ロイヤルアスコット特集【6】快速馬・Caravaggio。無傷の6連勝は達成されたのか?

今日のアスコットも天気は曇り。Winter、Caravaggioの有力馬の登場やディープインパクト産駒の登場もあり、面白い一日となった。開催4日目のダイジェストをお届けする。

1R・アルバニーステークス(G3)2歳牝馬、芝直線6F

フランス調教馬・Different Leagueが1着。人気のAlpha Centauriは2着。父・Dabirsimはハットトリック産駒で2011年のカルティエ賞最優秀2歳牡馬、同年のG1-モルニ賞、同年のG1-ジャン・リュック・ラガルデール賞の勝ち馬。現2歳世代がファーストクロップで本馬の勝利は父・Dabirsimにとって、幸先の良いものになるだろう。

父・Dabirsim、母・Danseuse Corse、母父・Danehill Dancer

2R・キングエドワード7世ステークス(G2)3歳牡馬・せん馬、芝12F

英ダービー10着からここへ臨んでいたPermianが内から力強く抜け出して1着。父のTeofiloは2006年のカルティエ賞最優秀2歳牡馬で2歳時に5戦5勝。そのまま脚部不安で引退したGalileo産駒。本馬の祖母はあのMiesque(G1を10勝)の全妹という超良血。

父・Teofilo、母・Tessa Reef、母父・Mark of Esteem

1着:2017キングエドワード7世ステークス(G2) GB芝12.0F
1着:2017ダンテステークス(G2) GB芝1m2f56y

3R・コモンウェルスカップ(G1)3歳、芝6F

圧倒的1人気のCaravaggioが非常に苦しいレースを強いられ、直線は蓋をされ外に持ち出すことが出来ず、仕方なく馬群に突っ込む選択をR・ムーアがしたが、問答無用の末脚を発揮し、1着。これで6戦6勝。父のScat Daddyは初日のキングズスタンドステークス(G1)を勝ったLady Aureliaも輩出。既に一昨年に亡くなっているが、この馬が後継種牡馬の有力候補なのではないか。

父・Scat Daddy、母・Mekko Hokte、母父・Holy Bull

1着:2017コモンウェルスカップ(G1) GB芝6.0F
1着:2016フェニックスS(G1) IRE芝6.0F
1着:2016コヴェントリーS(G2) GB芝6.0F
1着:2017ラッケンS(G3) IRE芝6.0F

4R・コロネーションステークス(G1)3歳牝馬、芝8F

クールモアのWinterが早めに抜け出してバテることなく、そのまま押し切る横綱相撲で圧勝。これでG1レース3連勝となったが、全て2着馬に2馬身以上の差をつける完勝。今日の勝利でこの世代の牝馬マイル路線を完全に制圧したといえよう。4代母・Ancient Regimeは1980年のG1-モルニ賞の勝ち馬で、マイネルフロスト(2014年のG3-毎日杯の勝ち馬)の3代母でもある。

父・Galileo、母・Laddies Poker Two、母父・Choisir

1着:2017コロネーションステークス(G1) GB芝8.0F
1着:2017英1000ギニーステークス(G1) GB芝8.0F
1着:2017アイリッシュ1000ギニー(G1) IRE芝8.0F

5R・クイーンズヴェース(G2)3歳、芝14F

ディープインパクト産駒が2頭(明日出走のSeptemberの兄で母・Peeping FawnのWisconsinと母・ケイアイガーベラのFierce Impact)出走し、注目を集めたが13頭立ての12着、13着と敗れる。勝ったのはStradivariusでこれが重賞初制覇。3代母・Pawneeseは1976年のG1-キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、同年のG1-英オークス、同年のG1-仏オークスの勝ち馬。

父・Sea The Stars、母・Private Life、母父・Bering

※明日のロイヤルアスコット最終日の注目は1RのChesham Stakes(2歳、7F)。父・ディープインパクト、母・Peeping Fawnの2歳牝馬、1戦1勝のSeptember(セプテンバー)がR・ムーア騎乗で出走。英ブックメーカーのPADDYPOWERの現在の単オッズは2.20倍。

※September(セプテンバー)はクールモアの所有馬でエイダン・オブライエン厩舎所属。母は2007年のカルティエ賞最優秀3歳牝馬でG1を4勝。母を日本へもってきてディープインパクトを交配して産まれた馬。