父・Fasliyev

1着:2017ゴールドカップ(G1) GB芝20.0F
1着:2016グッドウッドカップ(G2) GB芝2miles
1着:2016プリンセスオブウェールズステークス(G2) GB芝12.0F
1着:2015グッドウッドカップ(G2) GB芝2miles
1着:2015プリンセスオブウェールズステークス(G2) GB芝12.0F
1着:2017ヘンリー2世ステークス(G3) GB芝2m50y

・明日4日目は3Rのコモンウェルスカップ(G1)に登場する5戦5勝のCaravaggioの走りにまず注目。続いて4Rのコロネーションステークス(G1)では、英愛1000ギニーを連勝中のWinterと仏1000ギニーの勝ち馬・Precieuseの欧州3歳牝馬マイル路線の頂上対決が見どころになる。